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西表島の星砂の浜は上原から路線バス160円・6分|シャワー300円と冬の休業に注意

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西表島の星砂の浜に行ってみたいけれど、石垣島からどの船に乗ればいいのか、港から浜までどう移動するのか、シャワーやトイレはあるのか。調べ始めると、竹富島にも同じ名前の浜があったり、路線バスが港に入らなかったりと、意外とつまずきやすいポイントが見えてきます。

結論から言うと、星砂の浜への一番の近道は上原港を使うルートです。上原停留所から路線バスで大人160円、西表島交通の案内では6分の距離にあります。浜のすぐ横にはペンション星の砂のレストハウスがあり、温水シャワーは1人1回15分300円。ただし冬(12月〜2月ごろ)は施設ごと休業する年があり、夏はハブクラゲの発生注意報が出ている期間です。

この記事では、竹富町観光協会・西表島交通・安栄観光・沖縄県などの公式情報をもとに、船の選び方から浜での過ごし方、季節ごとの注意点まで、現地で迷わないための段取りを順番にまとめました。

📌 この記事でわかること

・西表島の星砂の浜の位置と、竹富島の「星砂の浜」との違い
・上原航路と大原航路、どちらで渡ると浜に近いか(運賃と所要時間)
・路線バスの時刻・運賃と、10月1日からの冬期時刻の変更点
・シャワー・トイレ・売店の場所と、冬期休業やハブクラゲへの備え

目次

西表島の星砂の浜はどんな場所?上原港から近い北側の浜

西表島の星砂の浜はどんな場所?上原港から近い北側の浜の解説画像

上原集落と住吉集落のあいだ、バス停の名前がそのまま「星砂の浜」

星砂の浜は、西表島の北側にある上原集落と住吉集落のあいだの浜です。島の北側の玄関口である上原港から近く、路線バスには「星砂の浜」という名前の停留所があります。停留所の並びは、上原→上原小学校前→中野→星砂の浜→住吉の順です。

この位置関係になっているのは、西表島の道路が島を一周しておらず、北側の白浜と南東側の豊原を1本の県道で結んでいるためです。路線バスもこの道を行き来する1路線だけで、星砂の浜はそのルートの北側寄りにあります。

西表島交通の公式ページでは、上原港からはレンタカーで15分(営業所までの無料送迎5分を除く)、路線バスで6分と案内されています。一方、南東側の大原港からだとレンタカーで50分、路線バスで72分です。同じ西表島でも、どちらの港に着くかで浜までの距離がまったく変わるので、船を選ぶ前に「浜は島の北側」と覚えておくと段取りが組みやすくなります。

カーナビや地図アプリで調べるときは、「星砂の浜 西表島」と島名まで入れるのがコツです。浜名だけで検索すると、次に説明する竹富島の浜が候補に出てくることがあります。

📍 星砂の浜
住所 〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町字上原289
アクセス 上原港からレンタカーで15分(無料送迎5分を除く)、路線バスで6分(西表島交通の案内)
駐車場 無料駐車場あり(まっぷる掲載値は10台)
公式サイト 公式サイト

竹富島のカイジ浜も「星砂の浜」と呼ばれる

もう一つ注意したいのが名前の重複です。竹富島のカイジ浜も、竹富町観光協会のページで「星砂の浜」という別名が紹介されています。竹富島は石垣港から高速船で10〜15分の島で、西表島とは航路もまったく別です。

ツアー名やブログで「星砂の浜」とだけ書かれていると、どちらの島の話か分からないことがあります。予約サイトのツアーに「星砂探し」とあったら、集合場所がどちらの港かを必ず確認しましょう。西表島の星砂の浜に行くなら、石垣港からの行き先は上原港か大原港です。

竹富島と西表島の星砂の探し方や、それぞれの島へ渡る運賃の違いは、こちらの記事で比べています。

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大きな岩と穏やかな波、海に入ってすぐ魚が見える浜

竹富町観光協会の紹介文では、星砂の浜は「波はおだやか」「大きな岩が多く、小さな魚たちが多数生息」とされています。西表島交通のページでも、海底には岩が多く、岩の割れ目や陰に小さな魚たちが生息していると説明されています。

つまりここは、真っ白な砂が広がって遠くまで泳いでいくタイプの浜ではなく、岩のまわりを水面から眺めるのに向いた浜です。海に入ってすぐの場所でも魚が見られるので、シュノーケルを持っていく価値があります。

一方で、岩が多いということは足元に注意が必要ということでもあります。ビーチサンダルだけでは岩の上で滑りやすいので、マリンシューズを1足持っていくと浜の歩きやすさが変わります。岩場に上がるときも同様です。

💡 旅の段取りメモ

検索・カーナビ・ツアー予約では「西表島」まで入れて確認するのが基本です。竹富島のカイジ浜も「星砂の浜」と呼ばれるため、島名を省くと別の島の情報をつかみやすくなります。

石垣島からどう渡る?上原航路と大原航路の選び方

浜へ一番近いのは上原航路、大人片道3,290円

星砂の浜を目的にするなら、石垣港離島ターミナルから上原港行きに乗るのが基本です。安栄観光の上原航路は、大人片道3,290円・往復6,370円、小人片道1,650円・往復3,200円(2026年9月時点、燃料油価格変動調整金を含む金額)です。

所要時間は直行で約45〜55分、鳩間島経由の便は約70〜80分です。2026年6月20日〜9月30日の時刻表では、石垣発が07:00/08:30/13:30/16:30(鳩間経由)、上原発が08:00/09:30(鳩間経由)/14:30/17:45となっています。10月以降は別の時刻表が公開されているので、秋冬に行く場合は必ず最新版を見てください。

上原港に着けば、浜まではバスで6分、レンタカーでも15分の距離です。船の運賃は大原航路より高いものの、島内の移動がほとんど要らないのが上原航路の強みです。日帰りで浜に長く滞在したい人ほど、このルートの恩恵が大きくなります。

📍 上原港
住所 沖縄県八重山郡竹富町上原
アクセス 石垣港離島ターミナルから高速船で40〜60分
公式サイト 公式サイト

大原航路は船が安くても浜まで遠い

もう一つの選択肢が大原港行きです。安栄観光の大原航路は大人片道2,520円・往復4,880円、小人片道1,290円・往復2,500円(2026年9月時点)で、直行なら約40〜50分です。

ただ、大原港は島の南東側にあるため、星砂の浜までは路線バスで大人1,130円、西表島交通の案内で72分かかります。レンタカーでも50分の道のりです。船の運賃だけを見て大原航路を選ぶと、浜に着くまでの時間とバス代で差が埋まってしまいます。

大原航路が向いているのは、由布島や仲間川など島の東側も一緒に回る人です。「東側を観光してから西へ移動し、星砂の浜で夕方を過ごす」といった島内縦断の計画なら、大原港から入る意味があります。

ルート別の比較(石垣島旅の教科書調べ・2026年9月時点)

比較項目 上原港ルート 大原港ルート
船の運賃(大人片道) 3,290円 2,520円
船の所要時間(直行) 約45〜55分 約40〜50分
浜までの路線バス運賃(大人) 160円(上原停留所から) 1,130円(大原港停留所から)
浜までの路線バス所要 6分 72分
浜までのレンタカー所要 15分 50分

出典:安栄観光の航路ページ、西表島交通の路線バス運賃表・星砂の浜紹介ページ。所要時間は各社の案内値です。

📍 大原港
住所 沖縄県八重山郡竹富町字南風見201-146
アクセス 石垣港離島ターミナルから高速船で35〜40分
公式サイト 公式サイト

上原航路が欠航したら?接続バスの終了も知っておく

上原港は外海に面した航路のため、北寄りの風が強い日は上原航路だけが欠航し、大原航路は動いている、ということが起こります。竹富町観光協会は、上原港行が欠航した場合に大原港から西部地区へバスの無料送迎となる場合がある、と案内しています。

ここで気をつけたいのが、2026年の変更です。安栄観光の上原航路ページには、上原港運航時の接続バスの運行は2026年5月31日をもって終了と明記されています。以前は上原港から白浜方面へ船会社のバスが出ていましたが、今は上原に着いたら自分で路線バスやレンタカーを手配する必要があります。

欠航時の振替バスは船会社ごとに条件があり、座席にも限りがあります。朝のうちに安栄観光の上原航路ページで運航状況を確認し、欠航なら港の窓口で振替の案内を受けてください。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。

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よくある失敗:安い船を選んで浜での時間が削られる

石垣島からの日帰りでありがちなのが、「大原航路のほうが片道で安いから」と大原港に渡り、そこから路線バスで星砂の浜を目指すケースです。原因は、西表島が港から港まで離れた大きな島だと実感しないまま、船の運賃だけで比べてしまうことにあります。

大原港から浜までは路線バスで72分、バスは1日4往復しかありません。大原港発の白浜行きは7:38/10:00/13:35/15:46で、フェリーの時刻とは接続していないと公式時刻表に書かれています。船が着いてからバスまで待ち、さらに1時間以上乗ると、浜で過ごせる時間は想像以上に短くなります。

対策はシンプルで、星砂の浜が目的なら上原航路、東側の観光も入れるなら大原港でレンタカーを借りる、と目的で港を決めることです。帰りの便の時刻から逆算して、浜の滞在時間が何時間取れるかを先に確認しておきましょう。

上原港から星砂の浜へ、バス・レンタカー・送迎どれで行く?

上原港から星砂の浜へ、バス・レンタカー・送迎どれで行く?の解説画像

路線バスは上原停留所から160円、港の中には入らない

上原港から星砂の浜へ一番安く行けるのは、西表島交通の路線バスです。上原→星砂の浜は大人160円(2026年9月時点)で、子ども料金は半額(端数切上げ)。1歳以上6歳未満は同伴の大人1人につき1人まで無料です。

注意したいのは、バスは上原港には入らないという点です。公式時刻表にも「フェリーご利用のお客様は上原停留所をご利用ください」と書かれています。船を降りたら港の中でバスを探すのではなく、上原停留所まで歩いて移動します。

上原停留所から白浜行きに乗れば、上原小学校前・中野を経て星砂の浜に着きます。1日乗車券は大人1,500円・小人750円でバスの中で買えますが、上原と星砂の浜の往復だけなら普通運賃のほうが安く済みます。1日乗車券が生きるのは、浦内川や白浜まで足を延ばして何度も乗り降りする日です。

星砂の浜の路線バス時刻(2026年9月時点で公開の公式時刻表)

便 上原発 白浜行き 星砂の浜発 白浜行き 星砂の浜発 豊原行き(夏期→冬期)
1便 9:05 9:12 7:38
2便 11:07 11:15 10:10
3便 14:35 14:42 13:12
4便 16:48 16:56 16:01→15:52

出典:西表島交通「2026年4月1日改正(夏期時刻)」「2026年10月1日改正(冬期時刻)」の時刻表・運賃表PDF。

帰りの豊原行きは10月1日から最終便が早まる

帰り道で見落としやすいのが、季節による時刻の違いです。西表島交通の路線バスは、2026年4月1日改正の夏期時刻と、2026年10月1日改正の冬期時刻の2種類が公開されています。

星砂の浜の停留所で見ると、白浜行きの4便は夏期・冬期とも同じですが、豊原行き(上原・大原港方面)の最終便だけが変わります。夏期は16:01発、冬期は15:52発です。上原停留所の到着は、夏期が16:10、冬期が16:00です。

上原港に戻って石垣行きの最終便に乗る場合、この数分の違いで港での余裕が変わります。帰りの船の時刻が決まったら、その日の時刻表が夏期か冬期かを確かめ、1本前のバスで戻る計画にしておくと安心です。バスはフェリーと接続していないため、船が遅れてもバスは待ってくれません。

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レンタカーなら15分、上原営業所で借りて島の西側を回る

浜のあとに浦内川や白浜方面も回りたいなら、レンタカーが動きやすくなります。西表島交通の案内では、上原港から星砂の浜までレンタカーで15分(営業所までの無料送迎5分を除く)です。

西表島交通は大原営業所と上原営業所の2拠点でレンタカーを扱い、営業時間はどちらも8:00〜18:00です。上原港着の船で借りて、同じ日に上原へ返すなら、帰りの船の出航時刻と営業時間の両方から返却時刻を決めておきます。

レンタカーのメリットは、1日4往復の路線バスに縛られず、浜での滞在時間を自由に決められることです。子ども連れでシュノーケル道具やクーラーボックスを持っていく場合も、車があると荷物の心配が減ります。料金や車種、予約方法は各社の公式サイトで確認してください。

📍 西表島交通
住所 〒907-1434 沖縄県八重山郡竹富町南風見201-109
電話番号 0980-85-5601
営業時間 大原営業所・上原営業所とも8:00〜18:00
公式サイト 公式サイト

ペンション星の砂の送迎は昼の時間帯に注意

浜の横にあるペンション星の砂は、上原港からの送迎について2026年9月9日にお知らせを出しています。上原運航時の船会社の無料送迎バスがなくなったため、送迎できる時間が限られているという内容です。

特にランチタイムの11:30〜15:00は対応できないことが多く、その時間は路線バスを案内していると書かれています。宿泊や食事で利用する人も、フェリーに乗る前に必ず電話で確認するよう求められています。

昼前後に上原港へ着く便で行く場合は、送迎をあてにせず、路線バスの時刻(上原発11:07・14:35)かレンタカーで動く前提にしておくほうが確実です。

STEP 1
石垣港離島ターミナルで上原港行きの乗船券を買う(大人片道3,290円・2026年9月時点)
↓
STEP 2
上原港に着いたら港の外の上原停留所へ歩く(バスは港に入らない)
↓
STEP 3
白浜行きの路線バスに乗り、運賃160円を払って「星砂の浜」で降りる
↓
到着
帰りは豊原行きの時刻(夏期・冬期で最終便が違う)を先に確認しておく

駐車場・トイレ・シャワーはどこにある?浜の設備を先に把握

無料駐車場はあるが台数は多くない

星砂の浜には無料の駐車場があり、ペンション星の砂のレストハウスはその横にあります。ただ、公的な観光サイトには駐車台数の記載がなく、観光ガイド媒体の掲載値を見ても大きな駐車場ではありません。

駐車場の規模が小さいのは、浜自体が集落のあいだにあるこぢんまりとした浜で、大型の海水浴場として整備されているわけではないためです。夏休みや連休の昼前後は、ツアー客や宿泊者の車と重なりやすくなります。

停めやすい時間帯を狙うなら、午前の早い時間か、夕方に近い時間帯が候補です。満車だった場合に路上や私有地に停めるのは避け、いったん近くの集落側で行き先を変えるか、時間をずらして戻ってくる、という判断を事前に決めておくと焦りません。駐車場の詳細は下の施設カードで確認できます。

トイレは2か所、レストハウスの隣とキャンプ場内

ペンション星の砂のキャンプ場規約によると、トイレはキャンプ場内に1か所、レストハウスの隣に1か所あります。浜で遊ぶ人も、この2か所を使うことになります。

規約には、レストハウス店内のトイレで歯磨きや化粧など長時間の利用は控えてほしい、という一文もあります。レストハウスは宿泊施設の一部なので、着替えや身支度を店内で長く行うのは避け、周りの利用者に配慮して使いましょう。

水着への着替え場所は公的な情報に記載がありません。宿から水着を着ていく、ラップタオルを持っていくなど、着替えの手段を自分で用意しておくと、現地で困る場面が減ります。

シャワーは1人1回15分300円、予約はできない

海から上がったあとのシャワーは、ペンション星の砂の温水シャワーを使えます。料金は1人1回15分300円(2026年9月時点)で、受付は店内です。

公式サイトの規約には「ご予約はできません」「必ず人数分の受付をして下さい」と書かれていて、受付をせずに使った場合は罰金5,000円とする旨も明記されています。家族で使うときも、人数分をまとめて申し出るのがルールです。

15分という時間は、砂を落として髪を洗うには足ります。ただしシャンプーやタオルの貸し出しについては公式サイトに記載がないので、自分で持参する前提で準備しておきましょう。小銭を用意しておくと受付がスムーズです。

📍 ペンション星の砂
住所 〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原289
電話番号 0980-85-6448
営業時間 レストラン喫茶営業 12:00〜19:00(朝食8:00〜9:00は要予約、昼食12:00〜15:00、夕食18:00〜19:00・ラストオーダー18:00)
定休日 冬期休業あり(2025年度は2025年12月1日〜2026年2月28日にペンション・レストラン・売店・ダイビング・キャンプをすべて休業)
アクセス 星砂の浜の駐車場横
駐車場 駐車場あり(台数制限あり)
公式サイト 公式サイト

レストハウスの営業時間と、シュノーケル道具のレンタル

レストハウスの喫茶営業は12:00〜19:00です。食事は朝食8:00〜9:00(要予約)、昼食12:00〜15:00、夕食18:00〜19:00(ラストオーダー18:00)と時間帯が分かれています(2026年9月時点)。

浜に着いた時間が午前中だと、レストハウスの喫茶営業はまだ始まっていません。飲み物や軽食は上原集落で買ってから向かうほうが確実です。

シュノーケル道具を持っていない人は、ペンション星の砂のレンタル料金表にある3点セット1,650円が目安になります。ガイド付きで船から潜りたい人向けには、3点セットとウェットスーツのレンタル込みの一日シュノーケルが大人13,000円・小人11,000円で案内されています(天候により当日ポイントを決定)。

Q. シャワーやトイレは一年中使えますか?
A. 一年中とは限りません。ペンション星の砂は冬期休業があり、2025年度は2025年12月1日〜2026年2月28日に「ペンション・レストラン・売店・ダイビング・キャンプ」をすべて休業しました。冬に行く場合は、シャワーや売店が使えない前提で、タオルや飲み物を持参する準備をしておきましょう。

星の砂は拾っていい?見つけ方と浜のルール

星砂の正体は有孔虫の殻

浜の名前にもなっている星砂は、鉱物の砂粒ではありません。富山市科学博物館の解説によると、星の砂は有孔虫という小さな生物の殻で、卵の殻や貝殻と同じ炭酸カルシウムでできています。

有孔虫が死んだあとも殻は腐らずに残り、ほかの砂と一緒に波で運ばれて砂浜に打ち上がります。星砂の浜は岩場が多く、こうした小さな殻が岩のまわりにたまりやすい地形です。

形がとがった星形のものもあれば、角がすり減って丸っこくなったものもあります。1粒が小さいので、ぱっと見では普通の砂と区別がつきません。見つけられるかどうかは、どこを、どう探すかで変わります。

見つけ方は「岩場沿いの砂に手のひらを押し当てる」

竹富町観光協会は、星砂の探し方として「岩場沿いの砂に手のひらを押し当てて探すと見つかります」と紹介しています。乾いた砂浜の真ん中をすくうより、岩の近くの砂に手を押しつけて、手のひらについた粒を見るほうが見つけやすい、ということです。

手のひらについた粒は、日差しの下でじっくり見ると星形が分かります。スマートフォンのカメラで拡大して撮ると、形がはっきり確認できて、子どもと一緒に探すときも盛り上がります。

探すときの注意点は、岩場の足元です。岩の近くを探すことになるので、マリンシューズを履いてから浜に降りるのがおすすめです。潮が満ちてくると岩場の近くまで波が届くため、海の様子を見ながら短時間で切り上げるくらいがちょうどいい距離感です。

実は「星砂採集禁止」と書かれた規約がある

意外と知られていないのが、浜の横のキャンプ場の規約です。ペンション星の砂が公開している「星の砂キャンプ場ご利用規約」には、「魚貝類・星砂採集禁止」と明記されています。この規約は竹富町の行政指導のもとで運営されているキャンプ場のものです。

観光ガイドの中には「持ち帰り可能」と書いているものもありますが、少なくとも浜の横の施設は採集をはっきり禁じています。星砂は有孔虫の殻が長い時間をかけて打ち上がったもので、訪れる人が少しずつ持ち帰れば浜から減っていきます。

西表島は、ほぼ全域が西表石垣国立公園に含まれる島です。星砂は写真に撮って、手のひらに乗せて眺めたら浜に戻す。お土産にしたい人は、星砂の小瓶やキーホルダーなど、売店で扱っている商品を選ぶのが現地のルールに沿ったやり方です。

📌 押さえておきたいポイント

星砂は岩場沿いの砂に手のひらを押し当てると見つかります。浜の横のキャンプ場規約には「魚貝類・星砂採集禁止」とあるので、見つけたら写真に残して浜に戻しましょう。

海に入る前に確認したい、ハブクラゲと岩場の注意点

6月1日〜9月30日はハブクラゲ発生注意報の期間

夏に星砂の浜で泳ぐなら、ハブクラゲへの備えは欠かせません。沖縄県は毎年6月から9月までハブクラゲ発生注意報を出していて、令和8年(2026年)の期間は6月1日から9月30日です。

沖縄県の案内では、予防策としてクラゲネットが設置されたビーチの利用と肌の露出を避けることが挙げられています。星砂の浜については、クラゲネットの設置状況が公的なページに記載されていません。ネットがある前提で考えず、ラッシュガードやレギンスで肌を覆って海に入るのが基本です。

刺された場合の応急処置は、沖縄県衛生環境研究所のウェブサイトで紹介されています。出発前に沖縄県のハブクラゲ等海洋危険生物のページに目を通し、応急処置の手順を確認しておきましょう。

監視員やクラゲネットの情報がない浜だと理解しておく

観光ガイド媒体の中には、星砂の浜の遊泳期間を「通年」と掲載しているものがあります。ただ、竹富町観光協会のページには、遊泳期間や監視員の配置についての記載はありません。

ここは管理された海水浴場ではなく、自然の浜だと考えておくのが安全です。万一のときにすぐ助けてくれる人がいるとは限らないので、1人で海に入らない、子どもからは目を離さない、体調や海の様子に不安があれば入らない、という判断を自分たちで行う必要があります。

波が穏やかと紹介されている浜でも、風や潮の条件で海の表情は変わります。遊泳の可否を判断する材料として、当日の気象情報や波の様子は必ず自分で確認してください。最新の気象情報は公式でご確認ください。

⚠️ 出発前に確認したいこと

星砂の浜は、遊泳期間・監視員・クラゲネットについて公的な情報がありません。6月1日〜9月30日はハブクラゲ発生注意報の期間です(2026年)。ラッシュガードで肌を覆い、1人では海に入らないこと。当日の気象情報・海の状況は公式でご確認ください。

岩場のシュノーケルは「管理人の指示を仰ぐ」のが現地ルール

岩が多く魚が見やすい浜だからこそ、シュノーケルでは岩のまわりに近づきすぎないことが大切です。ペンション星の砂のキャンプ場規約には「ダイビング、スノーケリング等は管理人の指示を仰ぐこと(事故・ケガが多い為)」と書かれています。

規約にこうした一文があるのは、岩場で手足を切ったり、波で岩に寄せられたりする事故が起こりやすいためです。初めての浜で自分たちだけで沖へ出ていくのは避け、浜に近い範囲で水面から魚を眺めるくらいにとどめておきましょう。

もっと魚の多い場所まで行きたい人は、ガイド付きのツアーを使う方法があります。ペンション星の砂の一日シュノーケルは、3点セットとウェットスーツのレンタル込みで大人13,000円・小人11,000円です(2026年9月時点)。ポイントは当日の天気と海況を見て決まります。

よくある失敗:夏に肌を出したまま岩場で遊ぶ

真夏の星砂の浜で起こりやすいのが、水着だけで海に入り、岩のまわりで魚を追いかけているうちに、クラゲや岩で肌を傷めてしまうケースです。原因は、「波が穏やかな浜」という紹介だけを見て、海水浴場と同じ感覚で海に入ってしまうことにあります。

ハブクラゲ発生注意報の期間は6月から9月で、ちょうど旅行者が増える時期と重なります。そのうえ星砂の浜はクラゲネットの情報がなく、岩も多い浜です。

対策は、ラッシュガード・レギンス・マリンシューズの3点で肌と足元を覆うこと、そして岩に手をついたりしがみついたりしないことです。これだけで、クラゲと岩の両方のリスクを大きく下げられます。

季節と時間帯でどう組む?シーン別の回り方

冬(12月〜2月ごろ)は施設の休業を前提にする

冬に星砂の浜を訪れるときに一番大きいのが、浜の横の施設の冬期休業です。ペンション星の砂は2025年度、2025年12月1日〜2026年2月28日の3か月間、ペンション・レストラン・売店・ダイビング・キャンプをすべて休業し、2026年3月1日から営業を再開しました。

休業期間中は、温水シャワーも売店も使えないと考えておくほうが安全です。冬は泳がずに景色と星砂探しを楽しむ人が多い季節ですが、それでも手を洗う水や飲み物、タオルは自分で持っていく必要があります。

冬は北寄りの季節風が吹く日が増え、上原航路が欠航しやすい季節でもあります。欠航時は大原港からの振替バスに頼ることになるので、日帰りなら帰りの便に余裕を持たせる、できれば西表島に1泊する、という組み方にしておくと計画が崩れにくくなります。休業期間は年によって変わる可能性があるので、次の冬の予定はペンション星の砂の新着情報で確認してください。

よくある失敗:冬に着替えもシャワーも現地頼みで行く

12月や2月の旅行で「シャワーは浜の横にあるらしい」と調べ、タオルも着替えも最小限で出かけてしまうケースがあります。原因は、施設の情報を夏の口コミで確認し、冬期休業の告知まで見ていないことです。

休業中は、足の砂を落とす場所も、温かい飲み物を買う場所も浜の近くにない可能性があります。冬の西表島は、風が吹くと体感温度が下がりやすい季節です。

対策は、ペットボトルの水を足洗い用に1本、ラップタオル、羽織れる上着を持っていくことです。泳ぐ予定がなくても、星砂探しで手や足が濡れるので、小さなタオルが1枚あると助かります。

シーン別:日帰り・子連れ・浦内川と組み合わせる日

石垣島からの日帰りなら、上原航路の朝の便で渡るのが基本です。2026年6月20日〜9月30日の時刻表なら、石垣発07:00か08:30の便で上原に渡り、上原停留所9:05発か11:07発の白浜行きで浜へ向かえます。帰りは上原発の最終便と、豊原行きバスの時刻をセットで確認しておきます。

子連れの場合は、路線バスの本数が少ないことを考えると、上原でレンタカーを借りるほうが動きやすくなります。レストハウスのトイレ・シャワーが近くにあるのは子連れには助かりますが、喫茶営業は12:00〜19:00なので、午前中に着くなら飲み物は持参が安心です。

浦内川と組み合わせるなら、路線バスで星砂の浜→浦内川が大人210円です。浦内川着の白浜行きは9:20/11:24/14:50/17:05なので、午前に浦内川を見てから午後に浜で過ごす、という順番も組めます。

路線バスで行くメリット路線バスで行くデメリット
上原から大人160円で安い(2026年9月時点)
運転しないので帰りの船まで気楽
浦内川など沿線と組み合わせやすい
1日4往復で時刻に縛られる
上原港には入らず停留所まで歩く
フェリーと接続していない

雨や欠航の日は無理に浜へ向かわない

雨の日や海が荒れている日は、星砂の浜で過ごせる時間が限られます。岩が多い浜なので、濡れた岩は滑りやすく、波が高い日は岩場沿いで星砂を探すのも避けたいところです。

上原航路が欠航した日は、大原港に着いてから振替バスで上原へ向かう形になり、浜にたどり着くまでの時間が大きく延びます。日帰りでこの状況になったら、浜は次の機会にして、大原港周辺で過ごす計画に切り替えるほうが、帰りの船に乗り遅れる心配もありません。

こうした判断ができるように、出発前に「欠航したらどうするか」を1つ決めておくのがおすすめです。最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。

まとめ

🚗 この記事の結論

西表島の星砂の浜は上原停留所からバス160円・6分の北側の浜です。上原航路で渡り、季節ごとの休業とクラゲに備えましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 船は上原航路:大人片道3,290円、浜に近い港
  • ✔ バスは港に入らない:上原停留所から乗る
  • ✔ シャワーは300円:1人1回15分、予約不可
  • ✔ 冬は休業に注意:売店・シャワーが閉まる年も
  • ✔ 星砂は持ち帰らない:規約に採集禁止と明記

最初の一歩は、行く日の上原航路の時刻表と、星砂の浜の停留所のバス時刻を並べて見ることです。帰りの船から逆算して浜に何時間いられるかが分かれば、バスにするかレンタカーにするかも自然に決まります。

料金・時刻は2026年9月時点の公式情報です。フェリーは季節ダイヤや気象で変わるため、最新の運航状況・気象情報は公式でご確認ください。

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この記事を書いた人

石垣島旅の教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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