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石垣島フェリー時刻表|10月からの冬ダイヤで竹富18便・7島の最終便と運賃

石垣島フェリー時刻表|10月からの冬ダイヤで竹富18便・7島の最終便と運賃のアイキャッチ画像

「石垣島から竹富島や西表島へ渡りたいけれど、フェリーの時刻表がどこにまとまっているのかわからない」「2社あるらしいけれど、どちらに乗ればいいの?」。八重山の離島めぐりを計画し始めると、まず最初にぶつかるのがこの疑問です。

結論からお伝えすると、石垣島の離島フェリーはユーグレナ石垣港離島ターミナルから出る安栄観光と八重山観光フェリーの2社で、主要航路の運賃は2社とも同額です。竹富島なら2社合わせて石垣発が1日18便あり、時刻表を2社ぶん重ねて見るだけで待ち時間はぐっと短くなります。一方で、2026年10月1日から両社とも冬ダイヤに切り替わり、小浜島や西表島大原の最終便が早まるなど、夏の感覚のままだと帰りの船を逃しかねない変更も入っています。

この記事では、2026年9月24日時点で両社の公式サイト・公式PDFに掲載されている冬ダイヤ(10月〜)の時刻表と運賃を、島ごとに整理しました。乗船券の買い方、港ごとに違う支払い方法、欠航時の考え方まで、ターミナルで迷わない段取りをまとめています。

📌 この記事でわかること

・石垣島発フェリー2社の違いと、10月からの冬ダイヤの期間
・竹富島・小浜島・黒島・西表島・鳩間島・波照間島の時刻表と運賃
・WEB予約と窓口購入の違い、港ごとに異なる支払い方法
・最終便から逆算する帰りの段取りと、欠航時の考え方

目次

石垣島フェリー時刻表の全体像|2社・7航路・10月から冬ダイヤ

石垣島フェリー時刻表の全体像|2社・7航路・10月から冬ダイヤの解説画像

フェリー会社は安栄観光と八重山観光フェリーの2社

石垣島から八重山の離島へ向かう定期船は、安栄観光と八重山観光フェリーの2社が中心です。どちらもユーグレナ石垣港離島ターミナル内にカウンターを構えていて、同じターミナルから出航します。

2社が並んでいる理由は、それぞれが独立した定期航路の免許を持って運航しているからです。航路の顔ぶれは似ていますが、完全に同じではありません。八重山観光フェリーは竹富・小浜・黒島・西表大原・西表上原・鳩間・上原-鳩間の7航路を運航しています。安栄観光はこれに加えて波照間島航路を持ち、西表島大原発竹富島行きの離島間航路も運航しています。

ここで押さえたいのは、波照間島へ行くなら安栄観光一択という点です。八重山観光フェリーの航路一覧に波照間は入っていません。逆に竹富島・小浜島・西表島などは2社とも運航しているので、時刻が合う方を選べば十分です。

実務的なコツとして、2社の時刻表はそれぞれの公式サイトで別々に掲載されています。スマホで両方のページをブックマークしておき、「行きたい時間の前後にどちらの船があるか」を並べて見る習慣をつけると、ターミナルで迷う時間が減ります。

📍 安栄観光
住所 〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1番地 石垣港離島ターミナル内
電話番号 0980-83-0055
営業時間 06:00~19:00(台風時を除く)
アクセス 石垣港離島ターミナル内
公式サイト 公式サイト
大人片道の比較チャート(竹富島フェリー 970円・小浜島フェリー 1,720円・黒島フェリー 1,850円・離島間航路 2,320円)
大人片道の比較(石垣島旅の教科書調べ・各公式サイトより、2026年9月時点)
📍 八重山観光フェリー
住所 〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1番地 ユーグレナ石垣港離島ターミナル内
電話番号 0980-82-5010
アクセス 石垣港離島ターミナル内
公式サイト 公式サイト

冬ダイヤは10月1日スタート、終わりは2社で1か月ずれる

2026年の冬ダイヤは、2社とも10月1日から始まります。ただし終了日が違い、八重山観光フェリーは2027年2月28日まで、安栄観光は2027年3月31日までの時刻表として公開されています。

ダイヤが季節で変わるのは、夏と冬で観光客の流れや日没の時刻が変わるためです。安栄観光の夏ダイヤは2026年6月20日〜9月30日の期間で組まれていて、波照間島航路のように冬になると便数そのものが減る航路もあります。

注意したいのは、3月の旅行です。3月は八重山観光フェリーが次のダイヤに切り替わっている一方、安栄観光はまだ冬ダイヤのまま、というずれが生じます。どちらの公式PDFにも「期間内でも状況により運航時刻を変更する場合がございます」と書かれているので、旅行日が近づいたら必ず最新の時刻表を開き直してください。

ブログや旅行サイトに転載された時刻表は、夏ダイヤのまま更新されていないことがあります。見ている時刻表の「適用期間」が自分の旅行日を含んでいるかを、最初に確認するのが一番の近道です。

主要航路の運賃は2社とも同額

意外と知られていないのが、主要航路の運賃が2社でまったく同じという点です。2026年9月時点の公式運賃表では、石垣〜竹富の大人片道は2社とも970円、石垣〜小浜は1,720円、石垣〜西表島大原港は2,520円で揃っています。

運賃にはどちらも「燃料油価格変動調整金」が含まれています。燃料価格によって調整金が変わる仕組みなので、運賃表そのものが年に何度か改定されることがあります。八重山観光フェリーの公式ページには、過去の運賃表も並んで残っているので、最新の表を見ているかどうかに気をつけてください。

運賃が同じなら、選ぶ基準は「時刻」と「買い方」の2つだけです。行きは八重山観光フェリー、帰りは安栄観光というように、片道ずつ別会社で乗っても運賃面の損はほとんどありません。ただし往復割引は同じ会社の往復で効く仕組みなので、往復割引を狙うなら同じ会社で揃えるのが基本です。

📌 押さえておきたいポイント

主要航路の運賃は2社とも同額です。選ぶ基準は「乗りたい時刻に船があるか」と「WEBで買うか窓口で買うか」の2つだけ。波照間島だけは安栄観光しか運航していません。

当日の動き方としては、帰りの時刻が読めない日は片道ずつ買い、帰りの時刻が決まっている日は同じ会社で往復を押さえる、という使い分けがわかりやすいです。

のりばはユーグレナ石垣港離島ターミナル

全航路の発着点は、石垣市美崎町のユーグレナ石垣港離島ターミナルです。石垣市の公式ページによると、竹富島・西表島・黒島・小浜島・鳩間島と石垣島を結ぶ船が発着する旅客ターミナルで、浮き桟橋は4基、船舶運航会社は3社が入っています。

ターミナル内には各航路の乗船券売り場のほか、売店や食堂、銀行ATM1台、コインロッカー6ヶ所、200席の待合いロビーがあります。乗船前に飲み物やお弁当を買えるので、朝の早い便でも慌てずに済みます。

八重山観光フェリーの公式案内では、同社ののりばは3・4番乗り場です。安栄観光の船は別の桟橋から出ることがあるので、乗船券に書かれた会社名と、カウンターで案内されたのりばを確認してから桟橋へ向かいましょう。

ターミナルの詳しい施設案内は石垣市の公式ページにまとまっています。

📍 石垣港離島ターミナル
住所 〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1番地
電話番号 080-8382-8211
公式サイト 公式サイト
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竹富島・小浜島・黒島の時刻表は?近場3島の便数と所要時間

竹富島は2社合わせて石垣発1日18便

竹富島は八重山の離島で最も便数が多い航路です。2026年10月からの冬ダイヤでは、八重山観光フェリーが石垣発10便、安栄観光が石垣発8便で、2社合わせて1日18便が出ています。

所要時間は八重山観光フェリーが約10〜15分、安栄観光の冬ダイヤ表記が10分〜15分です。距離が近いので、ほぼ1時間に1〜2本のペースで行き来できるのが竹富航路の強みです。運賃は大人片道970円、往復1,880円、小人片道510円(2026年9月時点)です。

以下が冬ダイヤの時刻表です(2026年9月24日時点の公式PDFより、適用は2026年10月1日から)。

会社 石垣発 竹富発
八重山観光フェリー 07:30, 08:30, 09:30, 10:30, 11:30, 13:30, 14:30, 15:30, 16:00, 17:30 07:50, 08:50, 09:50, 10:50, 11:50, 13:50, 14:50, 15:50, 16:20, 17:50
安栄観光 07:30, 09:00, 10:00, 11:00, 12:30, 15:30, 16:30, 17:30 07:50, 09:20, 10:20, 11:20, 12:50, 14:50, 15:50, 16:50, 17:50

※2026年9月時点。冬ダイヤ(2026年10月1日〜)の公式時刻表より。

コツは、昼の空白を2社で埋めることです。八重山観光フェリーは11:30の次が13:30ですが、安栄観光には12:30発があります。帰りも最終は2社とも竹富発17:50なので、夕日を見てから戻るなら、この時刻を基準に島内の動きを組み立てましょう。

小浜島は冬ダイヤで最終便が早まる

小浜島は所要時間25分〜30分、大人片道1,720円、往復3,340円、小人片道870円です(2026年9月時点)。

冬ダイヤの八重山観光フェリーは石垣発07:30, 09:00, 10:15, 14:00, 16:00, 17:00の6便、小浜発は08:10, 09:40, 10:55, 14:40, 16:40, 17:40です。安栄観光は石垣発09:40, 11:00, 14:50, 16:20、小浜発10:20, 11:40, 15:30, 17:00の4便です。

ここで気をつけたいのが最終便です。9月30日までの夏ダイヤでは八重山観光フェリーの最終が石垣発17:20、小浜発18:00でした。冬ダイヤでは小浜発の最終が17:40に早まります。夏に一度行った人ほど「18時の船で帰れる」と思い込みやすいので要注意です。

もう一つの特徴は、昼に便の空白があることです。八重山観光フェリーは10:15の次が14:00、安栄観光の11:00発で少し埋まるものの、11時台から14時台までは船がありません。午前に渡って午後に戻る日帰りなら、帰りは14:40または15:30の小浜発を軸に組むとゆとりが生まれます。

黒島は1日3便ずつ、2社を組み合わせて6便

黒島は所要時間25分〜30分、大人片道1,850円、往復3,590円、小人片道950円です(2026年9月時点)。

冬ダイヤは八重山観光フェリーが石垣発08:30, 11:45, 16:30、黒島発09:10, 12:25, 17:10。安栄観光が石垣発08:00, 13:30, 16:00、黒島発08:40, 14:10, 16:40です。1社だけ見ると1日3便ですが、2社を合わせれば石垣発6便になります。

便が少ない分、乗り遅れの影響は大きくなります。たとえば午前中に渡って昼過ぎに戻りたい場合、八重山観光フェリーの黒島発12:25を逃すと、次は安栄観光の14:10発です。帰りの便は2社ぶんを手帳やスマホのメモに書き出しておきましょう。

もう一点、黒島港の窓口での支払いは現金のみです(安栄観光の公式案内)。島内でレンタサイクルを借りる予定があれば、現金を多めに持って渡るのが無難です。

💡 旅の段取りメモ

近場3島を1日に2島回る場合、島から島へ直接渡る船はありません。いったん石垣港に戻って乗り継ぐのが基本です。安栄観光の公式時刻表には「石垣港及び各島でのお乗継時間については30分以上みていただくように」と書かれています。

西表島・鳩間島へのフェリーは上原港と大原港どっちが便利?

西表島・鳩間島へのフェリーは上原港と大原港どっちが便利?の解説画像

大原港航路は欠航に強い南東側の玄関口

西表島には港が2つあり、島の南東にある大原港と、北側にある上原港で航路が分かれています。大原航路は所要時間40分〜45分、大人片道2,520円、往復4,880円、小人片道1,290円です(2026年9月時点)。

冬ダイヤの八重山観光フェリーは石垣発07:30, 09:00, 10:30, 14:00, 15:30, 16:10、大原発08:30, 10:00, 11:30, 15:00, 16:30, 17:10の6往復です。安栄観光は石垣発08:30, 13:00, 16:00、大原発09:30, 14:00(竹富経由), 17:00が通常便で、上原航路が欠航した日だけ石垣発07:30・大原発08:30の便が追加されます。

ここでも最終便が動きます。八重山観光フェリーの夏ダイヤは石垣発16:40、大原発17:35が最終でしたが、冬ダイヤでは石垣発16:10、大原発17:10に早まります。

大原港は外洋からの波の影響を受けにくい位置にあり、上原航路が欠航した日も大原航路は動いている、という日が珍しくありません。欠航リスクを小さくしたい旅程なら、大原港を起点に考えるのが安心です。

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上原港航路は北部観光向け、ただし接続バスに変更あり

上原航路は所要時間45分〜55分(安栄観光)、約45〜50分(八重山観光フェリー)で、大人片道3,290円、往復6,370円、小人片道1,650円です(2026年9月時点)。

冬ダイヤの八重山観光フェリーは石垣発08:00, 11:00, 13:30, 15:45、上原発09:00, 12:00, 14:30, 17:05の4往復。安栄観光は石垣発07:30, 08:30, 13:30, 16:00、上原発08:30, 09:30, 14:30, 17:15の4往復です。

2026年に入って変わった点として、安栄観光の「上原=白浜」間の接続バスは5月31日で終了し、6月1日以降は運行がないと公式時刻表に明記されています。以前の旅行記に「港からバスで白浜へ」と書かれていても、今は使えないので、上原港からの足はレンタカーや路線バスで別に確保してください。

上原港は西表島北部のマングローブや滝のツアー拠点に近く、宿も北部に多いのが利点です。一方、北からの波を受けやすく、冬場は欠航の心配が大原より大きくなります。

鳩間島は上原航路の経由便、欠航は連動する

鳩間島は石垣から所要時間45分〜75分で、大人片道3,290円、往復6,370円です(2026年9月時点)。上原〜鳩間間だけを乗る場合は大人片道1,230円、往復2,380円で、所要時間は10分〜15分です。

冬ダイヤは八重山観光フェリーが石垣発08:00, 15:45、鳩間発09:20, 16:40。安栄観光が石垣発08:30, 16:00、鳩間発09:45, 16:55です。上原〜鳩間間は八重山観光フェリーが上原発09:00・鳩間発16:40、安栄観光が上原発09:30・鳩間発16:55です。

覚えておきたいのは、安栄観光の鳩間航路は上原航路の経由便で、上原航路が欠航すると鳩間航路も欠航になるという点です。公式時刻表にそう明記されています。鳩間島へ渡る日は、上原航路の運航状況がそのまま目安になると考えてください。

便数は1日2往復なので、日帰りなら朝に渡って夕方に戻る組み立て一択です。鳩間島で泊まる予定がない場合は、夕方の鳩間発を絶対に逃さないように、島での時間配分を組み立てましょう。

⚠️ 失敗パターン:上原行きの船が欠航して西表島北部の宿へ行けない

上原港近くの宿を予約していたのに、当日は上原航路が欠航。大原港に着いたものの、北部までの移動手段を用意していなかった、というケースです。原因は「上原航路は波の影響を受けやすい」ことを想定していなかったこと。対策として、安栄観光は上原航路欠航時に大原港〜上原港間の接続バスを一部の便で用意していますが、座席に限りがあり、安栄観光の乗船券を持つ人だけが対象です。当日の朝に両社の運航状況を確認し、欠航なら早めに大原行きへ切り替えましょう。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。

波照間島と離島間航路の時刻表|便数が少ない航路の攻略

波照間島は安栄観光のみ、冬は1日2往復

日本最南端の有人島・波照間島へのフェリーは、安栄観光だけが運航しています。所要時間は60分〜90分、大人片道4,990円、往復9,670円、小人片道2,500円です(2026年9月時点)。

冬ダイヤは石垣発08:00, 14:30、波照間発09:50, 16:20の1日2往復です。9月30日までの夏ダイヤでは石垣発08:00, 11:45, 15:00の3便でしたから、冬は1便減ります。

便数が少ない理由は、航路が長く外洋を通るためです。公式時刻表によると、大型高速船「ぱいじま2」運航時は約90〜100分になる場合があります。船酔いが心配な人は、酔い止めを乗船前に済ませておきましょう。

日帰りで行く場合、石垣発08:00で渡り、波照間発16:20で戻る組み合わせしかありません。島での滞在時間は長めに取れますが、帰りの便を逃すと翌日まで戻れないので、夕方は港の近くで過ごす計画にしておくと安心です。

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朝の波照間行きは前日18:00までに予約を

安栄観光の冬ダイヤ時刻表には「石垣港08:00発便は混み合いやすい便となりますので、乗船券予約ページよりご予約をお願いします(前日18:00まで)」と書かれています。

朝の便が混むのは、日帰りで波照間島を訪れる人がほぼ全員この便に集中するためです。午後の14:30発では島での滞在時間が短くなるので、日帰り派は08:00発を選ばざるを得ません。

予約は安栄観光の公式サイトから行えます。事前予約・決済を済ませておけば、乗船当日はカウンターでの手続きが不要になるので、朝のターミナルで列に並ぶ時間も省けます。

波照間港での支払い方法は現金とPayPayです(安栄観光の公式案内)。帰りの乗船券を島で買う予定なら、現金かPayPayを用意しておきましょう。

大原→竹富の離島間航路は1日1便

石垣港に戻らずに島から島へ直接渡れる、数少ない航路が安栄観光の離島間航路です。西表島大原→竹富島は1日1便、大原発14:00で、所要時間は35分〜40分、大人片道2,320円、小人片道1,190円です(2026年9月時点)。

この便があるのは、西表島と竹富島を1日で回りたい観光客の需要があるためです。石垣港に戻って乗り継ぐよりも移動のロスが少なく、竹富島で夕方を過ごしてから石垣へ戻る、という組み立てができます。

ただし大原→竹富の一方向だけで、竹富→大原の便はありません。1日1便なので、西表島での午前中の予定は14:00に大原港へ戻れる範囲に収めておく必要があります。

竹富島に着いてからは、竹富発17:50の最終便まで3時間ほど島で過ごせます。この航路を使う場合も、竹富港での支払いは現金のみなので、石垣行きの乗船券を島で買うなら現金を残しておきましょう。

💡 旅の段取りメモ

大原港発竹富島行きは「大原→竹富」の一方向・1日1便です。西表島の午前の予定は14:00の出航に間に合うよう組み、竹富島からは竹富発17:50の最終便までに石垣へ戻りましょう。

石垣島フェリーの運賃一覧と割引|往復・子ども・障がい者割引

航路別の所要時間・運賃・便数の比較

ここまでの内容を、石垣島旅の教科書調べとして1枚の表にまとめました。数値はすべて安栄観光・八重山観光フェリーの公式サイトと公式PDFに掲載されている値です(2026年9月時点、便数は冬ダイヤの石垣発)。

航路 所要時間 大人片道 大人往復 石垣発の便数(2社計)
竹富島 10分~15分 970円 1,880円 18便
小浜島 25分~30分 1,720円 3,340円 10便
黒島 25分~30分 1,850円 3,590円 6便
西表島大原 40分~45分 2,520円 4,880円 9便
西表島上原 45分~55分 3,290円 6,370円 8便
鳩間島 45分~75分 3,290円 6,370円 4便
波照間島 60分~90分 4,990円 9,670円 2便(安栄観光のみ)

※2026年9月時点。大原の便数は上原航路欠航時のみ運航の便を除いた通常便の数です。

表を見ると、運賃は距離にほぼ比例していますが、便数は距離以上に差が開きます。竹富島は18便あるのに対し、波照間島は2便です。遠い島ほど「帰りの便を先に決めてから行きを選ぶ」という順番で考えると、島で慌てずに済みます。

往復割引は片道ずつ買っても効く仕組み

八重山観光フェリーのWEB購入ページには「往復ご利用のお客様も片道ずつご購入下さい。往路と復路のご購入で往復割引と同額になるように片道あたりの料金を割引しております」と書かれています。

つまりWEBで行きと帰りを別々に買っても、往復運賃と同じ金額になる仕組みです。竹富島なら往復1,880円、小浜島なら3,340円が目安になります。

ただし注意点があり、同社のページには「WEBでの購入と窓口での購入を組み合わせて往復割引を適用する事は出来ません」とも書かれています。行きはWEB、帰りは島の窓口で、という買い方をすると往復割引が効きません。往復割引を使うなら、行きと帰りの購入方法を揃えましょう。

安栄観光の時刻表にも「往復、団体、障がい者、WEB事前予約等の割引乗船券あります」と記載があり、団体割引は15名以上で使えます。家族旅行でもグループが大きい場合は、カウンターで団体割引の対象か聞いてみる価値があります。

子ども料金と障がい者割引のルール

2社とも、中学生以上は大人料金、小学生は小人料金です。未就学の幼児は、大人1名につき1名がひざ上なら無賃で乗船できます。席を用意する場合や、大人の人数より幼児が多い場合は小人料金が必要です。

竹富島の小人料金は片道510円、往復990円です(2026年9月時点)。夏休みや連休で混み合う便では、ひざ上で乗る前提になることもあるので、小さな子ども連れなら混雑しにくい時間帯を選ぶと楽です。

障がい者割引は、安栄観光の案内によると各航路片道料金の約50%OFFです。ただし燃料調整金は割引の対象外です。竹富島の障がい者割引片道は670円です(2026年9月時点)。利用時は障がい者手帳か、スマートフォンのミライロIDを提示します。

対象となる手帳の等級や、介護者1名まで割引になる条件は2社で細かく異なります。対象になりそうな場合は、八重山観光フェリーの運賃表と安栄観光の時刻表ページの両方で条件を確認してから乗船券を買いましょう。

周遊券は販売休止中、住民割引は竹富町民向け

八重山観光フェリーには、全航路が乗り放題になる「かりゆし周遊券」がありますが、公式ページによると燃料価格の高騰に伴い販売を休止しています。古いガイド記事で紹介されていても、現在は買えないので注意してください。

周遊券がない今は、島ごとに往復運賃を積み上げて予算を組むのが現実的です。たとえば竹富島と小浜島を別の日に訪れるなら、往復1,880円と往復3,340円を合計したものが交通費の目安になります。

また、安栄観光の案内には「竹富町民の方で沖縄県離島住民割引運賃カードをお持ちの方は乗船券の購入時に割引料金が適用されます」とあります。これは竹富町民向けの制度で、観光客は対象外です。

割引の種類を並べると選択肢が多く見えますが、観光客が実際に使うのは往復割引、子ども料金、障がい者割引、団体割引の4つです。事前にWEBで往復分を押さえておくのが、最も手間の少ない買い方です。

Q. 行きと帰りで別の会社に乗っても大丈夫?
A. 乗れます。ただし乗船券はそれぞれの会社で買う必要があり、往復割引は同じ会社の往復でしか効きません。帰りの時刻が読めない日は片道ずつ買い、時刻が決まっている日は同じ会社で往復を揃えるのがおすすめです。

乗船券はどこで買う?WEB予約と港ごとの支払い方法

WEB購入なら当日の窓口に並ばず乗れる

2社ともWEBで乗船券を事前に購入できます。八重山観光フェリーは電子チケットで、乗船当日は窓口に並ぶことなく直接のりばへ進めます。決済方法はクレジットカードの事前決済のみです。

安栄観光も、公式サイトからの事前予約・決済で、乗船当日はカウンターでの手続きが不要になります。朝の便はターミナルのカウンターに列ができやすいので、WEB購入の効果が大きい時間帯です。

八重山観光フェリーの船は全席自由席で、公式ページでは「定期航路は路線バス・在来線と同様のイメージです」と説明されています。座席指定がないので、乗船開始のアナウンスがあったら早めにのりばへ並ぶと、景色の見やすい窓側を選びやすくなります。

WEB購入の手順は次の通りです。

STEP 1
公式サイトで航路と便を選ぶ(往復でも片道ずつ購入)
↓
STEP 2
クレジットカードで事前決済し、電子チケットを受け取る
↓
乗船
当日は窓口に寄らず、ターミナルののりばへ直行

WEB販売終了は満席ではない

八重山観光フェリーの公式ページには「WEBでの販売割り当て枚数には制限があります。WEB販売終了の場合は当日窓口にてご購入下さい。WEBでの販売終了=満席ではございません」と書かれています。

WEB販売が終わっていても、窓口ではまだ乗船券が買える可能性があります。WEBで買えなかったからといって、別の便や別の会社に慌てて切り替える必要はありません。

ただし窓口で買う場合は、同社も「当日窓口にてご購入の場合はお時間に余裕を持ってお越し下さい」と案内しています。繁忙期の朝の便なら、出航の30分前にはターミナルに着いておくと安心です。

石垣空港から直接ターミナルに向かう場合は、空港からの移動時間も含めて計画しましょう。飛行機の到着が遅れた場合に備え、到着日の最初の船は、余裕のある時間の便を選んでおくのが無難です。

支払い方法は港ごとに違う、竹富・黒島・鳩間は現金のみ

見落としやすいのが、窓口での支払い方法が港によって違う点です。安栄観光の公式案内では、次のように分かれています。

・石垣港:現金、クレジットカード、Edy、WAON、iD、nanaco、交通系、PayPay、auPAY、メルペイ、d払い、OKIPay
・西表島大原港、上原港:現金、クレジットカード、Edy、WAON、iD、nanaco、交通系、PayPay
・小浜港:現金、クレジットカード、Edy、WAON、iD、nanaco、交通系
・波照間港:現金、PayPay
・竹富港、黒島港、鳩間港:現金

石垣港ではほぼすべてのキャッシュレス決済が使えるので、「島の港でも同じだろう」と思い込みやすいのが落とし穴です。また公式案内には「通信状況が悪い場合、クレジットカードや電子マネーでのご精算がご利用いただけない場合がございます」ともあります。

帰りの乗船券を島で買う予定なら、現金を必ず残しておきましょう。石垣港で往復分を買っておけば、島での支払いを気にする必要がなくなります。

⚠️ 失敗パターン:竹富港で帰りの乗船券を買おうとしたら現金が足りない

石垣港ではキャッシュレスで片道券を買い、竹富島ではレンタサイクルや食事で現金を使い切ってしまった。帰りの乗船券を竹富港で買おうとしたら、窓口は現金のみだった、というケースです。原因は港ごとに支払い方法が違うことを知らなかったこと。対策は、石垣港で往復分をまとめて買っておくか、WEBで事前購入しておくことです。島に渡る前に、帰りの運賃分の現金を財布に分けておくのも有効です。

最終便から逆算する帰りの段取りと欠航時の備え

島ごとの最終便を先に押さえる

離島への日帰りで一番大切なのは、行きではなく帰りの最終便です。冬ダイヤの島発の最終便は、竹富島が2社とも17:50、小浜島が八重山観光フェリーの17:40、黒島が八重山観光フェリーの17:10、西表島大原が八重山観光フェリーの17:10、上原が安栄観光の17:15、波照間島が16:20です(2026年9月時点)。

最終便を先に決める理由は、島に渡ってからでは選択肢がないからです。石垣島なら路線バスやタクシーで移動できますが、離島から石垣島に戻る手段は船しかありません。最終便を逃すと、その島で1泊することになります。

実務的なコツは、最終便の1本前を「帰りの予定便」にすることです。たとえば竹富島なら竹富発16:50(安栄観光)や16:20(八重山観光フェリー)を予定便にしておけば、最悪その便を逃しても最終の17:50に乗れます。

石垣島でレンタカーを返す予定がある日や、飛行機に乗る日は、さらに逆算が必要です。レンタカーの返却時間や空港までの移動時間を含めて、最後の島からの便を選びましょう。

⚠️ 失敗パターン:夏の時刻表のまま10月に小浜島へ

夏に保存したスクリーンショットを見て「八重山観光フェリーの小浜発は18:00が最終」と思い込み、10月の旅行で港に着いたら最終便はすでに17:40に出た後だった、というケースです。原因は、ダイヤが10月1日に切り替わっていたことを確認しなかったこと。対策は、旅行日の直前に公式サイトの時刻表を開き、適用期間が旅行日を含んでいるかを確かめることです。同じ理由で、西表島大原の最終も大原発17:35から17:10に早まっています。

実は2社を組み合わせると待ち時間が半分になる

実は、フェリーの時刻表を「1社ずつ」見ている人が多いのですが、2社を重ねて見ると便の間隔がぐっと詰まります。竹富島の冬ダイヤを例にすると、八重山観光フェリーだけなら石垣発は1時間おきが基本ですが、安栄観光の09:00, 10:00, 11:00, 12:30発を加えると、朝から昼にかけて30分おきに近い間隔で船が出ていることになります。

2社の運賃が同額なので、どちらに乗っても損をしないのがこの使い方の前提です。片道ずつ乗船券を買うなら、港に着いてから次に出る船に乗る、という動き方ができます。

ただし、往復割引は同じ会社の往復でしか効きません。竹富島の往復1,880円は片道970円を2回買うより安くなるので、時刻の自由度を取るか、割引を取るかの選択になります。

おすすめは、行きは時刻を決めて往復割引で買い、帰りは島での予定が押しても対応できるよう、最終便の1本前を予定便にしておくことです。帰りの便が合わなければ、もう1社の便に片道で乗り換えるという選択肢も持っておけます。

欠航が心配な日の考え方

八重山の離島航路は、台風や強い季節風の影響で欠航することがあります。欠航の判断は各社がその日の海況を見て行うので、前日の段階で確実に運航するかどうかはわかりません。

欠航しやすさは航路によって違います。安栄観光の公式時刻表では、鳩間航路は上原航路の経由便で、上原航路が欠航すると鳩間航路も欠航になると明記されています。一方、上原航路が欠航した日には、安栄観光が大原港行きの便を追加し、大原港〜上原港間の接続バスを用意する仕組みがあります。

欠航が心配な日の段取りは、当日の朝に八重山観光フェリーの運航状況ページと安栄観光の運航状況ページを両方確認することです。どちらかの会社が欠航でも、もう一方が運航している場合もあります。

離島で宿泊する予定がある場合は、欠航で島に渡れなくなったときのキャンセル規定も事前に確認しておきましょう。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。

旅のスタイル別、時刻表の使い分け

初めての八重山で竹富島だけ行く人は、便数の多い竹富航路なので、時刻表を細かく覚える必要はありません。2社の石垣発を合わせて1日18便あるので、港に着いてから次の船に乗る動き方で十分です。

子ども連れの家族は、混雑しにくい10時台〜11時台の便がおすすめです。朝一番の便は日帰りツアー客で混みやすく、ひざ上で乗る前提になる場合もあります。帰りは最終便の1本前を予定便にしておきましょう。

西表島で泊まる人は、宿が北部なら上原航路、南部なら大原航路が基本です。冬場は上原航路の欠航に備えて、大原港からの移動手段も調べておくと安心です。

波照間島に日帰りで行く人は、石垣発08:00の便を前日18:00までに予約し、波照間発16:20で戻る一択です。島での時間は長いので、帰りの便を逃さないことだけに集中しましょう。

まとめ

🚗 この記事の結論

石垣島のフェリーは2社で運賃は同額、10月から冬ダイヤです。2社の時刻表を重ね、帰りの最終便から逆算して動きましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ ダイヤ期間:冬ダイヤは10月1日から
  • ✔ 2社の重ね見:竹富は1日18便に増える
  • ✔ 最終便:小浜・大原は冬に早まる
  • ✔ 支払い:竹富・黒島・鳩間港は現金のみ
  • ✔ 波照間:安栄観光のみ、朝便は前日予約

まずは旅行日の前日に、安栄観光と八重山観光フェリーの公式時刻表を両方開き、行きたい島の「帰りの最終便」を1つメモしておくところから始めましょう。それだけで、島での時間配分がぐっと組み立てやすくなります。

時刻表と運賃は2026年9月24日時点の公式情報をもとにしています。期間内でも運航時刻が変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

石垣島旅の教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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