石垣島の北の端、平久保半島まで車を走らせようと思ったとき、「平久保サンセットビーチ」という名前を見つけて調べ始めた人が最初にぶつかるのが、情報がかみ合わないという壁です。入場料が500円と書いてあるページもあれば、無料と書いてあるページもある。営業時間が9:30~18:00だと書いてあるページもあれば、時間の記載がまったくないページもある。
先に結論を言います。平久保サンセットビーチは、入場料も駐車場もトイレも無料で立ち寄れるビーチです。500円という数字が出てくるのは、同じ石垣市平久保にある「石垣島サンセットビーチ」という別の施設の料金で、検索結果の中でこの2つが混ざっているのが混乱の正体です。
この記事では、公式サイトで確認できた事実だけを使って、平久保サンセットビーチで何にお金がかかって何が無料なのか、名前が似たもう1つのビーチとどう見分けるのか、そして半島北部まで車でどう向かえばいいのかを順番に整理します。営業時間が公式に公開されていないという、この場所ならではの事情への対処法も書きました。
・平久保サンセットビーチで無料なもの、お金がかかるもの
・名前がそっくりな「石垣島サンセットビーチ」との見分け方と料金比較
・営業時間が公式に載っていない理由と、行く前の確認手順
・半島北部までの所要時間の目安と、給油・日没を含めた段取り
平久保サンセットビーチは入場料も駐車場も無料で立ち寄れる

石垣島北部のビーチは「無料だけど何もない」か「整備されているけど有料」かのどちらかになりがちですが、平久保サンセットビーチはその中間にあります。設備が揃っているのに、入場と駐車にお金がかからないタイプのビーチです。
お金がかかるのはシャワーの1,000円から
入場料・駐車場・トイレは無料です。公式サイトが「入場料・駐車場・トイレは無料です。車・バイク・自転車でお越しいただけます」と明記しているので、海を眺めるだけ、足だけ浸けて帰るという使い方なら費用はかかりません。
なぜ無料で成り立つかというと、この施設はアクティビティとフードで収益を得る形をとっているからです。ビーチに入るところで課金せず、遊びたい人・食べたい人だけがお金を払う設計になっています。
お金が発生する最初のラインがシャワーで、1回1,000円です。バスタオル1枚が付くので、タオルを持っていない状態で海に入っても帰りに困りません。逆に言えば、海に入って体を流したいなら1,000円は必ずかかる前提で財布を用意しておくとスムーズです。ドライブ途中に立ち寄って景色だけ見るのか、泳ぐのかで、必要な金額がはっきり分かれます。
駐車場・トイレ・シャワー・レンタル・キッチンカーが1か所に揃う
手ぶらで寄れるビーチです。公式サイトによると、駐車場、トイレ、シャワー、レンタル用品、キッチンカーを備えていて、海あそびから休憩、フードまでこの場所で完結します。
石垣島北部は集落と集落の間隔が広く、トイレのある場所が限られます。半島を北上する途中で確実にトイレに寄れる場所があるというだけでも、子連れやレンタカー移動では計画が楽になります。しかもここのトイレはウォシュレット付きだと予約ページに記載されています。
レンタル用品はシュノーケルセット、パラソル、ビーチベッドなどが用意されていますが、レンタル内容と料金は公式サイトに金額が出ておらず「現地にてご確認ください」と案内されています。パラソルを借りる前提で予算を組むなら、現地で聞く前提にしておきましょう。
| 住所 | 〒907-0331 〒907-0331 沖縄県石垣市平久保226-559 |
| 電話番号 | 0980-89-2233 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
遠浅の海だから「泳ぐ」より「入って過ごす」が合う
ここの海は遠浅です。公式サイトは「遠浅の海では、海に入ってゆっくり遊んだり、魚を探しながらシュノーケリングを楽しんだりできます」と説明しています。深いところまで一気に落ちる地形ではないので、水に入ること自体のハードルは低めです。
遠浅であることの背景には、石垣島周辺の海がサンゴ礁に囲まれていて、礁池と呼ばれる浅い水域が岸から沖に向かって広がっているという地形があります。だから岸から少し歩いても足が着く範囲が続きます。
過ごし方としては、パラソルの下や木陰で休みながら、時々海に入るというリズムが向いています。公式サイトも「遊んだあとは、パラソルの下や木陰で、海を眺めながらゆっくり過ごせます」と、遊びと休憩をセットで案内しています。長距離を泳ぐビーチというより、滞在時間を長めにとってのんびりする場所だと考えて予定を組むと、期待とのズレが出ません。
名前がそっくりな「石垣島サンセットビーチ」とは別の海
この記事で一番伝えたいのがここです。石垣市平久保には、名前も所在地の字も似ている2つのビーチ施設があり、検索結果ではほぼ混在しています。料金を見て「思っていたのと違う」となる前に、どちらの話をしているのかを確定させてください。
番地も電話番号も公式サイトも違う、独立した2つの施設
平久保サンセットビーチの公式サイトは hirakubo-sb.com で、英語表記は HIRAKUBO SUNSET BEACH です。運営はアクティビティの催行会社である南風リゾート開発。一方の石垣島サンセットビーチは公式サイトが i-sb.jp で、こちらは久宇良集落の西側にある、以前は久宇良海岸と呼ばれていたビーチです。
2つは同じ石垣市平久保の住所を持ち、郵便番号も同じです。番地の枝番だけが違い、電話番号にいたっては末尾の1桁しか違いません。名前・地名・郵便番号・電話番号がここまで近いため、まとめサイト側でも取り違えが起きています。
見分ける決め手は公式サイトのドメインです。予約ページや紹介記事を開いたら、リンク先が hirakubo-sb.com なのか i-sb.jp なのかを見る。これが最も確実で、料金表を読む前にやっておくべき確認になります。
| 住所 | 〒907-0331 〒907-0331 沖縄県石垣市平久保234-323 |
| 電話番号 | 0980-89-2234 |
| 営業時間 | 9:30~18:00(最終受付17:00) |
| 定休日 | 遊泳期間(5月1日~10月15日)以外は閉場 |
| 駐車場 | あり(1日500円) |
| 公式サイト | 公式サイト |
有料と無料で変わるのは、クラゲネットと監視体制
料金差の中身は「安全設備の有無」です。石垣島サンセットビーチは入場料を取る代わりに、ハブクラゲ侵入防止ネットを設置しています。公式サイトの入場料は大人500円、小人(6才~小学生)300円で、この料金にシャワー・トイレ・更衣室の利用料が含まれます。駐車場は別途1日500円です。
ただし同サイトには「時期、時間帯によっては監視員が不在でハブくらげ防止ネットが無い場合があります」という注記もあります。有料だから常時ネットと監視員がある、と決めつけないほうが安全です。
平久保サンセットビーチ側は、公式サイトにクラゲ防止ネットや監視員に関する記載がありません。代わりに「自然の海のため、潮位・風・天候により遊泳やシュノーケリング、アクティビティの可否が変わります」と書かれています。つまり無料という条件は、安全の判断が自分側にあることとセットです。
料金と設備を並べて比べる(石垣島旅の教科書調べ)
平久保サンセットビーチ公式サイトと石垣島サンセットビーチ公式サイトの公表値だけを並べたのが次の表です。数値はすべて各公式サイトの記載で、当サイトによる実測や体験取材は行っていません(2026年8月時点)。
| 比較項目 | 平久保サンセットビーチ | 石垣島サンセットビーチ |
|---|---|---|
| 入場料(大人) | 無料 | 500円 |
| 入場料(小人) | 無料 | 300円 |
| 駐車場 | 無料 | 1日500円 |
| シャワー | 1回1,000円 (バスタオル1枚付) |
入場料に含む |
| 営業期間・時間 | 公式に固定の記載なし (季節・天候で変動) |
5月1日~10月15日 9:30~18:00(最終受付17:00) |
| クラゲ防止ネット | 公式に記載なし | 設置 (不在の場合ありと注記) |
| フード | キッチンカーあり | 公式に記載なし |
石垣島サンセットビーチ側の詳しい行き方や、夕日を見たい人向けの回り方は別記事にまとめてあります。

「石垣島 サンセットビーチ」で検索して、夕日を眺める場所として旅程に入れようとしている方は多いと思います。ところが公式サイトを開いて営業案内を見ると、少し引っか…
失敗パターン①:予約サイトの「サンセットビーチ」を取り違える
起きやすいのが、旅行前にアクティビティを予約したあと、集合場所を別のビーチだと思い込んで向かってしまうケースです。2つは同じ半島内にあるものの別の場所なので、間違えれば往復の時間がまるごと無駄になります。
原因は、予約サイトのプラン名が単に「サンセットビーチ」と略されることと、両者の住所表記が「石垣市平久保」まで同じであることです。ぱっと見では区別がつきません。
対策はシンプルで、予約完了メールに書かれた集合場所の番地の枝番を、カーナビや地図アプリにそのまま入力することです。施設名で検索すると候補が2つ出てくる可能性がありますが、枝番まで入れれば1つに絞れます。出発前夜のうちに地図アプリでピンを立てて保存しておくと、当日の判断が減ります。
営業時間が公式サイトに載っていない前提で動く

この施設の一番の注意点は、行けば必ず開いているとは限らないのに、開いている時間が公表されていないことです。ここを理解しておかないと、往復1時間以上をかけて閉まったビーチに着くことになります。
公式は「季節や天候により変動します」としか書いていない
営業時間の欄に具体的な時刻はありません。公式サイトの Information には「営業時間・営業日は季節や天候により変動します。最新情報をご確認ください」と書かれているだけです。開始時刻も終了時刻も、定休日も公表されていません。
背景にあるのは、この施設が海況に強く依存していることです。キッチンカーの営業も「天候等により営業内容が変わる場合があります」とされていて、風が強い日や潮位が低い日には提供できるものが変わります。固定の時間を出さないのは、出せば守れない日が出るからだと考えるのが自然です。
だから「営業時間を調べる」のではなく「行く日に開いているかを聞く」という発想に切り替えてください。公式サイトには予約・問い合わせ用の番号が掲載されているので、旅程が固まった段階で一度連絡を入れておくのが確実です。
平久保サンセットビーチは営業時間・営業日が公表されておらず、天候・潮位でアクティビティが中止になることがあります。台風接近時や強風時の遊泳可否は自己判断せず、最新の気象情報と営業状況を公式サイト・電話でご確認ください。
電話で聞くべきなのは、この3つ
問い合わせるときに確認したい項目は3つに絞れます。1つ目は当日の営業有無と、何時ごろから何時ごろまで人がいるか。2つ目はキッチンカーが出るかどうか。3つ目はアクティビティの催行可否です。
この3つを押さえる理由は、それぞれが独立して変わるからです。ビーチには入れてもキッチンカーが休みという日はあり得ますし、ビーチが開いていてもシュノーケルツアーが海況で中止という日もあります。公式サイトも「天候・潮位・海況により、アクティビティの内容変更または中止となる場合があります。詳しくは当日スタッフへご確認ください」と案内しています。
聞くタイミングは、前日夕方と当日朝の2回に分けるのが実用的です。前日に大枠を押さえ、当日朝に海況の最終判断を確認する。石垣島は朝と昼で風向きが変わる日があるので、前日の情報だけで動かないほうが空振りしません。潮位や気象の一次情報は気象庁の防災情報ページで確認できます。
潮位と風で、その日の遊び方が変わる
遠浅であることは、潮位の影響を受けやすいこととセットです。潮が引いている時間帯は水深が浅くなり、シュノーケリングで見られる範囲が変わります。逆に潮が満ちている時間帯のほうが泳ぎやすくなります。
公式サイトが「自然の海のため、潮位・風・天候により遊泳やシュノーケリング、アクティビティの可否が変わります」と明記しているとおり、条件次第で当日の内容が変わる場所です。この一文は、期待値を調整するためのものだと受け取ってください。
段取りとしては、旅程を組む前に気象庁の潮位表でその日の満潮・干潮の時刻を見ておくと精度が上がります。潮が満ちる時間帯に合わせて到着するように半島の移動時間を逆算すれば、同じ移動距離でも滞在の満足度が変わります。石垣島北部までの移動は片道でまとまった時間がかかるため、この逆算をするかどうかの差は小さくありません。
車がないと行きにくい半島北部、時間の見積もり方
平久保半島は石垣島の中でも公共交通の便が薄いエリアです。移動手段の前提を間違えると、ビーチ以前に「たどり着けない」という問題になります。
空港から約40分、市街地から約50分が目安
目安として、石垣空港から車で約40分、石垣市街から車で約50分です。これは公式サイトが公表している数値ではなく、現地レンタカー事業者が案内している所要時間なので、あくまで目安として扱ってください。信号待ちや前走車の速度で前後します。
ルートは国道390号線から県道206号線に入る流れで、半島に入ったあとは基本的に一本道です。分岐が少ないぶん道に迷いにくい反面、途中で引き返す判断がしにくい道でもあります。
公式サイトは「車・バイク・自転車でお越しいただけます」としています。自転車という選択肢が挙がってはいますが、市街地から往復すると相当な距離になるため、旅行者が現実的に選べるのはレンタカーかバイクです。石垣島の移動手段全体の比較は別記事で整理しています。

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石垣空港または市街地でレンタカーを受け取り、北へ向かう
伊原間の周辺で給油とトイレ・買い出しを済ませる
県道206号線を北上し、平久保サンセットビーチへ(空港から約40分が目安)
半島に入る前に、給油と買い出しを終わらせる
平久保半島に入ってからは、店舗の数が一気に減ります。半島の入口にあたる伊原間の周辺までに、給油・飲み物・軽食の調達を済ませておくのが北部ドライブの基本です。
これはガソリンスタンドの営業時間の問題でもあります。石垣島北部は夜間営業のスタンドが限られるため、夕方以降に半島を出るときに給油できる場所を当てにしにくい。残量が半分を切っていたら、北上する前に入れておく判断が安全です。
平久保サンセットビーチにはキッチンカーがありますが、これも天候等で営業内容が変わります。到着してから食べられるとは限らないと考えて、飲み物と行動食は手前で買っておきましょう。石垣島一周のドライブに組み込む場合の全体の距離感と時間配分は、こちらの記事が参考になります。

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失敗パターン②:帰り道の暗さを読み違える
夕方まで粘って、帰りに苦労するパターンです。半島の道は街灯が少なく、日が落ちると路面と路肩の境目が見えにくくなります。海側の景色が良い道ほど、暗くなってからは走りにくくなります。
原因は、ビーチにいる間は西向きの空が明るいため、暗くなるまでの余裕を多く見積もってしまうことにあります。日没後の暗くなる速さは、市街地の感覚とは違います。
対策は、その日の日没時刻を調べて「日没の1時間前には半島を出る」と決めておくことです。空港から約40分という目安を逆算に使えば、出発時刻は自然に決まります。動物の飛び出しもあるため、暗い時間帯の北部の道は速度を落とし、対向車のライトに頼らない運転を意識してください。

5,000円で選べるアクティビティ4種、どれが自分向きか
ここのアクティビティは料金体系が分かりやすく、4種類がすべて5,000円で並んでいます。時間の長さと運動量が違うだけなので、選ぶ基準は「どれくらい動きたいか」です。
シュノーケルツアーは30分5,000円、機材は借りられる
シュノーケルツアーは30分で5,000円です。レンタル品としてマスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットが含まれるので、機材を持ち込む必要がありません。旅行の荷物を増やしたくない人には向いています。
30分という設定は短く感じるかもしれませんが、遠浅の海で魚を探すには扱いやすい長さです。ドライブの途中に組み込みやすく、半島の他のスポットを回る時間も確保できます。
注意したいのは、催行の可否が当日の海況で決まる点です。公式サイトも天候・潮位・海況による内容変更や中止の可能性を明記しています。ツアーを軸に旅程を組むなら、前日と当日朝の2回確認する流れを守ってください。
クリアSUPとマングローブSUP、同じ5,000円でも中身が違う
SUPは2種類あり、どちらも30分5,000円、レンタル品はライフジャケットです。クリアSUPは透明なボードで水中を見ながら進むタイプ、マングローブSUPはマングローブの水域を進むタイプで、見えるものがまったく異なります。
選び方の目安は、海の透明感を楽しみたいならクリアSUP、風の影響を受けにくい環境でゆっくり漕ぎたいならマングローブSUPです。マングローブの水路は外海より波が穏やかなので、SUPが初めての人でも扱いやすい傾向があります。
クリアSUPにはドローン撮影のオプション(3,000円)を付けられます。マングローブSUPのレンタル品はライフジャケットのみで、オプションの記載はありません。記念の写真を確実に残したいなら、現地で頼む前提で予算に足しておきましょう。
バナナボート+ビスケットは25分、しっかり動きたい人向け
バナナボート+ビスケットは25分で5,000円、レンタル品はヘルメットとライフジャケットです。他の3種と違い、乗り物に引かれて動くタイプなので、体力より「振り落とされてもいい服装かどうか」が参加のハードルになります。
2種類が1つのプランにまとまっているのが特徴で、25分の中で両方を体験できます。グループで盛り上がりたいときや、シュノーケリングが苦手な人が混ざっているときの選択肢として使えます。
水着の上に着るラッシュガードと、飛ばされにくいサングラス、髪を留めるものがあると快適です。着替えた後はシャワー1,000円を使う流れになるため、アクティビティ代とあわせて予算を見ておきましょう。
予約サイト経由のプランは、内容も料金も別物
公式サイトの4種とは別に、楽天トラベルの観光体験には同じビーチを集合場所とする「ビーチシュノーケルツアー」が掲載されています。こちらは60分(体験時間45分)で8,000円程度とされ、駐車料金・トイレ・シャワー更衣室・機材一式・消費税が含まれる構成です。
同じ「シュノーケル」でも、公式サイトの30分5,000円とは時間も含まれるものも違います。どちらが得かではなく、どれくらいの時間を海に使いたいかで選ぶのが正しい比べ方です。
予約サイト経由を選ぶ場合は、プラン名だけでなく集合場所の住所の枝番を必ず確認してください。前述のとおり、同じ平久保に名前の似たビーチがもう1つあります。予約はこの記事からではなく、各社の公式ページ・予約ページで直接行ってください。
キッチンカーと日陰があるから、半日そのまま過ごせる
石垣島北部で困りやすいのが昼食です。飲食店の選択肢が少なく、移動時間も長い。その中で、ビーチに食べるものがあるというのは旅程の自由度を上げます。
海辺で食べられるのは、この4品
キッチンカーで販売されているメニューとして、公式サイトはサルサミートタコライス、ダシ香る島やきそば、特選石垣牛串、ヨーグルトチリソースのグリルチキンロールの4品を紹介しています。ドリンクもあわせて販売されています。
いずれも海辺で片手でも食べやすい構成で、屋内のフードコートのように腰を据えて食べる形式ではありません。島やきそばは魚粉の香りとソーキそばの平打ち麺を使ったご当地寄りの一品として案内されています。
ただし、販売メニュー・価格は季節や仕入れ状況により変更となる場合があると明記されています。金額は公表されていないため、ここで食べる前提なら現金を少し多めに持っていくのが無難です。
キッチンカーは天候等で営業内容が変わります。ビーチでの昼食を旅程の柱にせず、「出ていたら食べる」くらいの位置づけにして、行動食を手前のスーパーで買っておくと予定が崩れません。
昼食をどう組み込むと、半島の1日が回るか
おすすめの流れは、午前中に市街地を出て、半島に入る手前で買い出し、昼前後にビーチ着というものです。潮の時間に合わせるならこの前後を調整します。
理由は、平久保半島には他にも立ち寄りたい場所があり、ビーチだけで1日を使うと移動が非効率になるからです。半島の先端方面まで足を伸ばす予定があるなら、ビーチでの滞在は2~3時間に区切ると全体が回ります。
逆に、ビーチでゆっくりするのが目的なら、昼食もシャワーもここで済ませて夕方前に折り返す組み方が合理的です。無料で入れるぶん、滞在時間を長くしても費用は増えません。この「時間あたりのコストが上がらない」性質は、有料ビーチにはない使い方の自由度です。
実は、無料であることは「安さ」ではなく「自己判断」を意味する
意外と知られていないのですが、ビーチの入場料の有無は、快適さの差というより安全管理の体制の差として現れます。有料の石垣島サンセットビーチはハブクラゲ侵入防止ネットを設置し、監視員を置く運用をとっています。平久保サンセットビーチの公式サイトには、そうした記載がありません。
これは優劣の話ではありません。無料で自由に使えるビーチは、そのぶん海に入るかどうかの判断が自分に委ねられているということです。子どもを連れて泳がせるつもりなら、この違いは料金差より重く見るべき要素になります。
実務的な結論としては、「泳ぐことが目的で、小さい子どもがいる」なら安全設備のあるビーチを選び、「ドライブの途中に海辺で休みたい、大人だけで軽く遊びたい」なら無料で寄れるビーチを選ぶ。料金表ではなく目的で決めると、選択を間違えません。
タイプ別、どちらのビーチをどう使い分けるか
ここまでの情報を、旅のスタイル別に並べ直します。同じ平久保でも、向いている人が明確に分かれます。
小さい子ども連れなら、設備が明記されている側を選ぶ
未就学児や小学生を海に入れる予定があるなら、石垣島サンセットビーチが選択肢になります。大人500円・小人300円の入場料にシャワー・トイレ・更衣室の利用料が含まれ、ハブクラゲ侵入防止ネットが設置されています。駐車場は1日500円が別途かかります。
ただし営業期間は5月1日から10月15日までで、この期間外は閉場します。時期・時間帯によっては監視員が不在でネットが無い場合があるという公式の注記も、事前に読んでおいてください。
子連れの北部ドライブは、トイレの間隔と休憩ポイントの設計が要になります。半島に入る前に一度休憩を入れておくと、車内の機嫌が保ちやすくなります。
大人だけの北部ドライブなら、無料で寄れる強みが効く
大人だけで半島を回るなら、平久保サンセットビーチの「入場も駐車も無料」という条件が効いてきます。30分だけ寄って景色を見て次へ、という使い方でも費用がかからないので、旅程に組み込むハードルが低い。
遊ぶと決めたときも、アクティビティが4種すべて5,000円で分かりやすく、機材レンタルが料金に含まれます。荷物を増やさずに海で遊べる構成です。
そのうえで、キッチンカーが出ていれば昼食まで完結します。北部は飲食店が少ないため、食べる場所が読めるというのは行程を組むうえでの安心材料になります。
レンタカーがない旅なら、半島北部は無理に入れない
公共交通での北部アクセスは本数が限られます。平久保サンセットビーチの公式サイトもバスでのアクセスは案内しておらず、車・バイク・自転車を前提にしています。
レンタカーなしの旅程で半島北部を入れると、帰りの手段が細くなり、1日のうち移動だけで大半を使うことになりがちです。市街地から近い海辺を選んだほうが、同じ時間でできることは増えます。
どうしても北部へ行きたい場合は、タクシーや観光タクシーの利用、または北部を回る観光バスツアーを検討することになります。いずれも料金は事前に各社公式で確認してください。
| 平久保サンセットビーチのメリット | 注意しておきたい点 |
|---|---|
| 入場料・駐車場・トイレが無料 アクティビティ4種がすべて5,000円 キッチンカーで昼食まで完結できる 遠浅で海に入りやすい | 営業時間・営業日が公表されていない クラゲ防止ネット・監視員の記載がない シャワーは別途1,000円 車がないと事実上行きにくい |
まとめ
平久保サンセットビーチは、ドライブの途中に費用をかけずに寄れて、遊びたくなったら5,000円で海に出られるという、使い方の幅が広いビーチです。一方で営業時間が公表されていないぶん、行き当たりばったりでは空振りしやすい場所でもあります。最初の一歩として、旅程の日付が決まったら公式サイトの問い合わせ先に電話を入れて、その日に営業しているかを押さえてください。それだけで、片道40分の移動が無駄になるリスクは大きく下がります。
そのうえで、同じ平久保にある石垣島サンセットビーチとの違いを頭に入れておけば、目的に合わせてどちらへ行くかを迷わず選べます。泳ぐことが目的で子どもが一緒なら安全設備が明記されている側、ドライブの休憩と大人の海遊びなら無料で寄れる側、という分け方が実用的です。
※本記事の料金・営業情報は2026年8月時点で各公式サイトを確認した内容です。営業状況・海況・気象情報は変動しますので、お出かけ前に必ず各施設の公式サイト・気象庁の最新情報でご確認ください。

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