竹富島の赤瓦の集落を上から見下ろしたいと思って調べると、まず出てくるのが「なごみの塔」です。ところが、このなごみの塔は2016年9月17日から登れなくなっています。そこで今、上から集落を眺める場所として選ばれているのが、なごみの塔のすぐ向かいにある「あかやま展望台」です。
先に結論をお伝えすると、あかやま展望台は建物の屋上にある小さな展望台で、入場料は100円、竹富町の観光サイトでは10:00~17:00と案内されています。竹富港からは集落まで徒歩10分・車5分の距離なので、石垣島から高速船で渡ってくれば、自転車でも徒歩でも無理なく立ち寄れます。
この記事では、石垣島の離島ターミナルから船に乗るところから、竹富港からの3通りの行き方、屋上に上がるときの段取り、展望台のあとに回る順番まで、時刻表と料金の数字で順番に案内します。竹富島の移動事情を知っている友達が、出発前に「ここはこう回るといいよ」と教えるつもりでまとめました。
・あかやま展望台となごみの塔の関係と、入場料100円の払い方
・石垣島から竹富島へ渡る2社の時刻表と大人片道970円の運賃(2026年9月時点)
・竹富港から展望台までの徒歩・レンタサイクル・路線バスの使い分け
・最終便から逆算する竹富島の回り方と、よくある失敗の避け方
あかやま展望台はどんな場所?なごみの塔の代わりに開放された屋上展望台

入場料100円で上がれる、集落の真ん中の屋上です
あかやま展望台は、竹富島の集落のほぼ中心、なごみの塔のすぐ向かいにある建物の屋上です。竹富町役場 自然観光課が運営する観光サイト「沖縄たけとみ島時間」では、HaaYa nagomicafeが入っている建物の屋上にある展望台として紹介されており、料金は100円、時間は10:00~17:00と案内されています(2026年9月時点)。
なぜ屋上が展望台になっているのかというと、竹富島は周囲9.2kmの平坦な島で、集落の中から赤瓦の屋根を上から見られる場所がほとんどないからです。集落の家は平屋が中心で、2階建ての建物の屋上に上がるだけで視界が一気に開けます。
アクセスは「なごみの塔から徒歩約1分」。つまり、なごみの塔を目指して集落に入れば、そのまま目の前にあります。地図アプリでは「なごみの塔」か「赤山公園」を目的地にしておくと迷いにくいです。
| 住所 | 〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富379 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| アクセス | なごみの塔から徒歩約1分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
定休日は公式サイトに記載がなく、旅行媒体では不定休と紹介されています。朝いちばんの船で渡った場合は10:00前に着いてしまうこともあるので、先に西桟橋や浜を回ってから集落に戻る順番にすると、待ち時間が出ません。
なごみの塔が登れなくなったのは2016年9月17日から
なごみの塔は、今は外から眺めるだけの場所です。沖縄の観光情報サイトでは2016年9月17日から登降禁止と案内されており、竹富町観光協会の告知(2024年8月16日)でも「老朽化に伴う修復工事は終了しましたが、現在も登降は禁止されております」と書かれています。
背景には建物の古さがあります。なごみの塔は1953年に築造され、2006年3月27日に国の登録有形文化財に登録された文化財です。修復工事は終わっていても、登ることは許可されていません。
古いガイドブックや個人ブログには、今も「なごみの塔に登って集落を見下ろす」と書かれたものが残っています。現地で「登れると思っていた」とがっかりしないよう、集落を上から見たい場合は最初からあかやま展望台を目的地にしておくのがおすすめです。なごみの塔は、あかやま展望台の屋上から見下ろせる位置にあるので、塔そのものを写真に入れたい人にも都合がよい配置です。
屋上から見えるのは赤瓦の集落と白砂の道
屋上に上がると、赤瓦屋根が続く集落を360度見渡せます。竹富島の集落は1987年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、赤瓦と白砂の道、屋根の上のシーサーが並ぶ町並みが保存されています。上から見ると、平らな島に赤い屋根が点々と続く様子がよくわかります。
竹富島は島全体が平坦なので、2階建ての屋上でも遠くまで視線が抜けます。なごみの塔は1人ずつしか登れない狭さだったと紹介されることが多いのに対し、あかやま展望台の屋上は複数人が並んで立てる広さがあると旅行媒体では紹介されています。
屋上は日差しを遮るものが少ない場所です。夏場は帽子と飲み物を持って上がり、長居せずに写真を撮ったら下りる、くらいの感覚で予定を組むと体力を消耗しません。集落は住民の生活の場なので、屋上から民家の敷地の中をズームで撮り続けるのは控えましょう。
写真を撮るなら、赤瓦に陽が当たる日中の時間帯が向いています。曇りの日でも赤瓦と白砂の色の差ははっきり出るので、天気が今ひとつでも立ち寄る価値はあります。
石垣島から竹富島へ渡る船は?2社の時刻表と運賃
高速船は2社が運航、所要時間は10分~15分
石垣島から竹富島へは、ユーグレナ石垣港離島ターミナルから高速船で渡ります。運航しているのは安栄観光と八重山観光フェリーの2社で、竹富町観光協会の案内では高速船10分~15分、安栄観光の時刻表では約15~20分と書かれています。
2社あるので便数は多く、2026年9月時点の時刻表では、安栄観光が石垣発8便・竹富発9便、八重山観光フェリーが石垣発10便・竹富発10便です。どちらの会社も竹富発の最終は17:50です。
下の表は、各社公式サイトの時刻表を並べたものです(2026年9月時点。安栄観光は2026年6月20日~9月30日、八重山観光フェリーは2026年3~9月のダイヤ)。10月からは新ダイヤに切り替わるので、10月以降に渡る人は安栄観光の時刻表と八重山観光フェリーの運航時刻表で必ず新しい時刻を確認してください。
| 2026年9月時点 | 安栄観光 | 八重山観光フェリー |
|---|---|---|
| 石垣発 | 07:30、09:00、10:00、11:00、12:30、15:30、16:30、17:30 | 07:30、08:30、09:30、10:30、11:30、13:30、14:30、15:30、16:00、17:30 |
| 竹富発 | 07:50、09:20、10:20、11:20、12:50、14:50、15:50、16:50、17:50 | 07:50、08:50、09:50、10:50、11:50、13:50、14:50、15:50、16:20、17:50 |
八重山観光フェリーは全席自由席です。帰りは2社のどちらの便に乗るかで乗り場や券が変わるので、往復券を買った場合は同じ会社の便に乗ります。
運賃は2社とも大人片道970円・往復1,880円
運賃は2社とも同額で、2026年9月時点で大人片道970円・往復1,880円、小人(小学生)は片道510円・往復990円です。この運賃には燃料油価格変動調整金(第4段階)が含まれていて、燃料価格によって変わることがあると両社とも明記しています。
幼児は大人1名につき1名がひざ上で無賃です。子連れで席を確保したい場合は小人料金になるので、家族旅行の人は人数分の席が要るかどうかを出発前に決めておきましょう。
往復券は片道を2回買うより安くなりますが、帰りも同じ会社の便に乗る必要があります。竹富島に着いてから予定が変わりやすい人(写真を撮っていて時間が延びる、浜でゆっくりしたくなるなど)は、帰りの時刻に選択肢が多いほうが気楽です。2社の竹富発の時刻を見比べて、自分の回り方に合う会社を選んでください。
竹富島への船の乗り方全体は、こちらの記事で段取りをまとめています。

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レンタカーで来たら離島ターミナルの市営駐車場へ
石垣島をレンタカーで回っている人は、離島ターミナル周辺の市営駐車場に停めて船に乗るのが基本です。石垣市の案内では、離島ターミナル第1駐車場が77台、第2駐車場が194台、第2臨時駐車場が161台で、24時間入庫・出庫できます。
料金は2026年9月時点で、最初の1時間が100円、以後30分ごとに50円、夜間(午後8時~翌朝8時)は1時間ごとに50円です。駐車券を紛失すると1日あたり1,800円かかるので、駐車券は財布に入れて船に乗りましょう。第2臨時駐車場は現金払いのみで電子決済は使えません。
| 住所 | 〒907-0012 沖縄県石垣市美崎町1番地 |
| 電話番号 | 080-8382-8211 |
| 営業時間 | 管理室 9:00~18:00(18:00~9:00は警備室対応) |
| 駐車場 | あり(市営 離島ターミナル第1駐車場77台・第2駐車場194台・第2臨時駐車場161台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
石垣市は令和9年4月1日から料金改定を予定しています。竹富島で半日から1日過ごすと駐車時間は長くなるので、石垣市の市営駐車場ページで最新の料金を確認しておくと安心です。駐車場ごとの停め方はこちらで詳しく解説しています。

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竹富島の入島料300円は石垣港でも払える
竹富島には、1人300円の入島料(うつぐみチケット)があります。実施しているのは一般財団法人 竹富島地域自然資産財団で、集めたお金は自然環境保全活動などに使われます。
券売機はユーグレナ石垣港離島ターミナルの4番・5番乗り場の間と、竹富東港のかりゆし館の売店横に置かれています。島内の販売所でも買えます。詳しくは竹富島地域自然資産財団の案内ページにまとまっています。
よくある失敗が「帰りの船券を竹富港でカードで買おうとして現金が足りない」パターンです。安栄観光の案内では、竹富港の窓口は現金のみです。竹富島にはコンビニ・スーパーがないので、石垣港で往復券を買っておくか、現金を多めに持って渡りましょう。台風・強風時は欠航することがあります。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。
石垣港側の窓口は現金のほかクレジットカードや電子マネーも使えるので、支払いは石垣港でまとめて済ませると島での手間が減ります。
竹富港から展望台まではどう行く?徒歩・自転車・バスの3択

徒歩なら港から集落まで10分
いちばんシンプルなのは歩いて行く方法です。竹富町観光協会のモデルコースでは、竹富港から集落まで徒歩10分・車5分と案内されています。あかやま展望台はなごみの塔から徒歩約1分なので、集落に入ってしまえばすぐです。
歩きが向いている理由は、竹富島が平坦で道がわかりやすいことです。集落の中は白砂の道なので、スーツケースを転がすのは大変ですが、身軽な日帰りなら問題ありません。
| 住所 | 〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町字竹富2350-7 |
| アクセス | ユーグレナ石垣港離島ターミナルから高速船で10分~15分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
港の旅客待合所(かりゆし館)には竹富町のFree Wi-Fiがあります。歩き始める前に、ここで地図アプリの目的地を「なごみの塔」に設定しておきましょう。集落の中は同じような石垣の道が続くので、初めての人は曲がり角を見失いやすいです。夏場は日陰が少ない道を歩くことになるので、水分は港で用意してから出発します。
レンタサイクルは港から送迎バスで店へ
展望台のあとに浜や西桟橋も回るなら、レンタサイクルがいちばん効率的です。モデルコースでは、集落から西桟橋までレンタサイクル5分・徒歩10分なので、自転車があれば移動時間を半分にできます。
竹富島のレンタサイクル店は集落の中にあり、港から送迎バスが出ています。たとえば友利観光の料金は2026年9月時点で、普通自転車が初乗り2時間迄1,000円・3時間迄1,500円、電動アシストが初乗り2時間迄1,750円・3時間迄2,500円です。
| 住所 | 〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町字竹富2186番地8 |
| 電話番号 | 0980-85-2335 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(自転車の最終返却時間は16:50まで) |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 竹富港から約1km・徒歩15分程度(送迎バス5分程度) |
| 公式サイト | 公式サイト |
送迎バスは竹富港発が8:50、9:50、10:50、11:50、13:50、14:50(2025年10月1日~2026年9月30日の時刻)で、事前登録済みの利用者が先着順で乗れます。事前登録がないと港発の送迎バスに乗れないので、船に乗る前にスマートフォンで登録を済ませておきましょう。予約は受け付けておらず、当日利用の受付は15:30までです。店と港の間は約1km・徒歩15分程度なので、送迎バスの時刻に合わない場合は歩いて店へ向かっても借りられます。
竹富島のレンタサイクル店の比較はこちらの記事にまとめています。

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路線バスは港から乗るなら予約不要
歩くのも自転車もきつい人は、竹富島交通の路線バスが使えます。停留所は竹富港・集落・カイジ浜・コンドイビーチの4か所で、料金は2026年9月時点で大人300円、小人(小学生)150円です。
竹富港出発は7:47~最終17:47で、港出発の便は予約なしで乗れます。一方、港以外から乗るときは要予約で、乗車当日の予約で乗車できます。つまり「港→集落」は予約なしで乗れて、「集落→港」の帰りは電話予約が必要です。集落発の竹富港行きは7:30~最終17:30です。
| 住所 | 〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町字竹富681-1 |
| 電話番号 | 0980-85-2154 |
| 公式サイト | 公式サイト |
公式サイトでは路線バスが「一部ダイヤ変更中」と案内されています。帰りの時刻は竹富島交通のバス利用案内で当日の時刻を確かめてから予約してください。集落のバス停から展望台までは歩いてすぐなので、足腰に不安のある家族連れにはこのルートが向いています。
3つの行き方を料金と時間で比べると
石垣島旅の教科書調べとして、竹富町観光協会・友利観光・竹富島交通の公式情報から、港から集落(あかやま展望台)までの行き方を並べました(2026年9月時点)。
| 2026年9月時点 | 徒歩 | レンタサイクル(友利観光) | 路線バス(竹富島交通) |
|---|---|---|---|
| 港から集落 | 徒歩10分 | 送迎バス5分程度で店へ | 車5分(目安) |
| 料金(大人) | 追加費用なし | 普通自転車 初乗り2時間迄1,000円 | 1回300円 |
| 予約・登録 | 不要 | 事前登録で港発送迎に乗れる | 港発は不要・港以外は要予約 |
| 向いている人 | 展望台と集落だけ見る人 | 浜・西桟橋も回る人 | 歩くのが難しい人 |
集落の中は細い道が多く、自転車は押して歩く場面もあります。展望台だけが目的なら徒歩、島を一周するなら自転車、と目的で決めると迷いません。
あかやま展望台に上がる前に知っておきたい時間と払い方
時間は10:00~17:00、朝いちばんの船だと早すぎる
竹富町の観光サイトでは、あかやま展望台の時間は10:00~17:00です。石垣発の始発は2社とも07:30なので、始発で渡ると集落に着いても展望台はまだ開いていません。
始発組は、まず西桟橋や浜を回ってから集落に戻ると時間を無駄にしません。逆に午後に渡る人は、竹富発の最終が17:50なので、展望台に上がれる時間と船の時間の両方が夕方に迫ってきます。午後の便で渡るなら、港に着いたら先に展望台へ向かい、浜はそのあとに回すのが安全です。
展望台の時間は10:00~17:00、入場料は100円(2026年9月時点)。始発で渡るなら浜が先、午後に渡るなら展望台が先。この順番だけ覚えておけば、閉まっていて上がれないという失敗は避けられます。
定休日は公式の記載がなく、旅行媒体では不定休と紹介されています。どうしても上がりたい日がある人は、天気のよい日を2日候補にしておくと安心です。
入場料100円は小銭で用意しておく
入場料は100円です。旅行媒体では、入口の料金箱(シーサーの形)にお金を入れて自分で上がる方式と紹介されています。この方式は公式サイトには明記されていないので、現地の掲示に従ってください。
ここで困るのが小銭です。竹富島にはコンビニ・スーパーがなく、友利観光の案内でも「現金のみのお店もあります」「お釣りが不足する場合があるので、1,000円札や小銭があると助かります」と書かれています。料金箱の方式ならお釣りは出ないので、100円玉を人数分用意してから集落に入りましょう。
石垣港の離島ターミナルには銀行ATMがあります。船に乗る前に現金を下ろし、自動販売機で飲み物を買うなどして100円玉を作っておくと、展望台でも島内の店でも困りません。家族4人なら100円玉4枚、と人数分をポケットに入れておくと、入口で財布を探す手間もありません。
階段と屋上では足元と周りの人に気を配る
展望台は建物の屋上なので、上がるには階段を使います。ベビーカーや車いすで屋上まで上がるのは難しいと考えておきましょう。ベビーカーは下に置き、子どもは抱っこか手をつないで上がるのが安全です。
屋上は複数人が並べる広さがあると紹介されていますが、団体ツアーと重なると一時的に混み合います。写真を撮ったら後ろの人に場所を譲る、くらいのペースで回ると気持ちよく使えます。
竹富島は「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」を掲げる竹富島憲章の島で、集落は住民が暮らしている場所です。屋上からの撮影は景色全体を撮るにとどめ、民家の中をのぞき込むような撮り方はしないのがマナーです。ドローンのように周りに迷惑をかける撮影機材も、集落の中では使わないようにしましょう。
展望台のあとはどこへ?集落からの回り方
展望台から西桟橋へは自転車5分
展望台で集落を上から見たあとは、島の西側にある西桟橋へ向かう人が多いです。竹富町観光協会のモデルコースでは、集落から西桟橋までレンタサイクル5分・徒歩10分です。
西桟橋は海に向かってまっすぐ伸びる桟橋で、昼間は透き通った海と遠くに西表島が見え、夕方は夕日の名所になります。展望台で集落の赤瓦、西桟橋で海、と上下の景色を続けて見られるので、この2か所を組み合わせると竹富島らしさを短時間で味わえます。
実は、あかやま展望台は「夕方に行く場所」ではありません。夕日は西桟橋のほうが開けていて、展望台は17:00までです。日帰りで夕日も見たいなら、展望台は日中に済ませ、夕方は西桟橋に回す組み立てが正解です。
西桟橋の行き方と夕日の待ち方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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浜まで足を延ばすなら路線バスも使える
コンドイ浜やカイジ浜まで行くなら、自転車か路線バスです。1泊2日のモデルコースでは、集落からコンドイ浜までレンタサイクル10分・徒歩20分と案内されています。
路線バスは集落からカイジ浜・コンドイビーチ行きが8:50~最終16:20で、12:20の便は運休です。港以外からの乗車は要予約なので、集落で展望台を見たあとにバスで浜へ行くなら、先に竹富島交通へ電話しておく必要があります。
コンドイ浜は遠浅の浜で、干潮時には沖合の砂地が現れます。ただし監視員はいません。泳ぐかどうかは当日の海の状態で判断し、最新の気象情報は公式でご確認ください。展望台から浜へ向かうと、集落の赤瓦から海の青へ景色が切り替わるので、島の地形がよくわかります。
水牛車の集落観光と組み合わせる
集落をゆっくり見たい人は、水牛車観光と組み合わせる方法もあります。竹富町観光協会のモデルコースでは、水牛車は所要時間約30分と案内されています。
水牛車で集落の中を回ると、赤瓦の家や石垣を目の高さで見ることになります。そのあとにあかやま展望台に上がると、さっき通った道を上から見下ろせるので、町並みの配置が頭に入りやすくなります。順番は「水牛車→展望台」がおすすめです。
水牛車の料金や送迎は各事業者によって異なり、繁忙期には料金が変わることもあります。予定に入れる場合は各事業者の公式サイトで最新の料金と運行時間を確認してから組み込みましょう。集落の見どころ(町並み保存地区、なごみの塔、赤山公園)はどれも近い場所にまとまっているので、水牛車を降りたあとは歩いて展望台へ向かえます。
竹富島で時間切れにならないための段取り
帰りの船は竹富発17:50が最終
竹富島の日帰りで一番大事なのは、帰りの船の時刻です。2026年9月時点の時刻表では、安栄観光・八重山観光フェリーとも竹富発の最終は17:50です。これを逃すと石垣島に戻れません。
2つ目の失敗パターンは、「展望台や浜で時間を忘れて、レンタサイクルの返却と送迎バスが間に合わない」ケースです。友利観光では自転車の最終返却時間は16:50までで、店発の竹富港行き送迎バスの最終は17:00です。自転車で回っている人は、最終便の時刻ではなく返却時刻から逆算しないと間に合いません。
原因は「船の最終だけを覚えていて、自転車の返却時刻を見ていない」こと。対策は、借りるときに返却時刻(16:50まで)をスマートフォンのアラームに入れておくことです。夕方は天候で船のダイヤが変わる日もあります。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。
10月からは新ダイヤに切り替わります。秋以降に渡る人は、最終便の時刻が変わっていないかを必ず確認しましょう。
7/1~10/31は自転車が繁忙期料金になる
友利観光のレンタサイクルは、春休み、ゴールデンウイーク、7/1~10/31、冬休みが繁忙期です。繁忙期は料金の区切りが変わり、電動アシストの場合、通常期は3時間越~営業時間終了迄が3,200円ですが、繁忙期は4時間越~営業時間終了迄が3,850円になります(2026年9月時点)。
普通自転車は初乗り2時間迄1,000円、3時間迄1,500円で、通常期・繁忙期とも同じ金額の区切りがあります。展望台と集落、西桟橋、浜を回るなら、普通自転車で2〜3時間を目安にすると料金を抑えられます。
事前登録をすると普通自転車のみの利用で5%OFF、多種利用で3%OFFになります。竹富島で1泊する人は、宿泊プラン1泊1台2,200円(普通自転車のみ、貸出から24時間まで)もあります。支払いは現金、クレジットカード、PayPayが使えます。
繁忙期は午前中の船が混みやすい
竹富島は石垣島から近く、日帰りの人が多い島です。夏休みや連休は午前中の便に人が集中し、港に着いてからもレンタサイクルの受付に列ができやすくなります。
友利観光では予約を受け付けておらず、事前登録者を優先して受付するとしています。希望の自転車が在庫切れになることもあるので、繁忙期ほど事前登録の価値が上がります。
意外と知られていないけれど、午後の便で渡る人は展望台の時間と自転車の受付締切(当日利用の受付は15:30まで)の両方に注意が必要です。午後に渡って自転車も使いたい人は、15:30までに店に着ける便を選びましょう。展望台だけなら徒歩でも十分なので、午後遅くに渡る場合は自転車をあきらめて歩きで集落を回るほうが気楽です。
どんな人に向いている?シーン別の回り方
子連れ・三世代なら路線バスと徒歩の組み合わせ
小さな子どもや高齢の家族と一緒なら、港から集落までは竹富島交通の路線バス(大人300円、小人150円)を使い、集落の中は歩いて回るのが楽です。港発の便は予約不要なので、船を降りたらそのまま乗れます。
展望台は階段で上がるので、ベビーカーは下に置いていきます。友利観光では子乗せ台付きの自転車も貸し出していますが、電動アシストの運転は18歳以上に限られ、抱っこひも・おんぶひもでの乗車は禁止です。
帰りは集落のバス停から予約して港へ戻ります。予約は乗車当日でもできるので、展望台を見終えて疲れ具合を見てから電話すれば十分です。子連れの旅程の組み方は、こちらの記事も参考にしてください。

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写真が目的なら日中の展望台と夕方の西桟橋
写真を撮りに行く人は、赤瓦に日が当たる日中にあかやま展望台、夕方は西桟橋、という2段構えがおすすめです。展望台は17:00までなので、夕日の時間帯は西桟橋に移動しておきます。
ただし、日帰りで夕日を見ると竹富発17:50の最終便に間に合わない季節があります。夕日まで狙う人は、竹富島に1泊するか、日没時刻と最終便を照らし合わせてから決めましょう。1泊すれば、最終便が出たあとの静かな集落を歩けるのも竹富島ならではの時間です。
| 旅のタイプ | 港→集落 | 展望台の時間帯 | あわせて回る場所 |
|---|---|---|---|
| 子連れ・三世代 | 路線バス | 到着後すぐ | 集落散策 |
| 写真目的 | レンタサイクル | 日中 | 西桟橋(夕方) |
| 短時間の立ち寄り | 徒歩 | 10:00以降 | なごみの塔(外から) |
レンタカー旅行の人は竹富島を半日枠で組む
石垣島をレンタカーで回っている人は、竹富島を「半日枠」で入れると旅程が崩れません。離島ターミナルの市営駐車場に停めて船に乗り、展望台と集落、西桟橋を回って戻れば、午後は石垣島のドライブに戻れます。
駐車料金は2026年9月時点で最初の1時間が100円、以後30分ごとに50円です。竹富島での滞在が長くなるほど駐車時間も延びるので、半日で戻る組み方は駐車料金の面でも無駄がありません。竹富島では車を使わない前提で、島内は徒歩・自転車・バスで動きます。
一人旅なら徒歩で集落をじっくり
一人旅の人は、徒歩で集落を回るのが向いています。竹富島は周囲9.2kmの平坦な島で、集落の見どころは町並み保存地区、なごみの塔、赤山公園と近い範囲にまとまっています。
展望台の入場料は100円、路線バスも1回300円と、1人で動いても費用はかさみません。船は大人往復1,880円なので、一人旅でも気軽に渡れる島です。
歩いて回ると、白砂の道や石垣、屋根のシーサーを近くで見ながら進むことになります。そのあとに展望台へ上がると、歩いてきた道を上から確かめられるので、1人でも島の成り立ちを実感しやすいです。歩き疲れたら集落のバス停から予約して港へ戻れば、帰りの足の心配もありません。
まとめ
最初の一歩は、渡る日の船の時刻を安栄観光と八重山観光フェリーの公式サイトで確認し、帰りの便を決めておくことです。そのうえで100円玉を用意して、日中の集落に向かいましょう。
※時刻表・料金は2026年9月時点の各社公式情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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