石垣島でレンタカーを借りると、たいてい最初に困るのが「これ、どこに停めればいいの?」という場面です。離島ターミナルの前まで来たものの入口がわからない、川平湾に着いたら車列ができている、空港に見送りで寄っただけなのに料金を取られた——旅行前にここを整理しておくかどうかで、当日の余裕がまるで変わります。
結論から言うと、石垣島で駐車料金が発生する場所はかなり限られています。石垣市が料金を公表している市営駐車場は7か所。そこに沖縄県管理の南ぬ島石垣空港の駐車場を足せば、旅行者が実際に悩む場所はほぼ全部カバーできます。しかも料金は最初の1時間で100円か200円という水準で、本土の観光地の感覚からすると拍子抜けするほど安い設定です。
この記事では、石垣市と空港の公式情報をもとに、港・市街地・川平湾・空港という4つの舞台ごとに、台数・料金・停め方の段取りをまとめます。2026年4月に市街地の2か所で料金改定があったので、その前後で何が変わったのかも整理しました。
・石垣港離島ターミナル周辺の市営4か所の台数と料金
・南ぬ島石垣空港の駐車場が30分未満なら無料になる仕組み
・川平湾に停めるなら市営川平公園駐車場が最短な理由
・2026年4月に改定された市街地2か所の新料金と、駐車券を失くしたときの負担
石垣島の駐車場で料金が発生するのは、実は3つのエリアだけ

島に着く前に頭に入れておきたいのは「どこが有料か」の地図です。石垣島は本土の観光地と違って、コインパーキングがそこら中にあるわけではありません。有料駐車場が集中しているのは港・市街地・川平湾の3エリアで、それ以外の場所は無料で停められるスポットが中心です。
有料になるのは港・市街地・川平湾の3エリアに集中している
石垣市が公式サイトで料金を公表している市営駐車場は7か所あります。内訳は、港湾課が管理する港湾施設付近の4か所(石垣市 港湾施設付近の市営駐車場)と、道路・施設課が管理する3か所(石垣市 市営駐車場について)です。
この7か所を地図に置いてみると、4か所が石垣港離島ターミナルと八島町、2か所が市街地、そして残る1か所が川平湾という並びになります。つまり、離島に渡る人・市街地で買い物をする人・川平湾を見に行く人だけが料金を払う構図です。逆に言えば、島の北部や東部をドライブしている限り、駐車料金の話はほとんど出てきません。
旅の計画を立てるときは、この3エリアに立ち寄る日だけ小銭を用意しておけば十分です。市営駐車場は精算機で支払う方式なので、両替に困らないよう100円玉を数枚持っておくと安心できます。
市営駐車場は最初の1時間100円か200円で始まる
石垣島の市営駐車場は、料金体系が大きく2系統に分かれます。港エリア(離島ターミナル第1・第2・第2臨時、八島第2)は最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円。市街地と川平湾(新栄公園東、蔵元、川平公園)は最初の1時間200円、以後1時間ごとに100円です。
この違いは「刻み」に表れます。港エリアは30分刻みなので短時間の出し入れに向いていて、市街地・川平湾は1時間刻みなので、中途半端に30分だけ延びても追加料金が発生しません。乗船券を買いに行くだけの15分と、川平湾を1時間半かけて眺める滞在では、有利な刻みが違うわけです。
もうひとつ港エリアだけの特徴が夜間料金です。港エリアの4か所は午後8時から翌午前8時までの間、1時間までごとに50円という設定になっています。夜の便で戻ってきて翌朝に車を出すようなケースでは、この夜間料金がじわりと効いてきます。
展望台やビーチには市営の有料駐車場が置かれていない
玉取崎展望台や平久保崎のような島の北側の名所は、石垣市が公表している市営駐車場の一覧に載っていません。つまり、市が料金を取って運営している駐車場ではないということです。ドライブ中に立ち寄る展望スポットで駐車料金を心配する必要は基本的にありません。
ただし「無料だから安心」とは言い切れないのが北部です。スペースそのものが小さく、大型バスが入ってくると一気に埋まります。ここは料金ではなく回転率の問題なので、写真を撮る目的なら観光バスが動き出す前の時間帯に行くのが現実的な対策になります。
また、ビーチによっては施設利用料と駐車料金がセットになった民間運営の駐車場もあります。料金は施設ごとに違うので、行く前にそれぞれの公式サイトで確認しておくと当日の判断が早くなります。
レンタカーなら「停める場所」より「停める時間」で考える
石垣島の駐車料金は上限が効いているので、金額そのものより滞在時間の設計のほうが重要です。港エリアなら1時間で100円、市街地なら1時間で200円という水準なので、半日停めても本土のコインパーキングほどの負担にはなりません。
むしろ効いてくるのは、満車で入れずに周回する時間です。離島ターミナル周辺は朝の高速船が出る時間帯に、川平公園は日中の観光ピークに車が集中します。「安いところを探す」より「混む時間を外す」ほうが、旅の時間を節約できます。
市営駐車場はいずれも24時間入庫・出庫できます。「夜は閉まってしまうのでは」と心配して停める場所を変える必要はありません。朝いちの高速船に合わせて未明に入庫することも、夜の便で戻ってから出庫することもできます。
石垣港離島ターミナル周辺は市営4か所・時間制553台で回している
竹富島や西表島へ渡る人が必ず通るのが石垣港離島ターミナルです。ここは市営駐車場が4か所あり、時間制の区画を合計すると553台分になります。どこも料金は同じなので、選ぶ基準は「ターミナルまでの距離」と「空いている確率」の2つだけです。
離島ターミナル第1駐車場はターミナル最寄りの78台
ターミナルにいちばん近いのが第1駐車場で、時間制78台です。台数が少ないぶん、朝の高速船が集中する時間帯には早い段階で埋まります。荷物が多い人、小さい子ども連れの人が優先的に狙う場所と考えておくとよいでしょう。
料金は最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円。午後8時から翌午前8時までは1時間までごとに50円です。乗船券を買って荷物を預けるだけなら1時間以内で済むことが多く、この駐車場の刻みは短時間利用と相性がいい設計になっています。
ここが埋まっていたときに周回するのは時間の無駄です。第1がだめなら次に紹介する第2、それも厳しければ第2臨時、という順番をあらかじめ決めておくと、港での判断が一瞬で済みます。
| 住所 | 沖縄県石垣市美崎町1番地内 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 時間制78台 |
| 公式サイト | 公式サイト |

第2駐車場は時間制196台・定期81台で島内最大級
第2駐車場は時間制196台に加えて定期81台の区画を持つ、離島ターミナル周辺で最も大きな駐車場です。旅行者が実際に使えるのは時間制の196台のほうですが、この規模があるおかげで、繁忙期でも「どこにも停められない」という事態は起きにくくなっています。
料金体系は第1と同じで、最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円、夜間は1時間までごとに50円です。日帰りで竹富島や黒島に渡る場合、朝出て夕方戻る滞在なら、この刻みで計算すれば当日の出費が事前に読めます。
ターミナルまでは第1より少し歩きますが、その差は数分程度です。空いている確率を考えると、最初から第2を狙って入るほうが結果的に早いことも珍しくありません。
| 住所 | 沖縄県石垣市美崎町1番地内 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 時間制196台・定期81台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
離島ターミナルそのものの使い方や、どの航路がどの桟橋から出るのかは、別の記事で詳しくまとめています。

石垣島の旅で最初に「どこへ行けばいいのか分からない」となりやすいのが、離島ターミナルです。飛行機を降りてスマホで検索すると、フェリー会社が2社出てきて、駐車場も…
第2臨時駐車場の169台は繁忙期の逃げ場になる
第2臨時駐車場は時間制169台。名前に「臨時」とついていますが、石垣市の公式ページに常設の市営駐車場として掲載されており、24時間入庫・出庫できます。ゴールデンウィークや夏休みにターミナル周辺が埋まったときの受け皿として機能します。
料金は他の港エリア3か所と同一です。最初の1時間まで100円、以後30分までごとに50円、午後8時から翌午前8時までは1時間までごとに50円。「臨時だから割高では」という心配は不要です。
実務的なコツとしては、繁忙期に港へ向かうときは最初からここを目的地に設定しておくことです。第1・第2で空きを探して往復するより、確実に停めてから歩いたほうが、船の出発時刻に間に合う確率が上がります。
| 住所 | 沖縄県石垣市美崎町6番地内 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 時間制169台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
八島第2駐車場は時間制110台+定期83台の落ち着いた選択肢
八島町にある八島第2駐車場は時間制110台、定期83台(定期は新規受付なし)という構成です。離島ターミナルからは少し離れますが、そのぶん観光客の流入が緩やかで、ピーク時でも比較的落ち着いています。
料金は港エリア共通で、最初の1時間まで100円、以後30分までごと50円、夜間は1時間までごと50円。24時間入庫・出庫できるので、夜遅くまで市街地で食事をしてから戻るような使い方にも向いています。
八島町は港の南側にあたるエリアで、離島ターミナルへ歩いて向かうことになります。急いでいる朝には向きませんが、時間に余裕のある日中の出港や、車を長めに置いておきたい日には有力な選択肢です。
| 住所 | 沖縄県石垣市八島町1丁目地内 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 時間制110台・定期83台(定期は新規受付なし) |
| 公式サイト | 公式サイト |
港エリアの4か所は料金が完全に同じです。つまり「安いところを探す」意味がありません。判断基準は台数と歩く距離だけなので、繁忙期は台数の多い第2(196台)か第2臨時(169台)に直行するのが、迷わない段取りになります。
南ぬ島石垣空港は入場から30分未満なら0円で出られる

空港の駐車場は、市営とはまた別のルールで動いています。運営は空港側で、料金体系も台数も市営とは違います。ここを知らずに「ちょっと見送りに寄っただけ」で料金を払ってしまう人が毎年出ています。
一般駐車場360台・1時間ごと100円・1日最大1,000円
南ぬ島石垣空港の一般駐車場は360台(うち身障者等用7台)です。料金は入場後1時間ごとに100円、9時間から24時間までは1日最大1,000円という設定になっています(南ぬ島石垣空港 公式サイト 駐車場/2026年8月時点)。
二輪車は無料です。支払い方法は現金のみなので、クレジットカードや交通系ICだけを持って空港に向かうと精算機の前で困ることになります。身体障害者手帳など対象の手帳を持っている場合は利用料金が半額になります。
駐車できる車のサイズは、普通車で高さ2.3メートル・幅2.1メートル・長さ5.0メートル以内という制限があります。大きめのミニバンやルーフキャリア付きの車を借りる予定なら、事前に借りる車のサイズを確認しておくと安心です。
| 住所 | 〒907-0242 沖縄県石垣市白保1960-104-1 |
| 駐車場 | 一般駐車場360台(うち身障者等用7台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
30分未満の無料は2024年5月1日から始まった仕組み
空港駐車場は、入場から29分59秒までなら無料です。これは令和6年(2024年)5月1日から始まった運用で、石垣市も告知しています(石垣市 新石垣空港一般駐車場30分無料化のお知らせ)。
料金の刻みは、入場から30分経過して59分59秒までが100円、60分経過して119分59秒までが200円という形です。ポイントは、料金の起点が「入場時刻」であること。ターミナル内で少し話し込んだり、土産物を見て回ったりすると、あっという間に30分の壁を越えます。
見送りだけなら、車を停めてから出発ロビーまで往復して30分以内に出庫するのが現実的なラインです。逆に、搭乗手続きに付き添う・カフェで時間を潰すといった予定があるなら、最初から100円か200円は払うつもりで駐車したほうが気持ちに余裕が生まれます。
空港の一般駐車場に入庫する(この瞬間から時間が数え始められる)
ターミナルで荷物の受け渡し・見送りを済ませる
入場から30分未満で出庫すれば無料。超えたら精算機で現金精算
【失敗パターン1】空港駐車場でのレンタカー受け渡しは禁止行為
2025年12月26日、空港の公式サイトに沖縄県からの告知が掲載されました。内容は、一般駐車場における「営業行為に該当するレンタカーの乗り捨て及び受渡し行為」を禁止するというものです(南ぬ島石垣空港 石垣空港駐車場の適正利用について)。禁止行為が確認された場合、沖縄県は事業者等に対して厳正に対応するとしています。
背景にあるのは利用者の増加です。令和6年度の乗客数は約270万人と過去最高になり、一般駐車場に本来の利用者が停められない事態が起きています。空港の一般駐車場は、飛行機に乗る人と送迎する人のための場所という位置づけです。
旅行者の側でできる対策はシンプルで、レンタカーは各社の無料送迎か、空港近くの営業所での受け渡しを使うことです。「空港の駐車場で鍵を受け取りましょう」と案内された場合は、その場で受け渡し場所を確認したほうが安全です。予約や問い合わせは各レンタカー会社の公式サイトで行ってください。
空港駐車場の運用ルールや料金は、県からの告知で変わることがあります。台風接近時には空港そのものの運用も変わります。最新の運航状況・駐車場の運用は、南ぬ島石垣空港と各航空会社の公式サイトでご確認ください。
24時間を超えて停めるときの料金の考え方
離島に泊まりに行くなどで空港に車を長く置く場合、料金は1時間あたりの料金と1日最大料金の繰り返しで計算されます。9時間から24時間までが1日最大1,000円という区切りなので、それを超えると次の周期が始まる形です。
実務としては、出発前に何日置くのかを数えて、現金を多めに用意しておくのが確実です。支払いは現金のみなので、帰りの精算で足りなくなると面倒なことになります。
ただし、そもそも空港に長期で車を置くのが最適とは限りません。レンタカーを一度返却して、戻ってきた日に借り直すほうが安く済む場合もあります。長期の離島滞在を計画しているなら、その比較をしてから決めるのが賢い選択です。
川平湾は市営の川平公園駐車場に停めるのが最短ルート
石垣島の観光地で唯一、市営の有料駐車場が置かれているのが川平湾です。裏を返せば、それだけ車が集まる場所だということでもあります。ここは料金より「どの区画に入るか」が滞在の快適さを左右します。
第1・第2で普通車78台、最初の1時間200円
石垣市川平公園駐車場は第1と第2に分かれていて、第1駐車場が普通車46台(ほかに大型バス6台)、第2駐車場が普通車32台です。合わせて普通車78台という規模になります。
料金は最初の1時間200円、以後1時間ごとに100円です。川平湾はグラスボートに乗っても1時間半から2時間程度で戻ってくることが多いので、想定される負担はごく軽い水準に収まります。市街地の駐車場と同じ刻みなので、30分だけ延びても追加料金は発生しません。
この駐車場は石垣市道路・施設課の管理で、2026年8月時点で料金改定の予定はありません。市街地の2か所が2026年4月に改定された一方、川平公園はそのまま据え置かれています。
| 住所 | 沖縄県石垣市字川平827番地8 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 第1駐車場 普通車46台(大型バス6台)・第2駐車場 普通車32台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
24時間入庫・出庫できるから朝夕の光を狙える
川平公園駐車場は24時間入庫・出庫が可能です。日中しか停められないと思い込んで早朝の訪問をあきらめる人がいますが、その必要はありません。
川平湾の海の色は太陽の角度で大きく変わるので、観光バスが動き出す前の朝の時間帯は、駐車場も展望台も落ち着いています。写真を目的に来ているなら、この時間帯を狙う価値があります。
逆に日中は、観光バスとレンタカーが同時に集まります。第1駐車場には大型バス6台分の区画があるため、バスが入ってくると周辺の動線が一気に混み合います。その時間に到着してしまったら、第2駐車場に回ったほうが早いことが多いです。
実は「停める場所」より「歩く距離」で満足度が決まる
意外と知られていないのですが、川平湾で消耗するのは駐車場探しではなく、そのあとの歩きと日差しです。第1と第2のどちらに停めても展望台までは歩いて向かうことになり、日中は日陰が限られます。
だからこそ、無理に第1の空きを待つより、さっさと第2に入れて歩き出すほうが結果的にラクです。待ち時間ぶんの体力を、湾の景色を眺める時間に回せます。帽子と飲み物を車に積んでおくと、待つ・歩くのどちらになっても対応できます。
川平から次のスポットへ動くときの段取り
川平湾は島の西側にあるので、ここを起点に北へ抜けるか、南に戻って市街地に向かうかで、その日の残り時間の使い方が変わります。滞在時間を1時間半程度と見積もっておくと、次の目的地の到着時刻が読みやすくなります。
島を大きく回るドライブプランを組む場合は、川平湾をどこに挟むかで走行距離と時間が変わります。一周ルートの組み立て方は別記事でまとめています。

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市街地に長く停めるなら新栄公園東と蔵元|2026年4月に料金が変わった

市街地の市営駐車場は2か所。どちらも2026年4月1日に料金が改定されました。改定前の情報を載せたページを見て来ると金額がずれるので、ここは最新の内容を押さえておきたいところです。
新栄公園東駐車場59台:夜間料金が廃止された
石垣市新栄公園東駐車場は普通車59台。石垣5号幹線都市下水路の上部広場を使った駐車場で、24時間入庫・出庫できます。
2026年4月1日の改定で、料金は「最初の1時間200円、以後1時間ごとに100円」になりました。改定前は「最初の1時間200円、以後30分ごと50円、夜間1時間ごと50円」だったので、刻みが30分から1時間に変わり、夜間料金が廃止された形です(石垣市 市営駐車場の使用料金改定について/2026年8月時点)。
短時間なら改定前後で負担は変わりませんが、夜通し停める使い方をしていた人にとっては実質的な値上がりです。夜に市街地で飲食して車を置いていく予定があるなら、この変更は覚えておいて損がありません。
| 住所 | 沖縄県石垣市新栄町3番地 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 普通車59台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
蔵元駐車場56台:最初の1時間が100円から200円に
石垣市蔵元駐車場は普通車56台。こちらも24時間入庫・出庫できます。2026年4月1日の改定で、最初の1時間が100円から200円に変わりました。以後1時間ごと100円は据え置きです。
つまり、短時間利用ほど影響が大きい改定でした。1時間だけ停める人は負担が2倍になり、3時間以上停める人にとっては差が相対的に小さくなります。ちょっとした用事で30分だけ、という使い方をしていた人には効いてくる変更です。
駐車券を紛失した場合は2,400円で、これは改定前後で変わっていません。市街地の駐車場を使うなら、券は財布ではなくダッシュボードなど定位置に置く習慣をつけておきたいところです。
| 住所 | 沖縄県石垣市字登野城3番地2 |
| 営業時間 | 24時間入庫・出庫可能 |
| 駐車場 | 普通車56台 |
| 公式サイト | 公式サイト |
定期利用は月額5,000円から8,000円へ
蔵元駐車場の定期利用は、月額5,000円から8,000円に改定されました。これは地元の通勤利用者向けの区分なので、旅行者が直接使うことはまずありません。
ただ、この改定は駐車場の混み具合に間接的に影響します。定期の料金が上がれば定期利用者が減り、時間制の空きが増える可能性があるからです。市街地の駐車場事情は、こうした料金設定の変更で少しずつ動いています。
なお、港エリアの八島第2駐車場も定期83台の区画を持っていますが、こちらは新規受付を行っていません。旅行者が使えるのはあくまで時間制の区画です。
ユーグレナモール周辺で買い物をするなら
市街地の中心にあるユーグレナモールは、商店街そのものに専用駐車場がありません。土産物の買い出しをするなら、周辺の市営駐車場から歩くことになります。どの駐車場から何分歩くのかを整理した記事があるので、買い物メインの日はこちらを先に読んでおくと動きが決まります。

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【石垣島旅の教科書調べ】市営7か所と空港の料金早見表
ここまで出てきた料金を1枚に並べます。数値はすべて石垣市および南ぬ島石垣空港の公式サイトで公表されている値で、当サイトが独自に実測したものではありません(2026年8月時点)。
港エリア・市街地・空港を横に並べて比べる
| 駐車場 | 台数(時間制) | 最初の1時間 | 以後の刻み |
|---|---|---|---|
| 離島ターミナル第1 | 78台 | 100円 | 30分までごと50円 |
| 離島ターミナル第2 | 196台 | 100円 | 30分までごと50円 |
| 離島ターミナル第2臨時 | 169台 | 100円 | 30分までごと50円 |
| 八島第2 | 110台 | 100円 | 30分までごと50円 |
| 新栄公園東 | 59台 | 200円 | 1時間ごと100円 |
| 蔵元 | 56台 | 200円 | 1時間ごと100円 |
| 川平公園(第1・第2) | 78台 | 200円 | 1時間ごと100円 |
| 南ぬ島石垣空港 | 360台 | 100円 | 1時間ごと100円 |
この表を眺めると、石垣島の駐車場は台数の偏りが大きいことがわかります。港エリアだけで553台、空港が360台。それに対して市街地は2か所で115台しかありません。市街地の駐車場が「思ったより早く埋まる」と感じるのは、この構造のせいです。
港エリアと市街地では有利な滞在時間が違う
港エリアの30分刻みと、市街地・川平湾の1時間刻みでは、得をする滞在時間が変わります。港エリアは短時間の出し入れに強く、市街地・川平湾は中途半端に時間が延びても追加が発生しにくい設計です。
たとえば1時間半停める場合、港エリアは1時間ぶん100円に30分ぶん50円が加算されますが、市街地は最初の1時間200円に1時間ぶん100円が加算されます。滞在が読めない予定なら市街地型の刻み、確実に短く済ませるなら港エリア型の刻みが向いている、という整理です。
もっとも、金額そのものはどちらも小さいので、実際の判断で優先すべきは台数と場所です。この表は「どこがいくらか」を確認するより「どこに何台あるか」を頭に入れる目的で使うのがおすすめです。
【失敗パターン2】駐車券を紛失すると負担が跳ね上がる
石垣島の駐車料金は安いのですが、駐車券を失くしたときだけ話が変わります。港エリアの4か所は1日ごとに1,800円、川平公園と改定前の新栄公園東は1,900円、蔵元と改定後の新栄公園東は2,400円です。
原因はたいてい同じで、券を膝の上やドリンクホルダーに置いたまま降りて、海やターミナルで動き回るうちに落とすというパターンです。特にビーチや港では荷物の出し入れが多く、紙の券は簡単に紛れます。
対策は単純で、入庫したらその場で券をダッシュボードの定位置に置くと決めてしまうことです。複数人で乗っているなら「券を扱う人」を1人に決めておくと、誰かが持っているはずという思い込みも防げます。数百円で済むはずの駐車料金が、2,400円になるのは避けたいところです。
駐車料金は条例改定で変わります。実際、市街地の2か所は2026年4月1日に改定されました。旅行の直前には、石垣市の市営駐車場ページで最新の料金を確認しておくと安心です。
石垣島の駐車場はこう使い分ける|旅のスタイル別4パターン
ここまでの情報を、旅の目的別に組み替えます。同じ島でも、離島に渡る人と島内をドライブする人では、押さえるべき駐車場がまったく違います。
日帰りで離島に渡る人:台数の多い区画に直行する
竹富島や西表島に日帰りで渡るなら、車は港エリアに置くことになります。狙うのは第2駐車場(196台)か第2臨時駐車場(169台)です。第1は78台しかないので、船の時刻が迫っている朝に空きを探すのは分が悪い賭けになります。
料金は最初の1時間まで100円、以後30分までごと50円。朝出て夕方戻る滞在なら、当日の駐車料金は事前に計算できます。乗船券の購入や荷物預けの時間も見込んで、出港の余裕をとって港に着くようにしましょう。
船は天候によって欠航や減便が発生します。最新の運航状況は各運航会社の公式サイトでご確認ください。
島内をドライブする人:有料は川平湾だけと割り切る
島の北部や東部を回るドライブなら、有料駐車場に入るのは川平湾くらいです。石垣市が料金を公表している市営駐車場のうち、観光スポットにあるのは川平公園だけだからです。
川平公園駐車場は最初の1時間200円、以後1時間ごと100円。24時間入庫・出庫できるので、朝の光を狙って早い時間に入るという選択もできます。それ以外の展望台やビーチについては、それぞれの管理者の案内に従ってください。
ドライブ中に注意したいのは、駐車スペースの大きさです。北部の展望スポットはスペースが限られており、大型バスが入ると余裕がなくなります。時間帯をずらすのが最も確実な対策です。
市街地に泊まる人:宿の駐車場を先に確認する
市街地の宿に泊まる場合、まず確認すべきは宿に駐車場があるかどうかです。市街地の市営駐車場は新栄公園東(59台)と蔵元(56台)の2か所で、合計115台しかありません。宿泊者が当てにできる規模ではありません。
宿に駐車場がない場合、この2か所か、港エリアの八島第2駐車場(110台)が候補になります。八島第2は夜間(午後8時から翌午前8時)が1時間までごと50円なので、夜通し置くなら選択肢として現実的です。
2026年4月の改定で新栄公園東の夜間料金は廃止されました。夜間に長く停める前提なら、港エリアと市街地で条件が変わったことを頭に入れておいてください。
早朝便・最終便で空港を使う人:30分の壁を意識する
早朝便の見送りや、最終便で戻ってくる人を迎えに行くなら、空港駐車場の30分ルールが効きます。入場から29分59秒までは無料、そこから59分59秒までが100円という刻みです。
迎えの場合、飛行機が遅れると待ち時間が読めません。到着ロビーで待つつもりなら、最初から100円か200円は見込んでおくほうが気楽です。支払いは現金のみなので、小銭を用意しておきましょう。
レンタカーの返却と搭乗を同じ日にまとめる場合は、各社の送迎スケジュールを先に確認してください。空港の一般駐車場でレンタカーの受け渡しを行うことは禁止されています。予約・返却の段取りは各レンタカー会社の公式サイトで確認するのが確実です。
| 市営駐車場を使うメリット | 気をつけたいこと |
|---|---|
| 最初の1時間が100円か200円と安い 7か所すべて24時間入庫・出庫できる 港エリアは4か所で時間制553台と規模が大きい | 市街地は2か所で115台しかない 駐車券を失くすと1,800円から2,400円 繁忙期の朝は港エリアから埋まっていく |
まとめ:市営7か所を押さえれば停める場所で迷わない
石垣島の駐車場は、料金の安さより「どこに何台あるか」を知っているかどうかで差がつきます。港エリアに553台、空港に360台という大きな受け皿がある一方、市街地は2か所で115台しかありません。旅の初日にまずやることは、その日の行き先が港・市街地・川平湾のどれに当たるかを確認して、台数の多い区画を第一候補に決めておくことです。それだけで、当日の周回時間がまるごと減らせます。
なお、駐車料金や運用ルールは改定されることがあります。この記事の数値は2026年8月時点で石垣市・南ぬ島石垣空港の公式サイトに掲載されていた内容です。出発前に最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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