「ワイワイビーチって、ウミガメに会えるって聞いたけど、どこにあって、どう行けばいいの?」──宮古島の旅程を組んでいると、こんな疑問にぶつかる人は多いはずです。有名な与那覇前浜や吉野海岸と比べると情報が少なく、駐車場やトイレの有無、泳いでいい場所なのかどうかが見えにくい浜です。
先に結論をお伝えすると、ワイワイビーチは宮古島の南海岸、保良漁港のとなりにある砂底の人工ビーチで、宮古空港から車で約14分。駐車場から浜までは歩いてすぐで、トイレとシャワーもそろっています。ウミガメの目撃情報が多く、とくに満潮の時間帯に岸近くの浅場で見かけやすいと紹介されています。一方で、潮の流れが強くなることがあり、初心者はガイドツアーの利用がすすめられている浜でもあります。
この記事では、空港からのルート、駐車場に着いてからの動き方、ウミガメに会うための潮の読み方、泳ぐ前に押さえたい安全の線引き、そして前後の回り方までを、公開情報を突き合わせて整理しました。現地で迷わず、ウミガメにも負担をかけない段取りを一緒に組み立てていきましょう。
・ワイワイビーチの場所と、宮古空港から車で約14分のルートの組み方
・駐車場・トイレ・シャワー・東屋など現地設備と着いてからの段取り
・ウミガメに会いやすい「満潮」の狙い方と、触らない・追わない観察マナー
・潮の流れに備える安全の線引きと、子連れ・初心者別の過ごし方
ワイワイビーチはどんな浜?宮古島南海岸の人工ビーチを3つの特徴で知る

正体は保良漁港のとなりにある砂底の人工ビーチ
ワイワイビーチは、宮古島の南海岸、保良漁港に隣接してつくられた人工ビーチです。上野ドイツ文化村の近くにあり、自然の入り江をそのまま使った浜ではなく、人の手で整備された浜だという点がまず押さえたい特徴です。
人工ビーチと聞くと「海がきれいじゃなさそう」と思うかもしれませんが、紹介記事ではコバルトブルーの海と表現されており、海底は砂底です。湾の形が波を和らげるため、海面は穏やかなことが多いとされています。砂底の浜は、サンゴ礁が広がる浜と比べて足元のサンゴを踏んでしまう心配が少なく、海に入るときの心理的なハードルが下がります。
実用面のコツとしては、地図アプリで検索するときに「ワイワイビーチ」だけでなく「保良漁港」もあわせて確認しておくことです。漁港と浜が隣り合っているため、漁港の位置がわかれば到着間際に迷いにくくなります。漁港は漁業者の仕事場なので、作業スペースや船の出入りを妨げる場所に車を停めたり、岸壁から海に入ったりしないようにしましょう。
注目される理由はウミガメとの遭遇率の高さ
この浜が旅行者に知られるようになった一番の理由は、ウミガメに会える可能性が高いことです。宮古島の観光案内サイトでは、砂底の近くにウミガメの巣があり、遭遇率が高い浜として紹介されています。別の紹介記事でも「この浜の一番の魅力はウミガメに出会える可能性の高さ」と書かれています。
背景には、浅い砂地とその周辺にウミガメが餌を求めて寄ってくる環境があると考えられます。シュノーケリングツアーの会社が新城海岸や中の島ビーチと並んで、この浜を候補の一つにしているのもそのためです。ウミガメ以外にも、小魚やクマノミが見られると紹介されています。
ただし、野生の生き物なので「必ず会える」わけではありません。行った日にたまたま姿を見せないことも普通にあります。旅程の中で「ウミガメを見ること」だけを目的にしてワイワイビーチ一本に絞るより、南海岸ドライブの立ち寄り先の一つとして組み込み、会えたらラッキーくらいの気持ちで向かうほうが、旅全体の満足度は安定します。
有名ビーチより人が少なく、静かに過ごせる
ワイワイビーチは、比較的人が少ない静かな浜として紹介されています。与那覇前浜や砂山ビーチのように観光ガイドの表紙を飾る浜ではないため、団体客でにぎわう時間帯が少ないのが特徴です。
その一方で、ウミガメ目当てのシュノーケリングツアーが利用することがあるため、ツアーが入っている時間帯だけ人が増える、という波があると考えておくとよいでしょう。ツアーの集合時間に重なると、駐車場や浜の入口付近が一時的に混み合う可能性があります。
静かに過ごしたい人は、ツアーが動き出す前後を外して到着時刻を調整するのが実用的なコツです。ただし、ウミガメを見たい場合は後で紹介する「満潮の前後」が狙い目になるため、静けさを優先するか、ウミガメを優先するかを先に決めておくと、当日の行動に迷いがなくなります。
| 比較項目 | 宮古島観光サイト(miyako-tour) | 宮古島紹介サイト(myakuzumi) | 旅行プラットフォーム(Wanderlog) |
|---|---|---|---|
| 浜の種類 | 人工ビーチ | 保良漁港となりの静かな人工ビーチ | 人工ビーチ・砂底 |
| ウミガメ | 高い確率で見られる | 満潮時に岸近くで見かけやすい | 巣が近く遭遇率が高い |
| 設備 | 東屋・広場・子ども向け遊具 | トイレ・シャワー | 記載なし |
| アクセス | 宮古空港から車で約14分 | 駐車場から浜まで歩いてすぐ | 記載なし |
| 注意点 | 記載なし | 流れが強くなることがある・初心者はツアー推奨 | 記載なし |
| 利用時間・入場 | 記載なし | 記載なし | 24時間・入場無料 |
※石垣島旅の教科書調べ(2026年10月時点)。各サイトの公開情報を項目ごとに突き合わせたもので、当サイトによる現地での実測ではありません。
宮古空港から約14分、迷わずに着くルートは?
宮古空港からは車で約14分、レンタカーが前提の浜
ワイワイビーチへは、宮古空港から車で約14分です。空港から南東方向へ走り、島の南海岸に出るイメージで向かいます。宮古島の中心部である平良の市街地とは反対側に位置するため、ホテルが平良周辺の人は空港を経由する分だけ距離が延びると考えておきましょう。
移動手段はレンタカーが基本です。宮古島の路線バスは本数が限られ、土日運休の路線もあるため、南海岸の小さな浜にピンポイントで行く手段としては使いにくいのが現実です。タクシーで向かうこともできますが、浜の周辺で帰りの車をつかまえるのは難しいため、帰りの迎えをどうするかを先に決めておく必要があります。
実用的なコツは、空港でレンタカーを受け取ったその足で立ち寄るか、帰りの便の前に寄るプランです。空港から近いので、到着日・最終日の空き時間を埋める場所として相性がよく、日程の真ん中の貴重な丸一日を使わずに済みます。
| 住所 | 〒906-0203 沖縄県宮古島市上野962 |
| 営業時間 | 24時間(年中無休) |
| アクセス | 宮古空港から車で約14分 |
| 駐車場 | あり(駐車場から浜まで徒歩すぐ。台数・料金は公式記載なし) |
| 公式サイト | 公式サイト |

カーナビは「保良漁港」もセットで目印にする
ワイワイビーチは知名度が比較的低いため、カーナビによっては名称で検索してもヒットしない場合があります。そのときに頼りになるのが、となりにある保良漁港です。漁港と浜は隣接しているので、漁港を目的地に設定すれば、ほぼ同じ場所にたどり着けます。
スマホの地図アプリを使う場合は、事前に「ワイワイビーチ」と「保良漁港」の両方をお気に入りに登録しておくと安心です。南海岸の集落周辺は道が細く、似たような分岐が続くので、到着直前で迷うと狭い道でのUターンが増えてしまいます。
上野ドイツ文化村も近くにあるため、周辺の位置関係をつかむ目印として使えます。ただし、文化村の駐車場はその施設の利用者のためのものなので、ビーチ目的で停めるのは避けましょう。目的地に着いたら、浜の利用者向けの駐車場を使うのが基本です。
空港から浜までの段取りを3ステップで
当日の流れを、空港でレンタカーを受け取ってから浜に入るまでの3ステップにまとめます。慣れない島のドライブでも、この順番で準備しておけば現地で慌てずに済みます。
宮古空港でレンタカーを受け取り、目的地に「ワイワイビーチ」と「保良漁港」を両方登録
南海岸方面へ車で約14分。途中のコンビニやスーパーで飲み物を確保
漁港の作業スペースを避けて駐車し、歩いてすぐの浜へ
浜の周辺には売店が見当たらない前提で、飲み物は途中で用意しておくのが安全です。日差しの強い季節は、車内に置いた飲み物もすぐにぬるくなるため、小さめの保冷バッグがあると重宝します。
駐車場から浜まで、着いてから最初にやること

駐車場は浜のすぐそば、ただし台数や料金の公式情報は見当たらない
ワイワイビーチには駐車場があり、紹介記事では「駐車場からコバルトブルーの浜までは歩いてすぐ」と書かれています。荷物を抱えて長い距離を歩く必要がないのは、子連れや荷物の多い人にとって大きな利点です。
一方で、駐車台数や料金について、宮古島市などの公的な一次情報で確認できる記載は見つかりませんでした。紹介サイトの間でも台数を明記しているものはなく、現時点では「駐車場はあるが規模は現地で確認」というのが正確な理解です。
そのため、混雑しやすい時間帯に到着すると、空きを探して周辺をうろうろすることになりかねません。ウミガメ目当てのツアーが入る時間帯は、ツアー会社の車も停まることを想定しておきましょう。満車だった場合に漁港の岸壁や作業場に停めるのは、漁業者の迷惑になるうえトラブルのもとです。停める場所がなければ、先に別の南部スポットを回ってから戻ってくる柔軟さを持っておくと安心です。
トイレ・シャワー・東屋がそろうので着替えの段取りが組みやすい
ワイワイビーチには、トイレとシャワーがあると紹介されています。さらに、休憩できる東屋、広場、子どもが遊べる遊具も整備されているとされます。人工ビーチとして整備された浜らしく、自然の浜と比べて設備面の安心感があるのが特徴です。
宮古島の穴場ビーチには、トイレもシャワーもない浜が少なくありません。そうした浜では、水着を着たままホテルから出発し、帰りは車のシートを汚さないように工夫する必要がありますが、ワイワイビーチなら現地で着替えと砂落としがしやすくなります。
とはいえ、シャワーの水量や利用料、更衣スペースの有無は紹介記事に記載がありません。念のため、水着は宿で着てから出発し、帰りの着替えとタオル、砂を流すためのペットボトルの水を車に積んでおくと、設備が使えなかった場合にも困りません。東屋は日陰の確保に使えるので、休憩中の熱中症対策の拠点にもなります。
シャワーがある浜でも「水着は宿で着る・帰りの着替えは車に積む・砂落とし用の水を1本」の3点セットにしておくと、設備の状態に左右されずに動けます。レンタカーの足元に敷く大きめのビニール袋も、砂だらけの返却を防ぐ小さな工夫です。
失敗パターン:着替えを持たずに行き、濡れたまま次のスポットへ
よくある失敗が、「ちょっと寄るだけ」のつもりで着替えを持たずに行き、ウミガメの姿を見て思わず海に入ってしまうケースです。その結果、濡れた服のまま車に乗ることになり、シートが濡れて砂だらけになったうえ、次のスポットでも着替えができずに予定を切り上げることになります。
原因は、ワイワイビーチを「見るだけの立ち寄り先」として計画していたことです。空港から近く、南部ドライブの途中に寄れる浜なので、軽い気持ちで行きがちですが、目の前の浅場にウミガメがいると海に入りたくなるのは自然なことです。
対策はシンプルで、海に入る予定がなくても、水着・着替え・タオルを車に積んでおくことです。濡れ物を入れる袋も1枚あると、帰りの車内が快適になります。レンタカーは汚れがひどいと清掃料がかかる場合もあるため、各社の規定をレンタカー会社の公式サイトで確認しておくと安心です。
ウミガメに会える確率を上げるのは「満潮」と「距離」
満潮の前後が狙い目と言われる理由
ワイワイビーチでウミガメを見たいなら、満潮の時間帯を狙うのが基本です。紹介記事では「満潮時には岸近くの浅場を泳ぐ姿をよく見かける」とされています。
理由として考えられるのは、潮が満ちると浅い砂地にも十分な水深ができ、ウミガメが岸の近くまで入ってきやすくなることです。干潮時は浅場の水が引くため、ウミガメが沖寄りの深い場所にいることが多く、浜からは見つけにくくなります。
潮の時刻は日によって毎日ずれていくため、旅行の日程が決まったら、気象庁の潮位表で宮古島周辺の満潮時刻を確認しておきましょう。満潮時刻がわかれば、その前後に到着するように、ほかのスポットを回る順番を逆算できます。満潮が早朝や夕方になる日は、到着日・最終日のフライト時刻と組み合わせると無駄なく回れます。
ウミガメ狙いなら「満潮の前後に到着」「浜や浅場で静かに待つ」「見つけても触らず追わない」の3つだけ守れば十分です。干潮に当たった日は、景色と東屋での休憩を楽しむ日に切り替えましょう。
失敗パターン:干潮の昼に行ってウミガメが見つからない
ありがちな失敗は、「ウミガメが見られる浜」という情報だけを頼りに、昼過ぎの都合のいい時間に行ってしまうケースです。たまたま干潮に重なると、浅場の水が少なく、浜から見渡してもウミガメの姿が見当たらないまま帰ることになります。
原因は、ウミガメの出現が潮の満ち引きに左右されることを知らずに、時刻だけで計画を立てたことです。宮古島の旅行では、ビーチの順番を「移動距離」で決めがちですが、ウミガメ目当ての場合は「潮の時刻」を優先したほうが結果につながります。
対策は、前日の夜に潮位表で翌日の満潮時刻を確認し、その前後にワイワイビーチを置くように行程を組み直すことです。満潮が旅程と合わない日は、無理にウミガメにこだわらず、浜の景色や東屋での休憩を楽しむ日にして、ウミガメは別の日やガイドツアーに任せる、という割り切りも大切です。
ウミガメを驚かせない観察マナーと距離の取り方
ウミガメとの距離は「近ければ近いほどいい」わけではありません。人が近づきすぎると、ウミガメは逃げるために体力を使い、落ち着いて餌を食べたり休んだりできなくなります。何度も追いかけられた個体が浜に寄りつかなくなれば、これから訪れる人も見られなくなってしまいます。
この浜の近くにはウミガメの巣があると紹介されています。浜辺を歩くときも、砂浜に掘られた跡やロープで囲われた場所を見つけたら近づかないようにしましょう。夜間に浜で懐中電灯を照らしたり、砂を掘り返したりするのも避けたい行為です。
観察するときのコツは、浜や浅場で静かに待つことです。ウミガメは呼吸のために定期的に水面に顔を出すので、その瞬間を待つほうが、泳いで探し回るより自然な姿に出会えます。シュノーケリングをする場合は、足ひれで砂を巻き上げないようにゆっくり動き、ウミガメの上や正面に回り込まない位置をキープしましょう。
泳ぐ前に知っておきたい流れと安全の線引き
湾の中は穏やかでも、潮の流れが強くなることがある
ワイワイビーチは湾の形が波を和らげ、普段は穏やかな浜として紹介されています。一方で、同じ紹介記事の中で「流れが強くなることがある」とも明記されています。穏やかに見える日でも、潮の満ち引きのタイミングや風向きによって、沖へ向かう流れが生じることがあるということです。
海の流れは見た目ではわかりにくく、とくに浅場から一段深くなった場所や、漁港側の構造物の近くでは流れの向きが変わりやすいと考えておくべきです。足がつく浅い場所で遊んでいるつもりでも、少しずつ沖に運ばれていることに気づかない場合があります。
泳ぐ前には、浜に注意看板が出ていないかを確認し、その日の風向きや波の高さを天気予報でチェックしましょう。少しでも「今日は波が立っている」「流されている気がする」と感じたら、海に入らない判断をするのが一番の安全策です。
ワイワイビーチについて、監視員の配置や遊泳期間を明記した公的情報は確認できませんでした。泳げるかどうか・安全かどうかは当日の気象と海況で変わります。台風接近時や強風時は海に近づかないでください。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。
初心者はガイドツアーを使うのが公式な推奨ライン
紹介記事では、シュノーケリングの初心者は安全のためにガイドツアーへの参加がすすめられています。ツアーでは、その日の海況を見たうえでポイントを選び、ライフジャケットや器材の使い方を説明してくれるため、自力で海に入るより判断を誤りにくくなります。
ガイドツアーを使う最大の利点は、「入ってはいけない日」を判断してくれることです。旅行者は限られた日程の中で「せっかく来たから」と無理をしがちですが、地元の海を知るガイドは、流れの強さや風向きから中止や場所の変更を判断します。ツアー会社によっては、海況に応じてワイワイビーチ以外の浜に振り替えることもあります。
自分たちだけで海に入る場合でも、ライフジャケットは必ず着用し、単独では入らないこと、足のつく範囲から出ないことを最低限のルールにしましょう。宮古島では、水難事故で亡くなった人の多くがライフジャケットを着けていなかったとされています。

失敗パターン:ウミガメを追って沖へ出てしまう
ウミガメ目当ての浜ならではの失敗が、泳いでいくウミガメを夢中で追いかけ、気づいたら足のつかない沖に出ていた、というケースです。顔を水につけたまま泳いでいると、自分がどれだけ岸から離れたかがわかりにくく、引き返そうとしたときに流れに逆らって泳ぐことになります。
原因は、目の前のウミガメに意識が集中し、岸との距離や潮の流れを確認しなかったことです。ウミガメを追いかけること自体がマナー違反であり、同時に自分の安全も損なう行為になってしまいます。
対策は、海に入る前に「ここから先は行かない」という目印を岸側の景色で決めておくこと、数分ごとに顔を上げて岸との位置を確認すること、そしてウミガメが離れていったら追わないことです。万が一流された場合は、岸に向かってまっすぐ泳ごうとせず、流れに対して横方向に泳いで抜け出すのが基本とされています。海の事故を目撃したら、海上保安庁の緊急通報番号118番に連絡しましょう。
子連れ・初心者・写真目的で変わる過ごし方
子連れは遊具と東屋を拠点に、海は浅場だけ
子連れの家族にとって、ワイワイビーチは設備面で使いやすい浜です。休憩できる東屋、広場、子どもが遊べる遊具があると紹介されているため、海に入らない時間も子どもが退屈しにくい環境です。トイレとシャワーがあるのも、小さな子ども連れには心強いポイントです。
ただし、監視員がいる海水浴場として紹介されているわけではありません。子どもが海に入るときは、大人が必ずそばにつき、ライフジャケットを着けたうえで、足首から膝くらいまでの浅場で遊ぶのを基本にしましょう。砂底なので足元は比較的安全ですが、潮が満ちてくると水深は短時間で変わります。
日差しが強い島なので、東屋を拠点にして、海遊びと日陰での休憩を交互に挟むのがコツです。遊具で遊ぶ時間を入れると、海に長く入りすぎるのを防げます。帰りの車で子どもが寝てしまうことも多いので、着替えを済ませてから出発すると、ホテルに着いてからが楽になります。

「宮古島は海がきれいだから子ども連れでも楽しめるはず」。そう思って旅程を組み始めると、たいてい詰め込みすぎになります。宮古島は島内一周が約100km、ノンストッ…
泳ぎに自信がない人は「浜から見る」を基本にする
泳ぎに自信がない人や、シュノーケリングが初めての人は、無理に沖へ出る必要はありません。ワイワイビーチでは満潮時に岸近くの浅場でウミガメを見かけることがあると紹介されているため、浜から海面を眺めているだけでも、呼吸に上がってくる姿に出会える可能性があります。
実は、ウミガメを見るために必ずしも海に入る必要がないのが、この浜の意外と知られていない魅力です。シュノーケリングの準備に時間をかけるより、満潮の前後に浜や浅瀬で静かに待つほうが、ウミガメを驚かせずに済み、結果として落ち着いた姿を長く見られることもあります。人工ビーチで足元が整っているからこそ、こうした「待つ観察」がしやすいのです。
水に入る場合は、膝下くらいの浅場で、ライフジャケットを着て立ったまま水中をのぞく程度にとどめましょう。水中をしっかり見たい場合は、マスクとシュノーケルの使い方を事前に練習するか、ガイドツアーに参加するのが安全です。
写真目的なら「近づかない構図」を先に決めておく
ウミガメの写真を撮りたい人は、まず「近づかないで撮る」ことを前提に構図を考えましょう。浜から海面を撮るなら、青い海を背景に水面に顔を出した瞬間を狙う構図が、ウミガメに負担をかけずに撮れる方法です。
水中撮影をする場合も、ウミガメの正面や真上に回り込まず、横から少し離れた位置で、ウミガメが自分から近くを通るのを待つのが基本です。自撮り棒を伸ばして顔の前に差し出す撮り方は、ウミガメの進路をふさぐことになるため避けましょう。
以下に、目的別の過ごし方の向き・不向きをまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 宮古空港から車で約14分と近く、到着日・最終日に組み込みやすい トイレ・シャワー・東屋・遊具がそろい子連れでも過ごしやすい 砂底の人工ビーチで足元が整い、浜から待つ観察がしやすい 有名ビーチより人が少なく静か | 潮の流れが強くなることがあり、初心者はツアー推奨 駐車台数・料金の公的情報が見当たらない ウミガメは潮次第で、干潮時は見つけにくい 監視員や遊泳期間を明記した公的情報がない |
ワイワイビーチの前後に組み込む宮古島南部の回り方
空港に近いので到着日・最終日の「すき間」に最適
ワイワイビーチは宮古空港から車で約14分と近いため、到着日のチェックイン前や、最終日の帰りの便までのすき間時間に組み込みやすい浜です。宮古島は一周すると観光込みで丸一日かかる広さがあるので、空港近くの浜を移動日に回しておくと、中日を遠いエリアに使えます。
到着日に組み込む場合は、空港でレンタカーを受け取ってすぐに向かい、満潮の時間帯に合わせて浜で過ごしてからホテルへ向かう流れがスムーズです。最終日に組み込む場合は、シャワーで砂を落として着替えを済ませ、レンタカー返却とチェックインの時間から逆算して浜を出る時刻を決めておきましょう。
最終日の注意点は、海に入ったあとの片付けに思った以上に時間がかかることです。シャワーの順番待ちや、濡れた水着の片付け、車内の砂の掃除まで含めて、余裕を持って浜を離れることが、フライトに遅れないための最大のコツです。
南海岸ドライブの立ち寄り先として組み合わせる
ワイワイビーチは宮古島の南海岸にあるため、同じ南部エリアの景勝地と組み合わせて回るのが効率的です。近くには上野ドイツ文化村があり、東へ足を延ばせば吉野海岸や新城海岸、東平安名崎といった東海岸側のスポットにつながります。
南部を回るときのコツは、ウミガメ目当てのワイワイビーチを満潮に合わせて固定し、ほかのスポットをその前後に配置することです。景色を眺めるだけのスポットは潮の影響を受けにくいので、干潮の時間帯に回すと無駄がありません。
吉野海岸のように潮位によって海の表情が変わる浜とセットにする場合は、どちらを満潮に合わせるかを先に決めておきましょう。両方の満潮を狙うのは時間的に難しいので、その日の優先順位を決めて、もう一方は景色を楽しむ時間と割り切るのが現実的です。
雨の日や海況が悪い日はどう組み替える?
宮古島の天気は変わりやすく、旅行中に雨や強風に当たることも珍しくありません。海況が悪い日は、ワイワイビーチでの海遊びは見送り、天候が回復した日に組み替えるのが基本です。空港から近い浜なので、旅程の後半に予備日として残しておくと、天気に合わせて動かしやすくなります。
雨上がりの日は、雨水が流れ込んで海の透明度が下がることがあり、ウミガメを見つけにくくなる場合があります。せっかく行ってもがっかりしないように、雨の翌日は透明度を期待しすぎず、浜の散策や東屋での休憩を中心にするのがよいでしょう。
台風の接近時や強風の日は、海に入らないのはもちろん、浜や漁港の岸壁に近づくのも避けてください。高波が打ち寄せることがあり、浜辺にいるだけでも危険です。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。
ワイワイビーチは「満潮の時刻」で置き場所を決め、それ以外の南部スポットを前後に並べると行程がきれいに収まります。空港から近いので、天気が崩れた日の予備として旅程の後半に残しておくのも有効です。宮古島市の最新のお知らせは宮古島市公式サイトで確認できます。
まとめ
まずは旅行の日程が決まったら、気象庁の潮位表で宮古島周辺の満潮時刻を確認し、到着日か最終日のどこにワイワイビーチを置くかを決めてみてください。それだけで、ウミガメに会えるチャンスと旅程の余裕が同時に手に入ります。
※駐車場の規模や設備の状態、遊泳の可否は変わることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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