川平湾から北へ車を走らせて、そろそろ米原、というあたりで多くの人が同じことを考えます。「この海、どこに停めればいいんだろう」。米原ビーチは道路から浜が見えにくく、駐車場の入口も一目では分かりません。しかも入口は1か所ではなく、有料と無料の2種類があります。
先に結論をお伝えすると、旅行者が確実に停めたいなら1日500円の有料駐車場です。約60台分あり、シャワー・トイレ・更衣室の利用料も含まれています。無料の駐車場もありますが、こちらは7〜8台程度と小さく、地元の方の利用が中心。到着が昼になるほど、無料側は現実的な選択肢ではなくなります。
この記事では、2つの駐車場の料金と台数の違い、500円に何が含まれるのか、午前9時ごろから満車になる日の混雑の外し方、空港や川平湾からの所要時間、レンタカーを使わない日のバスの乗り方、そして石垣市が公表している利用ルールまで、現地で迷わないための段取りをまとめて整理します。
・米原ビーチの駐車場は有料(約60台)と無料(7〜8台程度)の2か所
・有料は1日500円で、シャワー・トイレ・更衣室の利用料込み
・天気のいい日は午前9時ごろから満車になることがある
・石垣市は「路上駐車せず駐車場を利用」を公式に呼びかけている
米原ビーチの駐車場は有料と無料の2か所|違いは料金だけではない

米原ビーチの駐車場は、性格のまったく違う2つが並んでいます。ひとつは施設利用料込みの有料駐車場、もうひとつは台数の少ない無料駐車場です。どちらに向かうかで、到着時刻の組み方も、荷物の準備も変わります。まずはこの2つの違いを、料金・台数・場所の3点で整理しておきましょう。
1日500円の有料駐車場は約60台。迷ったらこちらで正解です
結論から言うと、旅行でレンタカーを使うなら有料駐車場を選んでおけば失敗しません。料金は500円で、1日あたりの設定です。収容台数は約60台と、この規模のビーチとしては余裕のある部類に入ります。
この駐車場が旅行者向きなのは、料金の中身にあります。単なる場所代ではなく、シャワー・トイレ・更衣室といったビーチ施設の利用料が含まれた「施設利用料込み」の考え方になっているためです。海に入る予定があるなら、着替えとシャワーの場所を別に探す必要がなくなります。
場所はビーチの西側、川平寄りです。県道沿いに駐車場の看板が出ているので、川平湾方面から北上してくる場合は左手を注意して走ってください。海が見えるポイントより少し手前で入口が現れるため、「まだ先だろう」と思って走り続けると通り過ぎます。カーナビは目的地を米原ビーチに設定したうえで、最後の数百メートルは看板を目で追うほうが確実です。
| 住所 | 〒907-0451 沖縄県石垣市桴海644(米原ビーチ内) |
| アクセス | 米原ビーチ西側(川平側) |
| 駐車場 | あり(60台収容) |
無料駐車場は7〜8台。停められたら運がいい規模です
無料の駐車場もありますが、収容台数は約7〜8台程度です。60台の有料側と比べると1割強しかなく、「空いていたら使える」くらいの位置づけで考えておくのが現実的です。
台数が少ないのには理由があります。こちらはもともと地元の方の利用が多いスペースで、観光バスや大人数の車が想定された造りではありません。入口も米原の公民館脇から入る形になっており、初めて訪れる人が県道から見つけるのは簡単ではありません。
利用は先着順です。早朝に到着した人から埋まっていくため、朝いちばんで動く予定なら選択肢に入りますが、ハイシーズンや天気のいい日は早い時間から満車になる可能性があります。そして満車だったときに「近くの路肩に」と考えるのは避けてください。石垣市は路上駐車をしないよう公式に呼びかけています。無料側を狙うなら、埋まっていたら迷わず有料側へ回る、という二段構えで向かうのが安全です。
| 住所 | 〒907-0451 沖縄県石垣市桴海644(米原ビーチ内・米原公民館側) |
| アクセス | 米原の公民館脇から入る |
| 駐車場 | あり(少数) |
有料と無料を数字で並べると、選ぶ基準がはっきりします
2つの駐車場を同じ項目で並べると、料金差以上に台数と設備の差が大きいことが分かります。以下は各種公表情報をもとに石垣島旅の教科書がまとめた比較です。
| 比較項目 | 有料駐車場 | 無料駐車場 |
|---|---|---|
| 料金 | 500円(1日) | 無料 |
| 収容台数 | 約60台 | 約7〜8台程度 |
| 場所 | ビーチ西側(川平側) | 米原の公民館脇 |
| 設備 | シャワー・トイレ・更衣室・自動販売機 | 駐車スペースのみ |
| 向いている人 | 海に入る人・家族連れ | 早朝に浜を歩くだけの人 |
タイプ別に整理すると、判断は単純になります。シュノーケルや海水浴で数時間過ごすなら、着替えとシャワーが使える有料側の一択です。小さな子ども連れなら、トイレと更衣室が同じ敷地にあることの価値はさらに上がります。一方、朝の散歩がてら浜の景色だけ見て30分で帰る、というスタイルなら無料側でも足ります。「滞在時間が1時間を超えるかどうか」を目安にすると迷いません。
1日500円に何が含まれる?シャワー・トイレ・更衣室の中身
「駐車場に500円」と聞くと割高に感じるかもしれません。ただ米原の場合、この金額は駐車スペースの対価だけではありません。何が使えるようになるのかを知っておくと、荷物の準備も変わってきます。
料金は「施設利用料込み」という考え方です
有料駐車場の500円は、施設利用料込みとして案内されています。つまり車を停める権利と、ビーチ設備を使う権利がセットになった料金です。だから「駐車場代は払ったのに、シャワーでまた別料金」という二重払いの心配は基本的にありません。
この方式には現地でのメリットがあります。米原ビーチは監視員が常駐する海水浴場ではなく、設備も浜の一角にまとまっています。入口で一度精算しておけば、あとは砂を落として着替えるまでの動線がすべて同じ敷地内で完結します。小銭を何度も出す必要がないのは、荷物が多い旅行者にとって地味に助かるところです。
支払いのタイミングや方法は現地の案内に従ってください。海から上がってから精算しようと考えるより、到着時に済ませて車のキーと財布をまとめておくほうが安全です。ビーチに貴重品を置いたまま長時間離れる状況は、どの海でも避けたいところです。
シャワーは冷水・10分200円。温水ではない前提で準備する
シャワーの利用料は10分200円で、冷水のみです。温水は出ないため、11月から3月ごろの気温が下がる時期に海へ入る計画なら、上がったあとの防寒を自分で用意しておく必要があります。
これは米原に限らず、石垣島のビーチ設備で共通してつまずきやすいポイントです。本土の海水浴場のイメージで「シャワーがあるなら温かいだろう」と考えて、薄手のタオル1枚しか持たずに海へ入ると、風のある日は上がったあとが厳しくなります。
対策はシンプルで、大判のタオルかポンチョ型のラップタオルを1枚多く車に積んでおくことです。ラップタオルは更衣室が混んでいるときの着替えにも使えます。10分という時間はグループ全員が順番に浴びるには短いので、砂を落とす目的と割り切り、しっかり洗うのは宿に戻ってから、と決めておくと待ち時間のストレスが減ります。
シャワーは冷水のみです。海から上がったあとに体を温める手段は自分で用意しておきましょう。大判タオルを人数分+1枚、そして濡れた水着を入れるビニール袋を車に積んでおくと、次のスポットへの移動がスムーズになります。
トイレは3か所、自動販売機とレンタルショップもあります
米原ビーチにはトイレが3か所あります。浜の規模に対して数がある方なので、子ども連れでも「1か所しかなくて長蛇の列」という状況にはなりにくい構成です。更衣室も設けられており、水着に着替えてから宿を出る必要はありません。
飲み物は自動販売機があります。米原周辺は市街地のようにコンビニが密集しているエリアではないため、この自販機の存在は覚えておく価値があります。ただし真夏の炎天下では自販機だけに頼らず、市街地のスーパーで水やお茶をまとめ買いしてクーラーボックスに入れておくほうが確実です。
さらに、シュノーケルセットやライフジャケットを貸し出すレンタルショップもあります。器材を持ち込まない旅行者でも装備を整えられる環境ですが、米原の海はあとで触れるとおり流れに注意が必要な場所です。ライフジャケットは「泳ぎに自信がある人には不要な道具」ではなく、流れのある海で浮力を確保するための基本装備だと考えてください。
午前9時から満車になる日がある|混雑を外す時間の作り方

約60台という台数は多いように見えますが、条件がそろう日は昼を待たずに埋まります。米原ビーチの駐車場でいちばん多い失敗は、料金でも場所でもなく「到着時刻」です。
天気のいい日は午前9時ごろから満車になることがあります
晴れて風のない日は、午前9時ごろから満車になることがあります。ホテルの朝食を済ませて9時台に出発すると、到着はちょうど満車の時間帯に重なりやすいわけです。
理由は米原の立ち位置にあります。ここは石垣島でも人気の高いシュノーケリングスポットで、個人の旅行者だけでなくツアーの利用者も同じ時間帯に集まります。さらに川平湾とセットで回る定番の観光ルート上にあるため、川平を先に見た人が流れてくる時間とも重なります。
対策は、行程の中で米原を「午前のいちばん最初」に置くことです。朝8時台に着けるように宿を出れば、駐車場の選択肢は一気に広がります。逆に11時から14時ごろは、有料側が埋まっていると打つ手がほとんどありません。どうしてもその時間帯に行くなら、先に別のスポットを回り、15時以降に立ち寄る形へ組み替えるほうが確実です。
早朝の米原は、駐車場も浜も静かです
早朝の時間帯は、この浜がもっとも静かになる時間です。人が少ない時間に着けば、無料駐車場が空いている可能性もありますし、有料側なら海に近い位置に停められます。
早朝が快適なのは混雑だけの理由ではありません。米原ビーチは約1キロメートルにわたって白い砂浜が伸びる地形で、朝の低い光が入るとサンゴ礁の色が浜から見て取れます。日中の混雑した時間帯とは、同じ場所とは思えないほど印象が変わります。
ただし早朝に行くなら、ひとつだけ気をつけたいことがあります。人が少ない時間は、何かあったときに気づいてくれる人も少ないということです。早朝に海へ入るなら単独では行動せず、ライフジャケットを着けたうえで、足の立つ範囲にとどめる判断が要ります。浜を歩いて写真を撮るだけなら、早朝はこのうえない時間帯です。
失敗パターン①:満車であきらめて、路肩に停めてしまう
いちばん多い失敗が、有料も無料も満車で、県道沿いや集落の道に車を停めてしまうケースです。これは避けてください。石垣市は米原海岸の利用ルールとして「車などは路上駐車せず駐車場を利用してください」と明記しています。
原因は、たいてい「ここまで来たのだから」という気持ちです。空港や市街地から30分近く走ってたどり着いた場所で、駐車場が埋まっているからといって引き返す判断は簡単ではありません。しかし米原は住宅のある集落に隣接しており、路上駐車は生活道路をふさぐことに直結します。
対策は、行く前に「満車だったらどうするか」を決めておくことです。たとえば北へ進んで別の海岸線のドライブに切り替える、川平方面へ戻る、時間をずらして夕方に再訪する、といった代替案をひとつ持っておくだけで、その場で無理な駐車をする理由がなくなります。旅程に余白があるほど、この判断はしやすくなります。
満車だったときの「次の行き先」を出発前に1つ決めておきましょう。米原周辺は集落に隣接しており、路上駐車は生活道路をふさぎます。石垣市も駐車場の利用を公式に呼びかけています。
空港から約25〜35分|車での行き方と、回る順番の決め方
米原ビーチは石垣島の北西側、川平湾から少し北に位置します。どこから向かうかで所要時間が変わるので、1日の行程に組み込む前に距離感をつかんでおきましょう。
新石垣空港からは約25〜35分。到着日に寄れる距離です
新石垣空港から米原ビーチまでは約25〜35分です。空港でレンタカーを借りてそのまま北西へ向かえば、到着日の午後でも十分に立ち寄れる距離になります。
幅がある理由は、通るルートと時間帯で走りやすさが変わるためです。石垣島には高速道路がなく、市街地方面を経由すると信号や交通量の影響を受けます。一方で島の北側を回るルートは信号が少なく流れますが、その分カーブと集落内の減速区間が増えます。
実務的なコツは、到着日にいきなり米原へ向かうなら「荷物を積んだまま海に入らない」段取りにしておくことです。到着便が午後の場合、米原に着く頃には日が傾き始めます。泳ぐつもりなら空港到着を午前中の便にするか、初日は浜の景色だけ見て、翌日に改めて海に入る日を作るほうが余裕があります。
石垣市街地からは約30分。買い出しを挟むならこちら
石垣市街地からは約30分です。宿が市街地にあるなら、朝いちばんで出て午前中の空いている時間に着く、という組み方がもっともきれいにはまります。
市街地発をおすすめしたい理由は、途中に買い出しができる店があることです。米原周辺は飲食店やコンビニが密集するエリアではないため、飲み物や軽食は市街地で調達しておくほうが安心です。ビーチには自動販売機がありますが、人数分の飲み物を炎天下で買い足すのは効率が良くありません。
朝8時台に市街地を出れば、9時前には米原に着きます。前の項で触れたとおり、これが満車を避ける現実的なラインです。宿の朝食を待たずに出発し、浜で軽く食べる形にすると、時間の使い方に無理がなくなります。

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川平湾から約15分。セットで回るなら順番が結果を分けます
川平湾からは約15分です。この近さのおかげで「川平湾と米原ビーチ」は石垣島の定番セットになっていますが、回る順番によって快適さがはっきり変わります。
おすすめは米原を先、川平湾を後にする順番です。米原は駐車場の台数が満車リスクに直結するのに対し、川平湾は展望所を眺めるだけなら滞在時間が短く、時間帯の融通が利きます。混雑に弱いほうを先に押さえる、という考え方です。
逆の順番にすると、川平湾で写真を撮ったりグラスボートに乗ったりしているうちに時間が進み、米原に着いたときには有料駐車場が埋まっている、という展開になりがちです。1日で島を大きく回る予定なら、朝の時間をどこに割り当てるかを先に決めてから、残りのスポットを並べていくと組み立てやすくなります。

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レンタカーを使わない日は路線バス|最寄りは「米原キャンプ場」
レンタカーを借りない日でも、米原ビーチには路線バスで行けます。東運輸の路線バスが米原を通っており、最寄りのバス停は「米原キャンプ場」です。ここから浜までは徒歩3〜5分です。
米原に停まるのは4系統。川平リゾート線は経由しません
米原に停まるのは、系統②西回り一周線、系統③東回り一周線、系統⑧西回り伊原間線、系統⑪米原キャンプ場線の4つです。バス停名は「米原キャンプ場」で、近くには「米原ヤシ林入口」というバス停もあります。
ここで間違えやすいのが、川平方面へ向かう系統⑨川平リゾート線です。名前から米原にも行きそうに思えますが、この系統は川平方面が終点で米原は経由しません。川平湾へ行くバスに乗って、そのまま米原まで行けるだろうと考えると乗り継ぎが崩れます。
系統③東回り一周線は川平公園から米原、伊原間、伊野田を通って石垣空港・白保・大浜経由でバスターミナルへ戻る経路です。系統②西回り一周線は米原から川平公園、崎枝を経てバスターミナルへ。同じ米原でも、乗る系統によって次に着く場所がまったく違うので、乗車前に系統番号を確認してください。系統と時刻の最新情報は東運輸の路線バス案内で確認できます。
系統⑪米原キャンプ場線はバスターミナル発8:45と11:30
系統⑪米原キャンプ場線は、バスターミナル発が8:45と11:30の設定です。1日に何本も走る路線ではないので、この2本を軸に予定を組むことになります。
この系統の経路は、米原から川平公園前、シーサイドホテル、クラブメッドを回り、再び川平公園前と米原を通ってサッカーパークあかんまを経由し、石垣空港へ向かう形です。つまり米原と川平の両方を1本でつなぐ路線で、バス移動でこの2か所を回りたい人には使い勝手のいい系統です。
注意したいのは、時刻表が改正されることです。参照した時刻表は令和8年2月からの内容ですが、ダイヤは変わります。旅行前に必ず公式の最新時刻表を確認し、当日は乗り場でも掲示を見てください。バスで行くなら、8:45の便に乗れば午前中の空いている時間に浜へ着けます。

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失敗パターン②:帰りの便を調べずに海へ入ってしまう
バス利用でありがちな失敗が、行きの便だけ調べて浜に着き、帰りの時刻を確認しないまま海に入ってしまうケースです。米原はタクシーが常に流している場所ではないため、帰りの足がないと動けなくなります。
原因は、島の路線バスを市街地の感覚で捉えてしまうことにあります。数十分待てば次が来る、という前提が成り立たない区間があり、1本逃すと次まで大きく空くことがあります。しかも海に入っている間はスマートフォンを見ないので、気づいたときには目当ての便が出たあと、という流れになりがちです。
対策は2つあります。ひとつは、浜に降りる前に帰りの便の時刻を紙かスマートフォンのメモに控えておくこと。もうひとつは、その時刻の30分前にアラームを設定しておくことです。海から上がって砂を落とし、着替えてバス停まで歩く時間を逆算すると、30分は最低限ほしい余白になります。
バスターミナルで系統番号を確認して乗車(系統⑪なら米原と川平の両方を通る)
「米原キャンプ場」バス停で下車し、その場で帰りの便の時刻を控える
徒歩3〜5分で米原ビーチへ。帰りの便の30分前にアラームをセット
停める前に読みたい石垣市の利用ルール|路上駐車と禁止行為
米原海岸には、石垣市が公表している利用ルールがあります。駐車場のことだけでなく、浜での過ごし方まで含めて示されているので、行く前に一度目を通しておくと安心です。
「車などは路上駐車せず駐車場を利用してください」が公式の言葉
駐車について、石垣市は「車などは路上駐車せず駐車場を利用してください」と明記しています。これは混雑期のお願いではなく、通年の利用ルールとして掲載されている内容です。
背景には、米原が住宅のある集落に接しているという地形の事情があります。浜へ向かう道は観光用に整備された専用道路ではなく、そこに暮らす人が毎日使う生活道路です。路肩に車が並べば、通行にも緊急車両の進入にも影響します。
実務的には、駐車場の入口を通り過ぎてしまったときの動きが大事になります。米原周辺の道は路肩が狭く、Uターンできる場所は限られています。通り過ぎたと気づいたら無理に切り返さず、安全に転回できる場所まで進んでから戻ってください。ルールの詳細は石垣市『米原海岸利用ルール』のご案内で確認できます。
海岸への乗り入れ・たき火・バーベキューは禁止されています
車やバイクを海岸へ乗り入れる行為は、石垣市が明確にやめるよう呼びかけています。砂浜まで車で入って荷物を降ろす、という発想はここでは通用しません。駐車場に停めて、荷物は自分で運ぶ前提で準備してください。
火を使う行為も禁止です。海岸でのたき火や花火はやめるよう案内されており、バーベキューやその他火を使う行為も禁止と明記されています。「浜でバーベキューをして夕日を眺める」という計画を立てている場合は、米原ではその予定を組めません。
さらに、サンゴや熱帯魚・シャコ貝などの採取は自然公園法と沖縄県漁業調整規則で規制されています。サンゴの損傷、魚に餌を与える行為、水中銃の使用も禁止です。砂浜からサンゴのかけらや砂を持ち帰ることも控えるよう求められています。米原ビーチは西表石垣国立公園に指定されたエリアで、法律による保護が及ぶ場所だと理解しておいてください。
集落内での水着着用は避ける。生活道路を通る前提で動く
駐車場からビーチまでの間や、バス停から浜へ向かう道では、水着のまま歩かない配慮が求められています。集落内での水着着用は避けるのがマナーとして案内されています。
これは景観の問題というより、そこで生活している人への配慮です。観光地の一部のように見える道でも、住民にとっては家の前の道です。ラッシュガードやTシャツを羽織る、パーカーを持っていく、といった一手間で解決します。
ゴミの持ち帰りも同じ考え方です。米原はゴミ箱が並ぶ管理型の海水浴場ではありません。飲み物の容器や食べ物の包装は、持ち込んだ人が持ち帰る前提です。車で来ているなら、ゴミ袋を1枚多めに積んでおくだけで、この問題はほぼ解決します。
米原ビーチは西表石垣国立公園のエリアです。サンゴや貝の採取、海岸への車両乗り入れ、たき火・バーベキューは禁止されています。持ち込んだものは持ち帰り、集落内では水着の上に1枚羽織りましょう。
泳ぐ前に知っておきたい米原の海|遊泳危険区域とベストシーズン
駐車場の段取りが決まったら、最後に海そのものの性格を押さえておきましょう。米原ビーチはシュノーケリングで知られる一方、流れに注意が必要な海としても知られています。
米原ビーチは遊泳危険区域。リーフカレントが起きる海です
米原ビーチは遊泳危険区域に指定されています。監視員が常駐して遊泳区域をブイで区切るタイプの海水浴場ではなく、自己判断で入る海だという前提が必要です。
危険とされる理由は、この海の流れにあります。米原周辺は潮の流れが速く、サンゴ礁特有の引き潮であるリーフカレントが発生します。リーフに囲まれた浅い場所に入った海水が、切れ目から沖へ勢いよく戻っていく流れです。浅くて穏やかに見える場所から、突然沖へ運ばれることがあります。
だからこそ、レンタルショップでライフジャケットを借りられる環境があることに意味があります。シュノーケリングをするなら単独では行動せず、ライフジャケットを着け、リーフの切れ目に近づかないこと。そして自信の有無にかかわらず、当日の海況を現地で確認してください。安全に関わる判断は、この記事ではなく現地の状況と公式の気象・海況情報を基準にしてください。
米原ビーチは遊泳危険区域です。石垣市も、荒天時(警報発令時・台風接近時・台風通過時)の遊泳は非常に危険だと注意を呼びかけています。当日の気象・海況の最新情報は必ず公式でご確認ください。
ベストシーズンは5月〜10月。冬は北風で条件が変わります
米原ビーチのベストシーズンは5月から10月です。水温と気候が安定し、サンゴと熱帯魚を見る条件が整うのがこの時期になります。
一方、冬季は北風が強く吹く日が増え、遊泳が難しくなる可能性があります。石垣島の冬は本土ほど気温が下がりませんが、風が強い日の体感は数字以上に低くなります。シャワーが冷水のみであることを考えても、冬に泳ぐ計画は慎重に立てたほうがいいでしょう。
ただし冬に行く価値がないわけではありません。この時期は駐車場が混みにくく、約1キロメートル続く白い砂浜をゆっくり歩けます。海に入らず景色を楽しむ日と割り切れば、冬の米原はむしろ静かで気持ちのいい場所です。台風接近時や高波が予想される日は、安全上の理由で遊泳が制限される可能性があります。

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実は、駐車場が空いている日ほど注意が必要です
意外と知られていませんが、駐車場がガラガラの日は「ラッキー」とは限りません。天気のいい日は午前9時ごろから満車になる場所が、昼過ぎでも空いているとしたら、それは海のコンディションが良くない日である可能性があります。
風が強い、波が高い、天候が崩れている。そうした日はツアーの利用が減り、個人の旅行者も予定を変更します。結果として駐車場に余裕が生まれます。つまり駐車場の埋まり具合は、その日の海況を映す簡易的な指標として読めるわけです。
実務的には、「今日はやけに空いているな」と感じたときこそ、海に入る前に立ち止まってください。浜に出て波の様子を見る、周囲に泳いでいる人がいるかを確認する、レンタルショップが営業しているかを見る。停めやすさと泳ぎやすさは、この海では必ずしも一致しません。
| 住所 | 〒907-0451 沖縄県石垣市桴海644 |
| 電話番号 | 0980-82-1535 |
| アクセス | 新石垣空港から約25~35分、石垣市街地から約30分、川平湾から約15分 |
| 駐車場 | あり(有料・無料両方) |
| 公式サイト | 公式サイト |
まとめ:米原ビーチの駐車場は有料500円が基本、朝の到着で選択肢が増える
米原ビーチの駐車場選びは、料金を比べる話というより時間の使い方の話です。有料と無料の差は500円ですが、朝8時台に着くか10時に着くかの差は「停められるかどうか」に直結します。最初の一歩として、旅程表の中で米原を午前のいちばん最初に置けるかどうかを見直してみてください。それだけで、この場所の難易度はぐっと下がります。
なお、料金・設備・バスの時刻はいずれも変更されることがあります。掲載の内容は2026年8月時点で確認したものです。おでかけ前に、石垣市および各運行会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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