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レンタカーナンバーひらがなは「わ」「れ」の2文字|沖縄で「れ」が増えて「わ」が戻った理由

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石垣島の空港で借りたレンタカーのナンバーを見て、「あれ、『わ』じゃなくて『れ』だ」と首をかしげたことはありませんか。あるいは、島の道で前を走る車のひらがなを見て、観光客の車なのか地元の車なのかを気にしたことがある人もいるはずです。

結論から言うと、レンタカーナンバーひらがなは「わ」と「れ」の2文字だけです。国土交通省の資料では、この2文字は「貸渡(レンタカー用)」として自家用・事業用とは別枠に分けられています。沖縄では観光客の増加で「わ」の番号が足りなくなり、2015年から小型乗用車に「れ」が使われ、2026年9月には沖縄本島で「わ」が再び払い出されていると報じられました。

この記事では、国交省・軽自動車検査協会・沖縄総合事務局・沖縄県警察が公表している一次情報をもとに、ひらがなの区分、沖縄で「れ」が増えた経緯、石垣島・宮古島のナンバーの読み方、間違えやすいナンバー、そして自分が「わ」「れ」ナンバーを運転するときの段取りまでをまとめます。

📌 この記事でわかること

・レンタカーのひらがなが「わ」「れ」の2文字に決まっている理由と、自家用・事業用との違い
・沖縄で2015年に「れ」ナンバーが登場し、2026年に「わ」が戻ってきた経緯
・石垣島・宮古島の車もすべて「沖縄」ナンバーになる仕組みと、4つの表示の読み方
・島内のレンタカー関連事故の割合と、「わ」「れ」ナンバーを運転するときの段取り

目次

レンタカーのナンバーのひらがなは「わ」と「れ」の2文字だけ

レンタカーのナンバーのひらがなは「わ」と「れ」の2文字だけの解説画像

国交省の区分で「わ」「れ」は貸渡用として別枠

レンタカーに使われるひらがなは「わ」と「れ」の2文字です。国土交通省の資料「ナンバープレートの機能」では、登録自動車のひらがなを「自家用」「貸渡(レンタカー用)」「事業用」「駐留軍人・軍属私用等」の4つに分けており、貸渡の欄に入っているのは「われ」だけです。

なぜ用途ごとに文字を分けているのかというと、ナンバーの平仮名は「自動車運送事業の用に供するかどうかの別等を表示する」ためのものだからです。同じ資料には、ナンバーの表示から識別できる事項として「自家用自動車と事業用自動車の識別」「レンタカー、駐留軍人軍属私有車両の識別」が挙げられ、さらに「レンタカー等乗り逃げ車両の識別」にも使われると書かれています。つまりひらがな1文字で、その車がどんな立場で道を走っているかがわかるように設計されているわけです。

区分ごとの文字は、自家用が「さすせそ たちつてと なにぬねの はひふほ まみむめも やゆ らりるろ」、事業用が「あいうえ かきくけこ を」、貸渡が「われ」です。自家用の文字数が多いのは、台数が最も多い区分だからと考えると覚えやすいでしょう。

石垣島で車を受け取ったら、まずナンバーのひらがなが「わ」か「れ」かを確認してください。どちらであっても正規のレンタカーです。「れ」だから別の制度の車ということはありません。

自家用・事業用・レンタカーの見分けは文字と色の2点

普通車サイズのレンタカーは、ひらがなが「わ」か「れ」で、プレートの色は自家用と同じ白地に緑文字です。国交省資料の塗色欄は「自家用 白地に緑文字」「事業用 緑地に白文字」の2種類で、レンタカーは緑地のプレートにはなりません。

理由は、レンタカーの正式な名前にあります。中国運輸局の「レンタカーについて」では、レンタカーを「自家用自動車の有償貸渡」と説明しています。あくまで自家用自動車を貸し出す仕組みなので、タクシーやバスのような事業用の緑ナンバーではなく、白ナンバーにレンタカー専用のひらがなを組み合わせて区別しているのです。

見分け方を整理すると次の通りです。

区分 ひらがな(登録自動車) プレートの色 石垣島でよく見る車
貸渡(レンタカー) わ・れ 白地に緑文字 観光客が運転する車
自家用 さ〜ろ(29文字) 白地に緑文字 島民の自家用車
事業用 あいうえ・かきくけこ・を 緑地に白文字 タクシー・路線バス・トラック
駐留軍人・軍属私用等 E・H・K・M・T・Y・よ 資料に記載なし 沖縄本島で見かける

出典:国土交通省「ナンバープレートの機能」資料(2026年9月時点で公開中の資料を確認)

運転中にひらがなを見る余裕はあまりありませんが、駐車場で自分の車を探すときや、事故・トラブルで相手の車を確認するときには、この区分を知っていると落ち着いて動けます。

ひらがなは自分で選べない仕組み

ナンバーのひらがなは、借りる人も事業者も選べません。希望番号の申込サービス「希望番号申込について」には、自由に選べるのは「一連指定番号と呼ばれる4けた以下のアラビア数字のみ」で、「地域名表示・分類番号・ひらがなは選ぶことができません」と明記されています。

背景には、ひらがなが用途を示す記号だという性格があります。好みで「わ」を避けたり「れ」を選んだりできてしまうと、識別の役目を果たせません。レンタカーである以上、「わ」か「れ」のどちらかが必ず付き、そのどちらになるかは登録した時点で空いている番号の状況で決まります。

さらに、希望番号そのものにも制限があります。同じページでは、軽自動車の自家用のうちかな文字が「わ(貸渡)」の車両は希望番号の対象外とされ、軽自動車検査協会のFAQでも「事業用自動車、レンタカー、駐留軍(ローマ字AまたはB)、小板ナンバーを除く」軽自動車が希望ナンバーをつけられると説明しています。

予約サイトで「ナンバーは指定できますか」と聞きたくなる人もいるかもしれませんが、ひらがなを指定する手段はそもそも存在しません。「れ」の車に当たっても、「わ」の車と中身は同じレンタカーだと考えておけば十分です。

「お・し・へ・ん」がどの区分にもない理由

国交省資料の区分表を見比べると、「お」「し」「へ」「ん」の4文字はどの欄にも入っていません。レンタカーの「わ」「れ」を覚えるついでに、この4文字が使われていないことも知っておくと、ナンバーの見間違いを減らせます。

使われない理由について、国交省の資料そのものには説明がありません。一般には「お」は「あ」と形が似ていて読み間違えやすい、「し」は「死」を連想させる、「へ」「ん」は発音しにくいといった説明がされていますが、これは公式に定められた理由として確認できたものではないので、あくまで通説と受け止めてください。

実用面で大事なのは、「し」に見えたら「さ」か「す」、「お」に見えたら「あ」か「を」の読み違いを疑う、という点です。夜間の駐車場や雨の日にナンバーを読むときは、読み間違いが起きやすくなります。自分のレンタカーのナンバーは受け取った時点でスマートフォンで撮影しておき、画像で照合するのが確実です。

この撮影は、事故や駐車違反の連絡を受けたときにも役立ちます。レンタカー会社からの電話で「沖縄 ○○ わ ○○-○○の車ですね」と聞かれて即答できると、やり取りがスムーズに進みます。

沖縄で「れ」ナンバーが増えたのはなぜ?2015年に「わ」が足りなくなった経緯

2015年2月中旬から小型乗用車に「れ」を使い始めた

沖縄で「れ」ナンバーのレンタカーが走るようになったのは2015年からです。琉球新報の2015年1月24日の記事「沖縄本島レンタカー「れ」ナンバーに 登録増で「わ」残り少なく」では、翌月中旬ごろから順次「れ」ナンバーに切り替わる見通しだと報じています。

対象になったのは、通称「5ナンバー」と呼ばれる小型乗用車です。記事では、コンパクトカーなど観光客の利用頻度が最も高い車種と説明されています。旅行者が予約する車の多くがこのクラスなので、「わ」の番号が真っ先に足りなくなったのも自然な流れでした。

記事によると、2015年1月22日現在で「わ」ナンバーの残りは約500台分しかありませんでした。ナンバーの一連番号は、軽自動車検査協会の軽自動車のナンバー解説にもある通り「1から9999まで」です。地域名・分類番号・ひらがなの組み合わせごとに使える番号の数に上限があるため、同じ「沖縄 5○○ わ」の枠が埋まれば、次のひらがなに移るしかありません。

石垣島で受け取ったコンパクトカーが「れ」だったなら、この5ナンバーの枠の事情によるものと考えてよいでしょう。軽自動車や大きめのミニバンでは、また事情が違ってきます。

登録台数は10年で約2倍、事業者は3倍に増えた

「わ」が足りなくなった原因は、沖縄県内のレンタカーの急増です。同じ2015年の琉球新報の記事では、2004年に11,895台だったレンタカーの登録台数が、2014年3月末には24,244台(うち沖縄本島20,197台)まで増えたと報じています。10年でおよそ2倍です。

事業者の数はさらに伸びていて、2004年3月の152社から2014年には449社へ、約3倍になっています。記事では、入域観光客数の増加に伴ってレンタカーの登録台数が増え、「わ」ナンバーの枚数が残り少なくなったと理由を説明しています。鉄道のない沖縄では、観光客の移動手段としてレンタカーが選ばれやすいという事情もあります。

その後も台数は増え続けました。沖縄総合事務局陸運事務所の「業務概況 令和4年版」では、令和4年3月末現在の県内のレンタカーは事業者1021、車両31,914台です。2014年3月末の24,244台からさらに増えていることがわかります。

旅行者の目線で言えば、この台数の多さは「繁忙期でも車が見つかりやすい」という恩恵にもつながっています。一方で、同じ時間帯に空港の営業所に人が集まりやすいのも事実です。到着便が重なる時間は送迎バスや受付が混むので、予約時に受付の場所と送迎の乗り場を確認しておきましょう。

2026年9月、沖縄本島で「わ」ナンバーが再び登場

2015年から約11年、沖縄本島では小型乗用車に「れ」が使われてきましたが、今度は「れ」の番号が足りなくなりました。琉球新報は2026年9月2日、「「れ」枯渇「わ」ナンバー再び 沖縄本島で登録のレンタカー小型車 増加受け」と報じています。

記事は沖縄総合事務局への取材にもとづくもので、沖縄本島で登録する通称「5ナンバー」の小型車に「わ」が再び払い出されていると伝えています。「わ」から「れ」へ移ったのと同じく、「れ」の組み合わせが埋まったことが理由です。ただし記事本文は購読者向けで、どの分類番号から「わ」に戻ったのか、八重山・宮古で登録する車がどうなっているのかまでは、公開部分からは確認できませんでした。

2026年9月時点で言えるのは、沖縄のレンタカーには「わ」と「れ」の両方が走っていて、新しく登録された小型車ほど「わ」に戻りつつある、ということです。つまり「沖縄のレンタカーは『れ』」という覚え方はもう通用しません。

旅行者にとっては、自分の車がどちらでもかまいません。大事なのは、駐車場で同じ車種・同じ色のレンタカーが並んでいるときに、ひらがなではなく4けたの番号で自分の車を確認することです。

Q. 「れ」ナンバーの車は古い車や格安の車なのですか?
A. ひらがなは登録した時点で空いていた番号の枠で決まるもので、車の新しさや料金プランとは関係ありません。沖縄では2015年から約11年「れ」が使われてきたため、「れ」の車にも新しい車は多くあります。車の状態は、受け取り時にレンタカー会社と一緒に確認しましょう。

北海道でも「れ」ナンバーのレンタカーが走っている

「れ」ナンバーは沖縄だけのものではありません。北海道運輸局の札幌運輸支局のレンタカーのページでも、レンタカー事業の車両のナンバーは「わ」または「れ」と案内されています。

札幌の経緯については、地元のレンタカー事業者の解説などで、1990年代後半まで「れ」、その後「わ」に統一され、2013年に「わ」を使い切って再び「れ」が使われるようになったと紹介されています。ただし、この年ごとの経緯は運輸局の公式ページでは確認できなかったため、参考情報として受け止めてください。

沖縄と北海道に共通しているのは、観光客が多く、公共交通だけでは回りにくい広いエリアを車で移動するという点です。レンタカーの需要が集中する地域ほど、「わ」の番号が早く埋まり、「れ」が出てきやすいといえます。

ほかの地域で借りたときに「わ」だった人が、石垣島では「れ」の車を渡されても、手続きや保険の扱いが変わるわけではありません。受け取り時に確認すべきなのは、ひらがなではなく、補償の内容と返却時の燃料の条件です。

石垣島・宮古島のレンタカーも「沖縄」ナンバー|4つの表示の読み方

石垣島・宮古島のレンタカーも「沖縄」ナンバー|4つの表示の読み方の解説画像

八重山・宮古で登録しても地域名は「沖縄」になる

石垣島や宮古島で登録されたレンタカーも、ナンバーの地域名はすべて「沖縄」です。国土交通省のナンバープレート表示(地域名)の一覧では、沖縄県の表示は「沖縄」、管轄区域は「沖縄県全域」とされ、その下に沖縄総合事務局陸運事務所・宮古運輸事務所・八重山運輸事務所の3つが並んでいます。

ほかの都道府県では、登録する運輸支局や自動車検査登録事務所ごとに地域名が分かれることが多く、「八重山」「宮古」のような地域名があっても不思議ではありません。けれども沖縄県は、3つの事務所があっても表示は「沖縄」1つだけです。

このため、ナンバーを見ただけでは、その車が本島で登録されたのか、石垣島で登録されたのかはわかりません。石垣島の道を走っている「わ」「れ」の車も、表示の上ではすべて「沖縄」のレンタカーです。

石垣島で返却するレンタカーは、原則として石垣島の営業所で借りた車です。フェリーで他の島へ車ごと渡る使い方はほとんどないので、「沖縄」ナンバーの車を見て本島から来た車かどうかを気にする必要はありません。

分類番号の「5」「3」で車の大きさがわかる

地域名の右側にある数字は分類番号で、車の種類と大きさを表しています。国交省資料では、小型乗用自動車が「5,50~59及び500~599」「7,70~79及び700~799」、普通乗用自動車が「3,30~39及び300~399」です。いわゆる「5ナンバー」「3ナンバー」という呼び方はここから来ています。

レンタカーの予約で選ぶクラスに当てはめると、コンパクトカーやセダンの小さめのものは5ナンバー、SUVや大きめのミニバンは3ナンバーになるのが一般的です。沖縄で「わ」が足りなくなり「れ」が使われたのは、観光客が最も多く借りる5ナンバーの小型乗用車でした。

貨物自動車は「1」や「4」「6」から始まる番号なので、キャンピングカーや商用バンなど特殊な車でなければ、観光で借りる車は5か3で始まると考えて大丈夫です。

石垣島では、細い集落内の道や、川平方面・北部の片側1車線の道を走る場面が多くなります。3ナンバーの大きな車は車幅が広く、すれ違いに気を使います。人数や荷物に余裕があるなら、5ナンバーのクラスを選ぶと運転の負担を減らせます。

STEP 1 地域名
「沖縄」=沖縄県全域。石垣島・宮古島で登録しても同じ表示
↓
STEP 2 分類番号
「5」「7」で始まれば小型乗用、「3」で始まれば普通乗用
↓
STEP 3 ひらがな
「わ」「れ」ならレンタカー(普通車は白地に緑文字)
↓
STEP 4 一連指定番号
4けた以下の番号。自分の車を見分ける決め手はここ

自分の車を見分けるのは4けたの一連指定番号

駐車場で自分のレンタカーを探すときに頼りになるのは、右側の大きな数字、一連指定番号です。国交省資料では「4けた以下のアラビア数字」とされ、同じ地域名・分類番号・ひらがなの組み合わせの中で1台ずつ番号が振られています。

石垣島のレンタカーは、白・シルバー・黒のコンパクトカーが多く、同じ車種が並ぶことも珍しくありません。スーパーの駐車場や観光地の駐車場で、同じ色の同じ車種が2台、3台と並んでいると、ドアの前まで行ってから違う車だと気づくことがあります。

地域名は全部「沖縄」、ひらがなは「わ」か「れ」なので、ここでは区別の役に立ちません。最後の4けたを覚えておくのが一番確実です。スマートキーの車なら、近づいて解錠ボタンを押せばハザードが光るので、番号と合わせて確認しましょう。

石垣島の主要な駐車場の場所や料金、満車になりやすい時間帯は、別の記事で詳しくまとめています。停める場所を決めてから出発すると、番号で車を探す場面そのものが減ります。

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軽自動車のレンタカーは黄色地に「わ」

軽自動車のレンタカーを借りた場合、プレートは黄色地に黒字で、ひらがなは「わ」です。軽自動車検査協会の解説では、軽自動車の自家用のひらがなを列挙したうえで、事業用・貸渡用・駐留軍用として「りれ、わ、AB」を挙げています。

つまり、軽自動車の場合はレンタカーの文字が「わ」、事業用が「り」「れ」、駐留軍用が「A」「B」という割り振りです。登録自動車(普通車・小型車)の「わ」「れ」とは、「れ」の意味が違う点に注意してください。この違いは次の章で詳しく取り上げます。

石垣島では、1〜2人旅なら軽自動車のクラスを選ぶ人も多くいます。細い道でのすれ違いや、市街地の小さな駐車場で停めやすいのが利点です。一方で、坂道や北部への長距離移動では、荷物と人数によっては余力が小さく感じることもあります。

受け取り時には、黄色いプレートに「わ」が付いていることを確認すれば、レンタカーとして正しく登録された車です。プレートの色は軽自動車かどうか、ひらがなはレンタカーかどうかを表している、と2段階で読むと混乱しません。

見分けで迷いやすい3つのナンバーと、駐車場での取り違え

軽の「れ」は黒地の事業用でレンタカーではない

いちばん間違えやすいのが、軽自動車の「れ」です。軽自動車検査協会の区分では、軽自動車の「り」「れ」は事業用で、色は黒地に黄色字です。宅配などで使われる、いわゆる黒ナンバーの軽バンがこれにあたります。

登録自動車では「れ」がレンタカーを表すのに、軽自動車では同じ「れ」が事業用を表しています。沖縄で「れ」ナンバーのレンタカーが増えたという話を聞いて、黒いプレートの軽バンに付いた「れ」を見て「これもレンタカーかな」と思う人がいますが、それは違います。

見分けるポイントはプレートの色です。白地に緑文字の「れ」ならレンタカー、黒地に黄色字の「れ」なら軽の事業用車です。軽自動車のレンタカーは黄色地に「わ」なので、軽で「れ」のレンタカーという組み合わせは区分表の上では出てきません。

島内の道では、配送の軽バンは荷物の積み降ろしで路肩に止まることがよくあります。黒地のプレートを見かけたら、停車や発進が多い車だと考えて、少し車間を空けておくと安心です。

見かけるプレート ひらがな・文字 意味 レンタカー?
白地に緑文字 わ・れ 貸渡(登録自動車) はい
黄色地に黒字 わ 貸渡(軽自動車) はい
黒地に黄色字 り・れ 軽自動車の事業用 いいえ
緑地に白文字 あいうえ・かきくけこ・を 登録自動車の事業用 いいえ

出典:国土交通省資料・軽自動車検査協会「軽自動車のナンバー」(2026年9月時点で確認)

「Y」「よ」などのナンバーは駐留軍人・軍属の車

沖縄本島を旅すると、アルファベットの付いたナンバーを見かけることがあります。国交省資料では、駐留軍人・軍属私用等の車に使われる文字として「E・H・K・M・T・Y・よ」が挙げられています。軽自動車では、軽自動車検査協会の区分で「A」「B」が駐留軍用です。

これらは米軍関係者などが私用で使う車に付くもので、レンタカーではありません。ひらがなの「よ」は、登録自動車では自家用の欄に入っておらず、駐留軍人・軍属私用等の欄に含まれています。軽自動車では「よ」が自家用の文字として使われているので、ここも登録自動車と軽自動車で意味が違う文字の一つです。

石垣島や宮古島でこうしたナンバーを見かける機会は、本島に比べると多くありません。ただ、那覇経由で本島にも立ち寄る旅程なら、アルファベットのナンバーの車が前を走ることもあります。

見かけたときに特別な対応は要りませんが、万一接触事故などが起きた場合には、相手のナンバーを正確に控えることが大切です。ひらがなやアルファベットも含めて、地域名から4けたの番号まで全部をメモするか、写真に残しておきましょう。

カーリースは「わ」ではなく、カーシェアはレンタカー型もある

「わ」「れ」ナンバーは、レンタカーだけに付くわけではありません。中国運輸局の「レンタカーについて」では、自動車利用の新しい形として「レンタカー型カーシェアリング」の広がりにも触れています。レンタカーと同じ許可のもとで貸し出すカーシェアの車にも、「わ」「れ」が付くことになります。

反対に、カーリースは「わ」ナンバーになりません。同じページでは、車検証の使用者欄に借りた人の名義が記載され、比較的長い期間貸し渡すカーリースについて、道路運送法の改正により平成18年10月1日から規制の対象から除かれたと説明しています。使用者が借りた本人になるので、通常の自家用のひらがなになるわけです。

つまり、ひらがなが示しているのは「その車を運転している人が持ち主かどうか」ではなく、「貸渡の許可のもとで貸し出されている車かどうか」です。

島で暮らす人が長期のリースで乗っている車は自家用のひらがなになり、観光客が数日借りる車は「わ」「れ」になります。見た目の車種が同じでも、ナンバーの扱いはまったく別物です。

失敗パターン:同じ車種の「わ」ナンバーに近づいてしまう

よくある失敗が、駐車場で別のレンタカーを自分の車と思い込んで近づいてしまうケースです。たとえば、川平湾の駐車場で観光を終えて戻ったとき、白いコンパクトカーの「わ」ナンバーが3台並んでいて、記憶を頼りに真ん中の車のドアに手をかけたら違う車だった、という状況です。

原因は、「沖縄」「わ」までは同じで、車種と色も同じ、という条件がそろってしまうことにあります。レンタカーは同じ会社が同じ車種をまとめて導入することが多く、観光地の駐車場には同じ時間帯に同じような車が集まります。スマートキーだと、ボタンを押すまで違いに気づきにくいのも原因の一つです。

対策は2つです。1つ目は、受け取ったらすぐにナンバーを撮影し、最後の4けたを覚えておくこと。2つ目は、停めたときに近くの看板や柱の番号も一緒に撮影しておくことです。これだけで、戻ったときに迷う時間がほぼなくなります。

他人の車に手をかけてしまうと、防犯上の誤解を招くこともあります。レンタカーは車内に私物が少なく見分けにくいので、ナンバーでの確認を習慣にしておきましょう。

石垣島ではレンタカー関連事故が全体の21.0%|数字で見る島の道路事情

沖縄県全体のレンタカー関連事故は年255件

沖縄県警察の「令和6年版 交通白書ダイジェスト」によると、令和6年中にレンタカーが関係した事故は255件で、前年より8件(3.2%)増えました。レンタカーが原因となった事故(第1当事故)は181件で、前年より9件(5.2%)増えています。

レンタカー関連事故は、平成29年の354件をピークに、令和2年141件、令和3年137件と一度大きく減りました。その後、令和4年184件、令和5年247件、令和6年255件と、観光客の回復に合わせるように再び増えています。

第1当事故に伴う負傷者は230人で、うち重傷者22人、軽傷者208人でした。死者はなかったものの、1年で200人以上がレンタカーの事故でけがをしている計算です。

「わ」「れ」ナンバーの車は、慣れない道を走る観光客が運転していることが多い車です。県全体の全事故2,875件のうち、レンタカー関連は255件で構成率は8.9%ですが、離島に目を向けると、この割合は大きく変わってきます。

石垣市21.0%・宮古島市24.8%・竹富町66.7%の構成率

同じ白書では、市町村ごとのレンタカー関連事故の件数と構成率も公表しています。石垣市は全事故105件のうち22件がレンタカー関連で構成率21.0%、宮古島市は全事故105件のうち26件で24.8%でした。県全体の8.9%と比べると、2倍以上の割合です。

構成率が最も高いのは竹富町の66.7%で、全事故3件のうち2件がレンタカー関連でした。件数は少ないものの、西表島や小浜島など竹富町の島々では、事故のうち3件に2件にレンタカーが関わっていたことになります。県警は「本島北部地域や離島において構成率が高くなっています」と分析しています。

離島で構成率が高くなる理由は、島の車の中でレンタカーが占める割合が大きいことにあると考えられます。以下は、沖縄総合事務局の業務概況と県警の白書から、石垣島旅の教科書が島ごとの数字を並べ直したものです。

項目 石垣市 宮古島市 沖縄県全体
レンタカー事業者数(令和4年3月末) 97 145 1021
レンタカー車両数(令和4年3月末) 2,975台 3,526台 31,914台
全事故(令和6年) 105件 105件 2,875件
レンタカー関連事故(令和6年) 22件 26件 255件
構成率 21.0% 24.8% 8.9%

石垣島旅の教科書調べ(出典:沖縄総合事務局陸運事務所「業務概況 令和4年版」、沖縄県警察「令和6年版 交通白書ダイジェスト」。2026年9月時点で公開されている最新版を確認)

石垣島のレンタカーは約3,000台規模

石垣市のレンタカーは、令和4年3月末現在で事業者97、車両2,975台です。業務概況の年度別の表を見ると、石垣島は平成29年度3,231台、平成30年度3,721台、令和元年度3,408台、令和2年度2,730台、令和3年度2,975台と推移しています。

この数字から見えるのは、石垣島ではおよそ3,000台前後の「わ」「れ」ナンバーが島内を走り得るということです。事業者の数も平成29年度の87から令和3年度の97へと増えていて、小さな営業所が多いのも特徴です。

なお、この業務概況は令和4年版が公開されている最新の版として確認できたもので、少し前の数字です。観光客の回復後に台数がどう変わったかは、この資料からはわかりません。数字は「規模感をつかむための目安」として受け止めてください。

竹富町を含む八重山郡のレンタカーは事業者36、車両355台です。西表島や小浜島で借りる車も同じ「沖縄」ナンバーの「わ」「れ」で、島ごとの台数が少ないぶん、繁忙期は早めの予約が欠かせません。

実は「わ」を避けるより、自分が「わ」側だと自覚するほうが効く

ネットでは「わナンバーには近づかないほうがいい」「わナンバーを見たら車間を空けよう」という話をよく見かけます。確かに、慣れない道を走る車から距離をとるのは一つの考え方です。

ただ、意外と見落とされているのは、石垣島に来た旅行者のほとんどが、その「わ」「れ」ナンバーを運転している側だということです。石垣市のレンタカー関連事故の構成率が21.0%という数字は、周りの車を警戒する材料である以上に、自分自身がその21.0%に入らないための警告として読むほうが実用的です。

具体的には、カーナビの案内に集中しすぎて急な車線変更や急ブレーキをしない、景色の良い場所で路肩に急に止まらない、集落の中では速度を落とす、といった基本を徹底することです。後ろから地元の車が近づいてきたら、安全な場所で先に行ってもらうのも立派な段取りです。

石垣島の道では、国の特別天然記念物のカンムリワシが道路近くに降りてくることもあり、野生動物への注意も必要です。見られる季節や、はねないための運転のコツは別の記事でまとめています。

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「わ」「れ」ナンバーを運転するときに困らない段取り

受け取り時にナンバー・傷・燃料の3点を撮影する

レンタカーを受け取ったら、まずナンバー、車体の傷、燃料計の3点をスマートフォンで撮影しておきましょう。ナンバーは駐車場で車を探すとき、傷は返却時の確認、燃料計は満タン返しの基準として使います。

ナンバーの撮影が大事な理由は、ここまで見てきた通り、石垣島のレンタカーは地域名が全部「沖縄」、ひらがなは「わ」か「れ」で、同じ車種が多いからです。車を見分ける手がかりが4けたの番号しかない場面が多く、記憶だけに頼ると取り違えが起きます。

傷の確認は、レンタカー会社のスタッフと一緒に行うのが基本です。すでにある傷をチェックシートに記入してもらい、写真も残しておけば、返却時に「この傷はいつから?」と迷うことがなくなります。

撮影に使う時間は数分です。空港の営業所は到着便が重なると混み合うので、受付を待つ間に撮影の順番を頭の中で決めておくと、受け取りから出発までを短くまとめられます。

💡 旅の段取りメモ

ナンバーの写真は、スマートフォンの「お気に入り」に入れておくとすぐに開けます。家族やグループで複数台借りる場合は、車ごとの番号と運転者の名前をグループのメッセージに共有しておくと、駐車場での合流や返却の段取りがスムーズです。

駐車違反の標章が付いたら返却前に警察署へ

レンタカーで駐車違反の確認標章を付けられたら、返却する前に警察署で手続きを済ませるのが原則です。トヨタレンタカーの違法駐車の案内では、「確認標章に記載されている警察署に出頭」し、所定の手続きと反則金などの支払いをしたうえで、警察で受け取った書類や領収書を提示して返却するよう求めています。

返却までに違反の処理が終わらない場合は、駐車違反違約金として普通車25,000円、準中・中・大型車30,000円を負担することになると、同じページに明記されています(2026年9月時点)。対応しないまま放置すると、警察・公安委員会・レンタカー協会へ報告され、全国のトヨタレンタカー事業会社やレンタカー協会加盟店での今後の貸し出しを断られる可能性があるとしています。

違約金の金額や手続きの細かい流れは会社ごとに違うので、借りる会社の約款やガイドを確認しておきましょう。

「わ」「れ」ナンバーは、ひと目でレンタカーだとわかるナンバーです。持ち主であるレンタカー会社に違反の連絡が行くため、旅行が終わってからでも必ず追いかけてきます。そもそも違反にならないよう、停める場所を先に決めておくのが一番の対策です。

失敗パターン:標章を放置したまま空港で返却してしまう

ありがちな失敗が、最終日に市街地で短時間だけ車を離れたら確認標章が付いていて、飛行機の時間が迫っていたためそのまま空港の営業所に返却してしまう、というケースです。

原因は、返却日の予定を詰め込みすぎていることと、「少しの時間なら大丈夫」という判断です。石垣島の市街地は道が細く、路上に止めたくなる場面が多くあります。最終日は土産の買い物などで市街地に寄ることが多く、そこで時間に追われて路上駐車をしてしまいがちです。

対策は、最終日の買い物は有料の駐車場を前提に計画し、返却時刻から逆算して警察署に寄れるだけの余裕を持たせることです。万一標章が付いてしまったら、まず借りたレンタカー会社に電話して、どう動けばよいかを確認してください。会社によって、返却後の手続きで違約金の扱いが変わることもあります。

市街地で停める場所に迷わないためには、ユーグレナモール周辺など目的地ごとの駐車場を事前に調べておくのが近道です。石垣島のドライブ導線と駐車場の考え方は、別の記事にまとめています。

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事故のときはナンバーを含めて記録してから連絡する

万一事故を起こしてしまったり、巻き込まれたりしたときは、けが人の救護と安全の確保を最優先にし、警察に連絡します。そのうえで、レンタカー会社にも連絡します。レンタカーの補償や保険は、警察への届け出があることが前提になっていることが多いので、軽い接触でも自己判断で済ませないことが大切です。

記録しておきたいのは、相手の車のナンバー(地域名・分類番号・ひらがな・4けたの番号)、相手の氏名と連絡先、事故の場所と時刻です。相手も「わ」「れ」ナンバーのレンタカーであることは石垣島では珍しくなく、その場合は相手が借りているレンタカー会社の連絡先も聞いておくと、後のやり取りが進めやすくなります。

ナンバーを正確に控えるときには、ここまでに紹介した区分の知識が役立ちます。ひらがなが「わ」「れ」ならレンタカー、黒地の「れ」なら軽の事業用、というように、車の立場がわかると連絡すべき相手も見えてきます。

補償の範囲や事故時の連絡先は、借りる会社によって異なります。受け取り時にもらう書類の中から、事故時の連絡先をスマートフォンに登録しておきましょう。

⚠️ 出発前に確認したいこと

台風の接近時や大雨のときは、道路の冠水や倒木で通行止めになる区間が出ることがあります。運転を続けるかどうかは自分で判断せず、最新の気象情報・道路情報を公式で確認し、レンタカー会社の案内に従ってください。

旅のタイプ別に知っておきたいナンバーの話

初めて石垣島でレンタカーを借りる人

初めて石垣島でレンタカーを借りる人は、「わ」でも「れ」でも同じレンタカーだということだけ覚えておけば十分です。ひらがなは登録時に空いていた番号の枠で決まり、借りる人が選ぶことはできません。

そのうえで気にしておきたいのは、車を受け取ったあとの段取りです。空港から市街地、川平方面へと走り出す前に、ナンバーの撮影、ナビの目的地設定、ミラーとシートの調整を済ませておきましょう。駐車場を出てから操作しようとすると、慣れない車で注意が散りやすくなります。

石垣島には高速道路がなく、空港から市街地までは一般道を走ります。信号の少ない区間でも、集落の近くでは歩行者や自転車が出てくることがあります。「わ」「れ」ナンバーの車は周りから観光客だと見られているので、無理に流れに合わせようとせず、制限速度を守った運転で問題ありません。

空港から市街地への道の選び方や、所要時間の目安は別の記事にまとめています。初日のルートを決めておくと、ナビ任せで迷う不安が減ります。

石垣島と宮古島を2島まわる人

石垣島と宮古島の両方でレンタカーを借りる人は、どちらの車も「沖縄」ナンバーの「わ」か「れ」になります。国交省の地域名一覧で、宮古運輸事務所・八重山運輸事務所のどちらで登録しても表示は「沖縄」だからです。

2島まわる旅で起きやすいのは、島ごとに車が変わることによる混乱です。石垣島で白いコンパクトカー、宮古島でも白いコンパクトカーを借りると、写真フォルダの中でどちらのナンバーがどちらの島の車かわからなくなることがあります。撮影したら、アルバムを島ごとに分けておくと安心です。

もう一つの注意点は、事故の構成率の高さです。県警の白書では、宮古島市のレンタカー関連事故の構成率は24.8%、石垣市は21.0%でした。どちらの島でも、事故の2割以上にレンタカーが関わっています。慣れた頃の2島目こそ、運転の基本を丁寧に守りましょう。

島ごとにレンタカーの会社が違う場合は、事故時の連絡先や返却の条件も違います。受け取りのたびに書類を確認し、連絡先を登録し直してください。

子連れ・グループで複数台を借りる人

子連れの家族旅行やグループ旅行で2台以上借りる場合は、ナンバーの共有が段取りの要になります。同じ会社で同じクラスを借りると、同じ車種・同じ色の車が並ぶことが多く、「沖縄」「わ」までまったく同じ、ということも珍しくありません。

おすすめは、受け取り時に全員で車の前に集まり、車ごとの4けたの番号と運転者をグループのメッセージに書き込んでおくことです。子どもには「番号が○○の車がうちの車だよ」と教えておくと、駐車場で別の車に近づいてしまうのを防げます。

チャイルドシートを付けた車と付けていない車がある場合は、どの番号の車に付けたかも共有しておきましょう。観光地で子どもと大人が分かれて乗る場面では、この情報が役立ちます。

また、複数台で連なって走ると、後ろの車が前の車を見失わないよう無理に信号を越えがちです。行き先の駐車場を先に共有し、それぞれがナビで向かう形にすると、焦りによる危ない運転を避けられます。

島の道を歩く・自転車で走る人

レンタカーを借りずに、バスやレンタサイクルで石垣島を回る人にとっても、ナンバーの知識は役に立ちます。道を歩いたり自転車で走ったりしているとき、近づいてくる車が「わ」「れ」ナンバーなら、運転しているのは島の道に慣れていない旅行者かもしれない、と考えておけるからです。

観光客の車は、景色の良い場所で急に減速したり、目的地を探しながら交差点で曲がる方向を迷ったりすることがあります。横断するときは、車が止まったことを確認してから渡りましょう。

自転車の場合は、後ろから来る車との距離に気を配る必要があります。石垣島の郊外は歩道のない道も多く、自転車は車道の左端を走る場面が増えます。レンタサイクルの料金や、電動アシストが必要な坂道については別の記事にまとめています。

「わ」「れ」ナンバーを見分けることは、相手を悪く見るためではなく、お互いに事故を避けるための手がかりです。旅行者同士、少しの余裕を持って道を分け合いましょう。

Q. 「わ」ナンバーだと後ろからあおられやすいって本当ですか?
A. ナンバーのひらがなとあおり運転の関係を示す公的なデータは確認できませんでした。後ろの車が近いと感じたら、安全な場所に寄せて先に行ってもらいましょう。危険を感じたときは車外に出ず、ドアをロックして警察に通報してください。

「わ」「れ」ナンバーにまつわる細かい疑問

カーシェアで借りた車も「わ」「れ」になるのか

レンタカー型のカーシェアで借りる車は、レンタカーと同じく「わ」「れ」ナンバーになります。中国運輸局の説明でも、いわゆる「わ」「れ」ナンバーの車を貸し出す仕組みの新しい形として、レンタカー型カーシェアリングが紹介されています。

カーシェアは短い時間だけ借りられる便利な仕組みですが、石垣島で利用できるかどうか、どこにステーションがあるかは、各サービスの公式サイトで確認が必要です。ナンバーの扱いはレンタカーと同じなので、駐車違反の手続きなども、基本的にはレンタカーと同じように自分で対応する前提で考えておきましょう。

一方、車検証の使用者欄に借りた本人の名前が載るカーリースは、平成18年10月1日から有償貸渡の規制の対象から外れているため、「わ」「れ」にはなりません。

サービスの名前に「シェア」「サブスク」と付いていても、ナンバーが「わ」「れ」かどうかは仕組みによって変わります。契約の前に、使用者が誰になるのかを確認すると判断しやすくなります。

レンタカーのナンバーで観光客か島民かはわかるのか

「わ」「れ」ナンバーなら、少なくともその車は貸渡の許可のもとで貸し出されている車です。石垣島では、運転しているのは多くの場合旅行者ですが、島に来ている出張者や、自分の車が車検中の島民が借りていることもあります。

つまり、ナンバーでわかるのは「車の立場」であって「運転している人」ではありません。国交省資料が挙げている識別の目的も、自家用・事業用・レンタカーといった車の区分です。

反対に、自家用のひらがなの車に乗っているのが旅行者ということもあります。知人の車を借りたり、長期滞在でリースの車に乗ったりしている場合です。ナンバーだけで運転者を決めつけないことが大切です。

道を走るうえでの実用的な使い方としては、「わ」「れ」の車は道を探しながら走っている可能性がある、と少し余裕を持って見ておく程度で十分です。島の道は観光客も島民も一緒に使う生活道路です。

沖縄の「れ」ナンバーはいつまで見られるのか

2026年9月の報道で沖縄本島の小型車に「わ」が再び払い出されていると伝えられたことで、「れ」ナンバーはなくなってしまうのでは、と思う人もいるかもしれません。

ただ、すでに「れ」で登録されている車のナンバーが「わ」に付け替えられるという情報は、報道の公開部分からは確認できませんでした。2015年から約11年のあいだに登録された「れ」の車は、今後もしばらく島の道を走り続けると考えるのが自然です。

レンタカーは数年ごとに新しい車に入れ替わることが多いので、新しく登録される小型車が「わ」になっていけば、年月とともに「わ」の割合が増えていくことは考えられます。ただし、その割合や時期を示す公的なデータは見当たらないため、ここでは断定を避けます。

石垣島で借りた車が「わ」だったか「れ」だったかは、旅の小さな記念にもなります。ナンバーを撮影したついでに、その年の沖縄のレンタカー事情を思い出してみてください。

ナンバーの話で見落としがちな「返却前の給油と時間」

ナンバーを気にすることは大切ですが、レンタカーの返却で実際にトラブルになりやすいのは、燃料と時間です。受け取り時に撮影した燃料計の写真を基準に、返却前に給油してから営業所に向かいましょう。

石垣島では、空港近くのガソリンスタンドが返却前の給油に使われやすく、時間帯によっては待つこともあります。飛行機の出発時刻から逆算して、給油と返却の手続き、空港への送迎の時間を合わせて見込んでおくと安心です。

所要時間は営業所の場所や混雑によって変わるので、具体的な目安はレンタカー会社に確認してください。特に夕方の便に合わせて返却が集中する時間帯は、送迎バスを待つ時間も含めて余裕を持っておく必要があります。

高速道路のない石垣島では、市街地から空港までの道選びが返却の段取りに直結します。道路事情や所要時間の考え方は、別の記事にまとめています。

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まとめ

🚗 この記事の結論

レンタカーのひらがなは「わ」「れ」の2文字で、どちらも同じレンタカーです。石垣島では番号の4けたを撮影して車を見分けましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 貸渡の文字:登録車は「わ」「れ」、軽は「わ」
  • ✔ 沖縄の経緯:2015年に「れ」、2026年に「わ」再び
  • ✔ 地域名:石垣島・宮古島もすべて「沖縄」
  • ✔ 黒地の「れ」:軽の事業用でレンタカーではない
  • ✔ 事故の割合:石垣市は事故の21.0%に関与

石垣島でレンタカーを受け取ったら、最初にナンバーの4けたと燃料計、車体の傷の3点を撮影するところから始めてください。「わ」でも「れ」でも中身は同じレンタカーなので、ひらがなを気にするより、同じ車種が並ぶ駐車場で自分の車を番号で見分けられるようにしておくほうが、旅の段取りに直結します。あわせて、石垣市では事故の21.0%にレンタカーが関わっているという数字を頭の片隅に置き、自分がその「わ」「れ」側のドライバーだと意識してハンドルを握れば、駐車場での取り違えや返却時の迷い、慣れない道での事故のリスクをまとめて減らせます。

ナンバーの区分・台数・事故統計は2026年9月時点で確認した公的資料にもとづいています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

石垣島旅の教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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