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ユーグレナモール駐車場は専用ゼロ|徒歩3分から使える市営6か所の料金と満車回避術

石垣島の市街地でレンタカーを走らせていて、いちばん最初につまずくのがユーグレナモールの駐車場です。カーナビで「ユーグレナモール」と入れて到着してみると、そこはアーケードに覆われた歩行者向けの商店街。車を入れる場所がどこにも見当たらず、細い一方通行をぐるぐる回ることになります。

先に結論をお伝えします。ユーグレナモールに専用駐車場はありません。停めるのは周辺にある石垣市の市営駐車場で、モールの周りには合計6か所、時間制だけで600台以上の区画があります。料金は最初の1時間が100円か200円のどちらか、あとは停めた時間に応じて加算されるだけの、とてもシンプルな仕組みです。

この記事では、石垣市が公式サイトで公表している料金表と収容台数をもとに、6か所の駐車場を「近さ」「安さ」「満車になりにくさ」の3つの軸で整理します。2026年4月に一部の駐車場で料金改定があったので、ネット上に残っている古い案内との違いも合わせてお伝えします。読み終わるころには、旅程に合わせてどこに停めればいいかが決まっているはずです。

📌 この記事でわかること

・ユーグレナモールに専用駐車場がない理由と、代わりに使える市営6か所の位置関係
・6か所の収容台数・料金・支払い手段のちがい(2026年8月時点の公式データ)
・滞在1時間・2時間・3時間・6時間でいくらになるかの目安比較
・繁忙期に満車を避けるための、石垣市が公表している移動順

目次

ユーグレナモール駐車場は「専用ゼロ」から考えると迷わない

公式サイトが「駐車場:無し」とはっきり書いている

モールの中心にある石垣市公設市場は、公式サイトのアクセスページに「駐車場:無し」と明記しています。つまり、施設側が用意した来客用の区画は存在しません。ユーグレナモールは石垣市中央商店街振興組合が管理運営するアーケード商店街で、日本最南端のアーケード商店街として知られています。アーケードそのものが歩行者用の通路なので、構造上そもそも車が入れる場所がないのです。

2010年に株式会社ユーグレナが命名権を取得して現在の名称になりましたが、それ以前から続く昔ながらの商店街で、車社会になる前の街の形をそのまま残しています。だから「モールの駐車場」を探すのではなく、「モールの周りの駐車場」を探すのが正解です。カーナビの目的地も、モール名ではなく後述する駐車場の名前で入れたほうが確実に着きます。

停められるのは市営6か所。管理する課が2つに分かれている

ユーグレナモールの周辺で使える市営の時間制駐車場は6か所あります。ここで知っておくと得なのが、この6か所は石垣市の中で2つの部署に分かれて管理されていて、料金体系がまったく別だということです。

ひとつは港湾課が管理する4か所。離島ターミナル第一駐車場、離島ターミナル第二駐車場、離島ターミナル臨時駐車場、八島第二駐車場です。時間制の区画だけで553台あり、料金は最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円です。もうひとつが道路・施設課が管理する2か所で、石垣市蔵元駐車場と石垣市新栄公園東駐車場。こちらは最初の1時間まで200円、以後1時間ごとに100円という体系です。

石垣市の公式サイトでもこの2グループは別々のページで案内されているため、片方だけを見て「石垣の市営駐車場は1時間100円」と覚えてしまうと予算がずれます。港湾課の駐車場案内ページ道路・施設課の駐車場案内ページの両方を見るのが確実です。

最初に決めるのは「近さ」か「安さ」か、滞在時間か

6か所のどれを選ぶかは、旅程で決まります。買い物と食事だけで2〜3時間なら、公設市場まで徒歩約3分の蔵元駐車場が体力的にいちばん楽です。離島に日帰りで渡ってから戻ってくるなら、フェリーの発着するユーグレナ石垣港離島ターミナルに隣接した駐車場が便利です。とにかく安く長時間停めたいなら、港湾課管理の4か所が有利です。

迷いやすいのが「近さと安さのどちらを取るか」ですが、実は差額はごくわずかです。あとで表にまとめますが、同じ時間停めた場合の差は昼間ならおよそ100円。缶コーヒー1本ぶんで徒歩6分ぶんの歩きを買えると考えると、判断は早くなります。

💡 旅の段取りメモ

カーナビや地図アプリに入れるのは「ユーグレナモール」ではなく駐車場の名前にしてください。モール名で案内されるとアーケードの入口に着いてしまい、そこから駐車場を探し直すことになります。到着前に停める場所まで決めておくのが、石垣市街地の運転でいちばん効く準備です。

徒歩3分の蔵元駐車場が、買い物メインの人にはいちばん向いている

石垣市公設市場まで徒歩約3分、56台の使い勝手

ユーグレナモールで買い物をするだけなら、石垣市蔵元駐車場が第一候補です。石垣市公設市場の公式サイトが近隣駐車場として案内しており、市場まで徒歩約3分と記載されています。石垣市立八重山博物館と沖縄海邦銀行の間にあるので、博物館を目印にすると見つけやすい場所です。

収容台数は普通車56台で、24時間いつでも入庫・出庫できます。離島ターミナル側の駐車場に比べると規模は小さいものの、フェリー利用者の長時間駐車が集中しにくいぶん、日中に短時間の空きが出やすいという性格があります。買い物や食事で数時間だけ停めたい人と相性がいい駐車場です。

荷物が重くなりがちなお土産の買い出しでは、この徒歩3分という距離が効いてきます。泡盛の一升瓶やパイナップルを箱で買った帰りに、炎天下を10分近く歩くのはなかなかこたえます。買う量が多くなりそうな日は、迷わずここを選んでおくと後悔しません。

📍 石垣市蔵元駐車場

住所 沖縄県石垣市字登野城3番地2
電話番号 0980-83-3986
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
アクセス 石垣市公設市場まで徒歩約3分
駐車場 普通車56台
公式サイト 公式サイト
最初の1時間までの比較チャート(離島ターミナル第一駐車場 100円・離島ターミナル第二駐車場 100円・離島ターミナル臨時駐車場 100円・八島第二駐車場 100円)
最初の1時間までの比較(石垣島旅の教科書調べ・各公式サイトより、2026年8月時点)

※料金・台数は石垣市公式サイトの2026年8月時点の掲載内容です。

2026年4月に料金が変わった。最初の1時間が100円から200円へ

ここが今いちばん注意したいポイントです。蔵元駐車場は2026年4月1日から料金が改定され、最初の1時間までが100円から200円になりました。以後1時間ごとに100円という部分は変わっていません。定期利用も月額5,000円から8,000円に改定されています。

この改定は令和7年の石垣市議会6月定例会で条例が一部改正されたことによるもので、石垣市の料金改定のお知らせに経緯が掲載されています。同時に新栄公園東駐車場も改定され、こちらは以後30分ごと50円だった刻みが1時間ごと100円になり、夜間料金が廃止されました。

つまり2026年4月を境に、道路・施設課が管理する2か所は「最初の1時間200円、以後1時間ごとに100円」で統一されたことになります。料金体系がシンプルになったぶん、短時間だけ停めたい人には割高、長時間停める人には影響が小さい改定です。

⚠️ 出発前に確認したいこと

駐車場の料金は条例改正で変わります。ここに書いた金額は2026年8月時点で石垣市が公表している値です。旅行の直前には石垣市の駐車場案内ページで、料金改定のお知らせが出ていないかを一度だけ確認しておくと安心です。

失敗パターン①:古い記事の「1時間100円」で予算を組んでしまう

石垣島の駐車場を紹介する記事やまとめサイトは数多くありますが、その多くが改定前の「蔵元駐車場は1時間100円」という情報のまま更新されていません。実際、石垣市公設市場の公式サイトにある近隣駐車場案内でさえ、2022年1月1日現在という注記付きで最初の1時間100円・普通車66台と掲載されたままです。

原因は単純で、駐車場の料金改定はニュースになりにくく、更新のきっかけが生まれないからです。対策も単純で、料金を確認するときは施設側のページではなく、駐車場を管理している石垣市の道路・施設課または港湾課のページを見ることです。市の公式ページには更新日が明記されているので、いつ時点の情報かがひと目でわかります。

もうひとつ、古い案内には現在の市の一覧に載っていない駐車場が混ざっていることもあります。石垣市が公表している時間制の市営駐車場は港湾課の4か所と道路・施設課の3か所の計7か所で、そのうち6か所が今回紹介している市街地の駐車場、残る1か所は島の西側の観光地にあります。この7か所に含まれていない名前を見かけたら、そのまま信じずに市のページで裏を取ってください。

離島ターミナル側の3か所は、合計443台の巨大な受け皿

第一駐車場78台:いちばん近くて、いちばん先に埋まる

離島ターミナル第一駐車場は、ユーグレナ石垣港離島ターミナルの真ん前にある時間制78台の駐車場です。ターミナルの建物までは目の前、そこから石垣市公設市場までは徒歩約9分、距離にして約650メートルです。竹富島や西表島に渡る前に少しだけモールをのぞく、といった動きがしやすい位置にあります。

ただし、石垣市自身が「観光シーズンには常時満車の場合が多い」と公式ページに書いているほどの人気ぶりです。理由もはっきりしていて、フェリーの始発に合わせて朝から夕方まで停めっぱなしにする離島日帰り客と、ターミナルの売店や食堂を使う人と、モールの買い物客が同じ78台を取り合う構造になっているからです。

支払いは電子決済に対応していて、Edyを含む各種決済が使えます。新紙幣にも2024年7月3日から対応済みです。空きがあれば迷わず入る価値がありますが、満車のときに入口付近で粘るのは避けたいところ。次に紹介する第二駐車場のほうが台数は2倍以上あります。

📍 離島ターミナル第一駐車場

住所 沖縄県石垣市美崎町1番地内
電話番号 0980-82-4046
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
アクセス ユーグレナ石垣港離島ターミナル前
駐車場 普通車78台(時間制)
公式サイト 公式サイト

第二駐車場196台:時間制の主力はこちら

離島ターミナル第二駐車場は、ターミナルの西側にある時間制196台の駐車場です。6か所のなかで時間制の区画がもっとも多く、市街地の駐車場としては最大級です。ほかに定期区画が81台ありますが、こちらは離島ターミナル内のテナント事業者専用なので、旅行者が使えるのは時間制の196台と考えてください。

料金は第一駐車場とまったく同じで、最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円、夜間は20時から翌8時までのあいだ1時間までごとに50円です。電子決済にも対応しているので、現金の持ち合わせが少なくても慌てずに済みます。

実務的には、第一駐車場が満車なら考えずにここへ回すのが正解です。ターミナルの西側という位置は、モールの方向から見ればほぼ同じ距離感。数十メートルの差を惜しんで満車の第一駐車場で待つより、確実に停まる第二駐車場に入れて歩き出したほうが、結果的に早く目的地に着きます。

📍 離島ターミナル第二駐車場

住所 沖縄県石垣市美崎町1番地内
電話番号 0980-82-4046
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
アクセス ユーグレナ石垣港離島ターミナル西
駐車場 普通車196台(時間制)・定期81台
公式サイト 公式サイト

臨時駐車場169台:電子決済も新紙幣も使えない

離島ターミナル臨時駐車場は、第二駐車場の北側にある時間制169台の駐車場です。石垣市は公式ページで、第一・第二が満車のときの受け皿としてここを案内しています。名前に「臨時」と付いていますが、24時間入出庫できる通常の時間制駐車場で、料金も港湾課管理のほかの3か所と同じです。

注意したいのは支払い手段です。第一・第二・八島第二の3か所では電子決済が使えますが、臨時駐車場だけは電子決済が利用できません。さらに新紙幣も使用不可と明記されています。つまり、旧紙幣の千円札か硬貨を用意しておく必要があります。

財布に旧紙幣がなかった場合、出庫時に精算できず立ち往生することになります。繁忙期にここへ回される可能性がある人は、ターミナルの売店などで買い物をしたときの千円札を1枚残しておくと安心です。旅行中は新紙幣ばかりが手元に残りがちなので、意外と見落としやすい落とし穴です。

📍 離島ターミナル臨時駐車場

住所 沖縄県石垣市美崎町6番地内
電話番号 0980-82-4046
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
アクセス 離島ターミナル第二駐車場の北
駐車場 普通車169台(時間制)
公式サイト 公式サイト

※3か所の料金・台数・決済手段は石垣市港湾課が公表している2026年8月時点の内容です。

満車の日は「第一→第二→臨時→八島第二」で動くと決めておく

石垣市が公表している満車時の移動順がある

ありがたいことに、石垣市は港湾課の駐車場案内ページで満車時の動き方をはっきり示しています。離島ターミナル第一・第二駐車場が満車の場合は近くの離島ターミナル臨時駐車場へ、臨時駐車場も満車の場合は八島第二駐車場へ、という順番です。

この順番は市が公式に案内しているものなので、現地で迷ったらこの通りに動けば間違いありません。ゴールデンウィークや夏休みのように、朝から離島行きのフェリーに人が集中する時期ほど効いてきます。あらかじめ4か所の位置関係を地図で見ておき、頭の中で順番を決めてから市街地に入るのがおすすめです。

時間帯の傾向としては、離島への始発便が出る朝と、離島から戻る便が集中する夕方の前後が混みます。逆に、昼過ぎのいちばん暑い時間帯は離島に渡った人の車が停まったままなので、回転はよくありません。買い物目的なら、そもそも離島ターミナル側を避けて蔵元駐車場を選ぶという判断も有効です。

STEP 1
離島ターミナル第一駐車場(78台)へ。空いていればここが最短
↓ 満車なら
STEP 2
離島ターミナル第二駐車場(196台)へ。時間制はここが最大
↓ 満車なら
STEP 3
離島ターミナル臨時駐車場(169台)へ。現金のみ・旧紙幣を用意
↓ 満車なら
到着
八島第二駐車場(110台)へ。石垣市が案内する最後の受け皿

八島第二駐車場110台:高額紙幣が使えないのが唯一のクセ

八島第二駐車場は、時間制110台と定期83台を持つ港湾課管理の駐車場です。定期区画は現在新規受付を行っていないため、旅行者が使えるのは時間制の110台です。料金体系はほかの港湾課管理3か所と同じで、最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円、夜間は1時間までごとに50円です。

電子決済はEdyを含めて利用できますが、この駐車場だけは1万円札・5千円札・2千円札といった高額紙幣が使えません。新紙幣そのものは2025年6月27日から対応済みなので、千円札か硬貨、あるいは電子決済を用意しておけば問題ありません。

離島ターミナルからもモールからも少し距離があるぶん、ほかの3か所より空いていることが多い駐車場です。繁忙期の朝、どうしても停める場所が見つからないという場面では、最初からここを狙って歩く距離を受け入れるほうが、結果的に時間を節約できることもあります。

📍 八島第二駐車場

住所 沖縄県石垣市八島町1丁目地内
電話番号 0980-82-4046
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
駐車場 普通車110台(時間制)・定期83台
公式サイト 公式サイト

※料金・台数・決済条件は石垣市港湾課が公表している2026年8月時点の内容です。

失敗パターン②:道路上で空車待ちをして渋滞をつくる

石垣市は公式ページで「駐車場が満車の場合、通行の邪魔になるので、道路上で空車待ちをしないでください」と明確に注意喚起しています。わざわざ書かれているということは、実際にそれが起きているということです。

原因は、レンタカーで来た旅行者ほど周辺の駐車場を知らないことにあります。第一駐車場が満車だと分かっても、次にどこへ行けばいいか分からないので、その場で空くのを待ってしまう。すると美崎町周辺の道路に列ができ、後ろから来た車も入れなくなって、フェリーの出港時刻に間に合わない人まで出てきます。

対策は、記事の前半で紹介した4か所の移動順をスマートフォンのメモに入れておくことです。「第一→第二→臨時→八島第二」の8文字を覚えておくだけで、待つという選択肢が消えます。市が公式に示している順番なので、迷いなく動けます。

料金は「最初の1時間」で決まる。滞在時間別の目安を並べてみた

港湾課系と道路・施設課系で計算式がそもそも違う

石垣島の市営駐車場は、管理する課によって加算のしかたが違います。港湾課が管理する4か所は、最初の1時間まで100円で、以後30分までごとに50円ずつ増えていきます。道路・施設課が管理する蔵元駐車場と新栄公園東駐車場は、最初の1時間まで200円で、以後1時間ごとに100円ずつです。

1時間あたりに直すとどちらも100円なので、実は差がつくのは最初の1時間の部分だけです。港湾課系は100円、道路・施設課系は200円。この100円の差が、どれだけ長く停めてもそのまま残り続けます。ただし刻みが30分と1時間で違うため、たとえば1時間30分の滞在なら港湾課系は150円、道路・施設課系は300円と、半端な時間ほど差が開きます。

石垣島旅の教科書では、この2つの料金表をもとに滞在時間別の目安を計算しました。公式サイトには時間別の一覧が載っていないため、旅程を組むときに使いやすい形に並べ直したものです。

1時間・2時間・3時間・6時間でいくらになるか

下の表は、石垣市が公表している料金表から石垣島旅の教科書が計算した目安です(2026年8月時点、いずれも昼間の入出庫を想定)。

滞在時間 離島ターミナル3か所・八島第二 蔵元・新栄公園東 差額
1時間 100円 200円 100円
2時間 200円 300円 100円
3時間 300円 400円 100円
6時間 600円 700円 100円

差額はどの滞在時間でも100円で一定です。丸1日近く停めても、缶ジュース1本ぶんしか変わりません。ここから導ける判断はシンプルで、「歩く距離を短くしたいなら蔵元、財布を軽くしたいなら離島ターミナル側」。100円で徒歩6分ぶんを買うかどうか、という選択になります。

なお、この目安は入庫から出庫までを昼間で通した場合の計算です。夜間をまたぐ場合や30分未満の端数がある場合は実際の精算額が変わります。精算機に表示される金額が正となる点は押さえておいてください。

夜間20時から翌8時の扱いが2026年4月で分かれた

夜まで市街地に車を置く予定がある人は、ここを読んでおくと数百円変わります。港湾課が管理する4か所には夜間料金の設定があり、20時から翌日の午前8時までのあいだは1時間までごとに50円です。昼間の半額の刻みになるので、夜通し停めても料金の伸びがゆるやかです。

一方、道路・施設課が管理する2か所は事情が変わりました。新栄公園東駐車場にはもともと夜間1時間ごと50円の設定がありましたが、2026年4月1日の改定でこの夜間料金が廃止されています。蔵元駐車場にはもともと夜間料金の設定がありません。つまり改定後は、この2か所は24時間ずっと通常料金で加算され続けます。

市街地の居酒屋で泡盛を飲んで車を置いて帰る、という使い方をするなら、離島ターミナル側の4か所を選ぶほうが料金面では有利です。翌朝に車を取りに行く前提なら、歩く距離より夜間料金の有無のほうが効いてきます。

駐車券をなくすと1,800円か2,400円かかる

意外と痛いのが駐車券の紛失料金です。港湾課管理の4か所は1日ごとに1,800円、道路・施設課管理の蔵元駐車場と新栄公園東駐車場は2,400円かかります。新栄公園東駐車場は改定前が1,900円だったので、2026年4月に引き上げられたことになります。

精算方法は共通で、出口の精算機にある駐車券紛失ボタンを押して支払います。港湾課の駐車場では紛失ボタンがグレー色だと公式に案内されています。数時間の駐車料金が数百円で済むところに数千円を払うことになるので、車内での保管場所を決めておくのが確実です。

石垣市新栄公園東駐車場は新栄公園に隣接した普通車59台の駐車場で、モールからは離島ターミナル側や蔵元よりも距離があります。ただし24時間入出庫でき、定期契約もできる駐車場なので、市街地に連泊して車を置きっぱなしにする旅程では選択肢に入ります。

📍 石垣市新栄公園東駐車場

住所 沖縄県石垣市新栄町3番地
電話番号 0980-83-3986
営業時間 24時間入庫・出庫可能
定休日 なし
アクセス 新栄公園に隣接
駐車場 普通車59台
公式サイト 公式サイト

※料金・台数は石垣市道路・施設課が公表している2026年8月時点の内容です。

ユーグレナモール駐車場をシーン別に選ぶなら、こう決める

買い物と食事だけの2〜3時間なら蔵元一択

ユーグレナモールで買い物をして、公設市場の2階で八重山そばを食べて帰る。この定番コースなら滞在は2〜3時間で、料金は300円から400円です。徒歩約3分の蔵元駐車場を選べば、荷物を持って歩く距離が最短になります。

石垣市公設市場は9時から20時まで営業していて、定休日は第2・4日曜です。1階が鮮魚や精肉、島野菜、お土産の売り場で、島の食材がひと通りそろいます。買った荷物を一度車に置きに戻ってから、またモールを歩くという動きがしやすいのも、近い駐車場を選ぶ利点です。

ちなみに公設市場の公式サイトによると、市場から東バスのバスターミナルまでは徒歩4分・約280メートル、系統4の「博物館前」停留所までは徒歩4分・約300メートルです。蔵元駐車場は博物館の隣なので、位置関係のイメージが湧きやすいと思います。

📍 ユーグレナモール

住所 〒907-0022 沖縄県石垣市大川203
アクセス 石垣市公設市場を中心とするアーケード商店街
駐車場 専用駐車場なし(周辺の市営駐車場を利用)
公式サイト 公式サイト
📍 石垣市公設市場

住所 〒907-0022 沖縄県石垣市大川208
電話番号 0980-88-8634
営業時間 9時~20時
定休日 第2・4日曜
アクセス 石垣港離島ターミナルより徒歩約9分(約650m)
駐車場 なし
公式サイト 公式サイト

※営業時間・定休日は石垣市公設市場公式サイトの2026年8月時点の掲載内容です。

離島に日帰りしてから戻るなら離島ターミナル側

竹富島や西表島に渡って夕方に戻り、そのままモールでお土産を買って帰る。この旅程なら、離島ターミナル側の駐車場に朝から停めるのが自然です。朝8時に入れて夕方6時に出せば10時間ですが、港湾課管理なら1,000円前後で収まる計算になります。

ユーグレナ石垣港離島ターミナルは、竹富島・西表島・黒島・小浜島・鳩間島と石垣島を結ぶ船が発着する旅客ターミナルです。待合いロビーは200席、テナントは21店舗、コインロッカーは6か所あり、乗船前の待ち時間を過ごしやすい造りになっています。屋上には展望デッキ、1階にはプラネタリウムもあります。

気をつけたいのは、この使い方をする人が集中する時間帯です。朝の始発便に合わせて入庫が集中し、第一・第二が早い時間に埋まります。フェリーの時刻から逆算して、駐車場探しに20分ほど余裕を見ておくと、乗り遅れる心配がなくなります。

📍 ユーグレナ石垣港離島ターミナル

住所 〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1番地
アクセス 石垣市公設市場まで徒歩約9分(約650m)
駐車場 隣接する市営の離島ターミナル第一・第二・臨時駐車場を利用
公式サイト 公式サイト

レンタカー返却前の最後の買い物という使い方

石垣島の旅でよくあるのが、空港に向かう前にモールでお土産を買い足すパターンです。石垣市公設市場の公式サイトによると、新石垣空港から市場までは車で約26分・約15キロメートル。つまり、モールを出てから空港まで30分弱は見ておく必要があります。

この場合の滞在は1時間前後になるので、料金は100円か200円。金額の差はほとんど意味を持たないため、選ぶ基準は「確実に停められるか」だけになります。飛行機の時刻が迫っているときに満車の駐車場をはしごするのは避けたいので、台数の多い離島ターミナル第二駐車場を最初から目指すのが安全です。

レンタカー会社に返す前の給油も忘れがちな工程です。モールでの買い物、給油、返却、空港送迎という順番を頭に入れて、それぞれに余裕を持たせておくと、最後の1時間があわただしくなりません。

そもそも車を置かないという選択肢もある

宿が市街地にあるなら、モールへは車で行かないほうが楽な場合もあります。石垣市公設市場までは、石垣港離島ターミナルから徒歩約9分・約650メートル、東バスのバスターミナルからは徒歩4分・約280メートルです。市街地のホテルからなら、歩いてしまったほうが駐車場を探す手間がありません。

バスを使う場合、東運輸が運行する系統4の平得・大浜・白保経由空港線と、系統10のアートホテル・ANAインターコンチネンタル経由空港線が、いずれもバスターミナルと石垣港離島ターミナルを経由して石垣空港を結んでいます。運賃や時刻は変わることがあるので、乗る前に東運輸の公式案内で確認してください。

車で行くメリット 車で行くデメリット
重いお土産を車まで運ぶだけで済む
買い物のあと島内観光にそのまま移動できる
雨天でも濡れる時間が短い
繁忙期は満車で駐車場探しに時間がかかる
市街地は一方通行が多く走りにくい
飲酒を伴う食事ができない

現地で困らないための、細かい段取りを押さえておく

車両規格で弾かれる車がある

石垣市の市営駐車場には、普通車の車両規格が定められています。全長5メートル以内、全幅1.7メートル以内、全高2.3メートル以内です。この条件は港湾課管理の4か所にも道路・施設課管理の駐車場にも共通して案内されています。

問題になりやすいのが全幅です。レンタカーで人気のミニバンや、大人数向けのワゴン車は全幅1.7メートルを超える車種があります。旅行の人数が多くて大きめの車を借りる予定なら、予約時に車種の寸法を確認しておくと、現地で入れずに引き返す事態を避けられます。

キャンピングカーやハイルーフのバンも全高で引っかかる可能性があります。そうした車で市街地に来る場合は、事前に停められる場所を石垣市の港湾課などに問い合わせておくのが確実です。

支払い手段は駐車場ごとにバラバラ

同じ石垣市の駐車場でも、支払いの条件はかなり違います。離島ターミナル第一駐車場、離島ターミナル第二駐車場、八島第二駐車場の3か所では電子決済が使えます。一方、離島ターミナル臨時駐車場では電子決済が使えず、新紙幣も使用不可です。八島第二駐車場は電子決済が使える代わりに、1万円札・5千円札・2千円札が使えません。

この違いは公式ページに明記されているものですが、現地の看板だけを見て気づくのは難しい部分です。旅行中は財布の中身が新紙幣に偏りやすいので、千円札と小銭をある程度キープしておく習慣をつけておくと、どの駐車場に回されても困りません。

なお、駐車券の紛失やトラブルの問い合わせ先は、港湾課・道路・施設課ともにアマノマネジメントサービスの窓口に一本化されています。道路・施設課の駐車場では2025年6月1日からこの体制になりました。精算機の前で困ったら、案内表示にある番号に電話するのが早い解決策です。

実は「モールに最も近い駐車場」が最安ではない

意外と知られていないのですが、ユーグレナモールにいちばん近い蔵元駐車場は、周辺6か所のなかで最安ではありません。最初の1時間が200円で、離島ターミナル側の100円より高いからです。近い駐車場ほど高い、という都市部の常識がそのまま当てはまっているように見えます。

ところが理由は少し違います。蔵元駐車場と新栄公園東駐車場は2026年4月に料金が上がったのに対し、港湾課管理の4か所は据え置かれたままです。もともとは蔵元も最初の1時間100円で、離島ターミナル側と同額でした。つまり今の価格差は「近さの対価」ではなく、改定のタイミングがずれた結果として生まれたものです。

ここから読める実務的な示唆があります。港湾課管理の4か所も、今後同じように改定される可能性があるということです。逆に言えば、今は離島ターミナル側の4か所が相対的に割安な状態にあります。長時間停める予定があるなら、この価格差を意識して選ぶ価値があります。

Q. ユーグレナモールの駐車場に無料で停められる場所はありますか?
A. モールが用意した無料駐車場はありません。石垣市公設市場の公式サイトにも「駐車場:無し」と記載されています。周辺で使えるのは石垣市の有料の市営駐車場で、料金は最初の1時間まで100円または200円です。過去に商店街の来店客向けの駐車無料券が配布されていた時期がありますが、その案内ページは現在の石垣市公式サイトには残っていません。無料で停められる前提で旅程を組まないほうが安全です。

台風シーズンは駐車場の運用そのものが変わる

石垣島の夏から秋にかけては台風の接近が避けられません。石垣市は市営駐車場について「災害や機器の故障等により予告なく休業することがあります」と公式に案内しています。24時間入出庫できるのが通常運用ですが、それが保証されているわけではないということです。

台風接近時はフェリーの欠航も相次ぎ、離島ターミナル周辺の人の流れが大きく変わります。停めた車をいつ出せるか読みにくくなるため、荒天が予想される日はそもそも市街地に車で出ない、という判断も選択肢に入れてください。

また、台風の影響で店舗側が臨時休業することもあります。モールのお店や公設市場の営業状況、フェリーの運航状況は、当日の朝に各公式サイトやSNSで確認してから動くのが確実です。

まとめ:ユーグレナモール周辺の駐車場は、6か所を順番で覚えれば迷わない

🚗 この記事の結論

ユーグレナモールに専用駐車場はなく、周辺の市営6か所を使います。買い物なら徒歩約3分の蔵元、長時間なら離島ターミナル側を選びましょう。

✅ 要点チェック

  • 専用駐車場:なし。市営6か所から選ぶ
  • いちばん近い:蔵元駐車場、徒歩約3分で56台
  • いちばん多い:離島ターミナル第二の196台
  • 満車時の順:第一→第二→臨時→八島第二
  • 料金差:どの滞在時間でも100円だけ

ユーグレナモールの駐車場探しでつまずく人が多いのは、モールが車社会より前からある商店街だからです。専用駐車場を探すのをやめて、周辺の市営6か所から旅程に合う1か所を先に決めてしまえば、現地で迷う時間はほぼゼロになります。買い物中心の日は石垣市蔵元駐車場、離島に渡る日や長時間停める日は離島ターミナル側の3か所と八島第二駐車場。この2パターンだけ覚えておけば十分です。

最初の一歩としておすすめしたいのは、出発前にスマートフォンの地図アプリで「離島ターミナル第二駐車場」と「石垣市蔵元駐車場」の2か所を保存しておくことです。この2つがあれば、混雑していても空いていても対応できます。石垣島の市街地は一方通行が多く、走りながら駐車場を探すのは効率が悪いので、目的地を先に登録しておくのがいちばん効きます。

なお、料金や運用は条例改正で変わりますし、台風時は予告なく休業することもあります。最新情報は石垣市の公式サイトでご確認ください。

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石垣島旅の教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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